しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

献立帖

2017-07-16 | 本棚
百閒の『御馳走帖』は、へたすりゃ一杯食わされる、キモダ飯だが
それよりも私は
つる屋(澪)の「はてなの飯」を食べてみたい。

みをつくし献立帖 (ハルキ文庫 た 19-9 時代小説文庫)
クリエーター情報なし
角川春樹事務所


はてなの飯、蓮の実の粥、鮪の浅草海苔巻き、蓮根の射込み…
もともとはレシピのリクエストに応えるためだったらしいが、
物語誕生の秘密、新・旧つる屋ご近所案内、名前の秘密…の「内緒話」

その時々の名言(?)も添えてある。料理から話を噛みしめる楽しみもある。
「才のある者には手ぇ貸さんと、盛大に恥かかしたり」(嘉平「八朔の雪」12ページ)
「あさひ大夫を、お前(澪)が身請けしてやれ」(清右衛門「今春の春」142ページ)
「受ける側が聞く耳を持っているのは、忠告をした側にとっても幸せなことです」(板村堂「夏天の虹」247ページ)


澪と野江の幼い日の思い出
『貝寄風(かいよせ)』(書き下ろし)もおいしい。
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