墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

第9地区

2010-05-05 16:33:04 | 映画(た行)
「異星人のDNA」
世界で唯一の存在。それゆえ様々な思惑に巻き込まれ…。

【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソンが製作を担当し、アメリカでスマッシュヒットを記録したSFムービー。突然地球に難民として降り立った正体不明の“彼ら”と共に暮らすことになる人間の困惑と、マイノリティーとして生きる“彼ら”とのドラマをしっかりと見せる。本作で監督と脚本を担当し、デビューを飾ったのは新人のニール・ブロンカンプ。俳優たちも無名ながらも迫真の演技を披露する。そのオリジナリティーあふれる物語と、摩訶(まか)不思議な“彼ら”の造形に目を奪われる。
ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如南アフリカ上空に姿を現す。攻撃もしてこない彼らと人間は、共同生活をすることになる。彼らが最初に出現してから28年後、共同居住地区である第9区のスラム化により、超国家機関MNUは難民の強制収容所移住計画を立てるのだが……。

「goo 映画」こちらから

第9地区 - goo 映画


すごく斬新なSF作品。
宇宙でドンパチの要素は全く無い。
なんだか非常にリアリティーを感じてしまった。
宇宙人の飛来先が南アフリカ。
世界的に有名な大都会に現れていないところもまたリアル。

異星人の収容計画を担当することになった主人公。
その活動中妙な液体を浴びてしまう。
そのことから、彼は異星人のDNAを受け継いでしまう。
手から始まる異星人への変異。
何とかこれまでの生活に戻りたい。
そんな苦悩の姿がまたなんとも痛ましい。

そして、登場する人がまた、とても利己的な人間ばかり。
人間って、こんなにずるい人ばかりでは無いようにも思う。
しかし、大きな利害が絡むと人は、「なんとしてでも」と、利権獲得に動く事はあることと思う。MNUも、スラム街のボスも。
過去の歴史の中であった、人種を始めとする様々さ差別。
その幾ばくかを想像させるような行動。
宇宙からの難民達が本当に生まれるかどうかはわからない。
歴史は繰り返すというが、本当にある事ならば起こりえないともかぎらないと感じる事。
人間の醜さというものも、感じてしまう作品でもある。
「アバター」もそうだったが、人類が優位にたつスタイルのSF作品。
なんだか、恐ろしさを感じて止まない。

とにもかくにも、宇宙難民と人間の利権主義の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (14)   トラックバック (16)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ハート・ロッカー | トップ | シャッター アイランド »
最近の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
宇宙難民 (たんぽぽ)
2010-05-05 21:02:18
こんばんは。お久しぶりです。
結局恐ろしいのはエイリアンよりも人間なんですよね。
姿形は異なっても、お互い意思疎通が出来て、感情もある・・・となれば、なんとでもなるものです。
人類もそのうち住めなくなった地球を捨てて、どこかの星の難民になったりして・・・。
この映画、B級っぽいのに変にリアリティのあるところが結構気に入りました。
こんばんは (飾釦)
2010-05-05 21:34:39
「ハートロッカー」の記事にTBさせていただき、コメントをいただいた飾釦です。

この「第9地区」は私にとっては5年に一度くらいの衝撃のあった映画でした。理屈はいらない。ただただ面白い!そんな映画でした。こちらの記事にもTBさせていただきます。
Unknown (KLY)
2010-05-05 23:14:28
斬新なアイディアが秀逸でしたよねぇ。人間より全てに上回る、それもあんなどでかい宇宙船に乗ってきてる相手を囲い込んで難民にしてしまうという設定。そして何故かそれにしたがっているエイリアンたち。大体同意書にサインをって言われて「違法だ!」って人間とエイリアンの会話じゃないですよ。(笑)
そんななかにアパルトヘイトや、ホロコーストのような人間の過去の罪悪を詰め込んでくる。それももってまわってではなくてストレートに。全てが斬新でリアルでした。
お邪魔します♪ (由香)
2010-05-06 23:56:09
斬新な映画でしたよね~
私もどういう展開になるのかと最後まで見入りました。
でも、何故か生理的に受け付けないところがありました。面白いんだけど引いちゃう―って感じで、、、
とても評判がいい映画を好きになれなくて残念でした(泣)
Unknown ()
2010-05-07 18:09:33
まさに斬新!
どちらがエイリアンで、どちらが人間なのかわからなくなりますよね。
野蛮な奴・・・  は、人間のほうだったように思います。
たんぽぽさんへ (de-nory)
2010-05-10 23:43:51
たんぽぽさん。こんばんは。
すっかりご無沙汰ですし、反応悪いし。
スミマセン。

本当に、人間という生き物は恐ろしいですね。
欲に駆られて見えなくなると、何をするやら。
飾釦さんへ (de-nory)
2010-05-10 23:46:19
飾釦さん。こんばんは。
反応悪くてスミマセン。

斬新で衝撃的。SF好きの私としては、毛色が違う作品でとても楽しめました。
KLYさんへ (de-nory)
2010-05-10 23:48:42
KLYさん。こんばんは。
反応悪くてスミマセン。

いろんな意味で面白かった作品でした。
何だか妙にリアルなSF。
印象深い作品になりました。
由香さんへ (de-nory)
2010-05-10 23:57:24
由香さん。こちらにもありがとう。

残念でしたね。
感じ方は人それぞれですから、それもまた映画のたのしみのひとつですよ。
亮さんへ (de-nory)
2010-05-10 23:59:38
亮さんへ。こんばんは。いつもありがとう。

斬新な作品。
宇宙人を侵略しているのは、正に地球人。
地球にいながら、侵略。
作り方がすごいです。
こんにちは (tatsu)
2010-05-12 18:48:15
de-noryさん、こんにちは。
先ずエイリアンの存在が面白いと思いました。

エイリアンが敵ではなく保護すべき存在として描かれる事、
一方彼らは地球人の数倍の威力のある武器を持ちながら
地球を侵略したり地球人を殺そうとしない事。

エグイ外見に似合わず優しい気持ちを持っている事
こんな風に描かれたエイリアンは初めてだと思います。

tatsuさんへ (de-nory)
2010-06-03 07:38:35
tatsuさん。こちらにもありがとう。

そうなんですよね。
いろんなところが斬新な映画だったと思います。
少しだけ、SFの観方が変わりました。
お礼 (クマネズミ)
2010-06-06 05:50:29
de-noryさん、わざわざ私のブログにコメントしていただきありがとうございます。
体調を崩されていたとのこと、既に回復されたことと思いますが、お体には十分お気を付け下さい。
この映画は、そんじょそこらのSF物とは随分と変わっていて、de-noryさんがおっしゃるように「人間の醜さというものも感じてしまう作品」でもあって、「なんだか妙にリアル」で、大変優れていると思いました。
クマネズミさんへ (de-nory)
2010-06-07 07:35:26
クマネズミさん。こんにちは。
お心使い感謝しています。
もう、すっかりおじさんの中核をになう年齢ですので、なかなか若い頃のようには行きません。(涙)

なんだか変にリアルなSF。その斬新さに「まいった!」といった感じでした。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

16 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
第9地区 (LOVE Cinemas 調布)
2010年アカデミー賞作品賞ノミネート作品。エイリアンが難民として受け入れられるという斬新なアイディアを元に、主人公を襲うとある事件を通してエイリアンと人間の関係を描き出したSFムービーだ。プロデューサーを『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャク...
ニール・ブロムカンプ監督 「第9地区」 (映画と読書とタバコは止めないぞ!と思ってましたが…死にそうになったので禁煙か?)
この映画の監督、ニール・ブロムカンプは今作が初の長編映画デビューとなる無名の監督 出演者も有名な人はひとりも出てません。 ただプロデューサーが「ロード・オブ・ザ・リング」3部作や「キング・コング」で有名なピーター・ジャクソン監督って事と… アカデミー賞...
映画「第9地区」(監督:ニール・ブロムカンプ)を見た (飾釦)
■配給:2010年 ■監督:ニール・ブロムカンプ ■出演:シャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームス、ジェイソン・コープ、ヴァネッサ・ハイウッド、他 映画が始まってからスナック菓子を開けようとするが、なかなか袋を破ることができずガサガサと暗闇で音を立てて...
第9地区 (★YUKAの気ままな有閑日記★)
第82回アカデミー賞で4部門もノミネートされた話題作評判も良さそうなので楽しみにしていた。がっ・・・【story】正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が突如南アフリカ上空に姿を現し、攻撃もしてこない彼らと人間は共同生活をすることになる。彼らが最初に出現してから28年...
第9地区 (必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー!)
[第9地区] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ おみくじ評価:中吉 2010年29本目(28作品)です。 【あらすじ】 ある日、巨大な宇宙船が南アフリカのヨハネスブルク上空に出現。 南アフリカ政府は船内のエイリアンを難民として受け入れ、“第...
第9地区 (映画と本の『たんぽぽ館』)
本当に恐ろしいのはエイリアンではなく・・・               * * * * * * * * 巨大な宇宙...
映画 『第9地区』 (BLOWING WIND・風のふくまま)
  映画 『第9地区』@丸の内ピカデリー   製作国 : アメリカ 製作 : ピーター・ジャクソン 監督 : ニール・ブロムカンプ 出演 : シャルト・コプリー オフィシャルサイト『第9地区』 第9地区 - goo 映画 {/m_0058/} 南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に突...
第9地区 (映画的・絵画的・音楽的)
 『第9地区』を渋谷東急で見てきました。  おすぎが、「いろいろな所で、書いたり、喋ったりしています。「第9地区」は“今年度ナンバー1”の映画だと…。早々と今年も始まったばかりの2月に、この作品を見 て、私は他にどんなスゴイ映画が来ても「第9地区」ほど蘊蓄の...
『第9地区』 変態を繰り返す映画 (映画のブログ)
 【ネタバレ注意】  『第9地区』の原型となった6分間の短編『Alive in Joburg』は、言葉遊びから始まっているのだろう。  南アフリカの人々に...
第9地区 (★★むらの映画鑑賞メモ★★)
作品情報 タイトル:第9地区 制作:2009年・アメリカ/ニュージーランド 監督:ニール・ブロムカンプ 出演:シャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ、ヴァネッサ・ハイウッドほか あらすじ:ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎...
第9地区/District 9(映画/DVD) (映画を感じて考える~大作、カルトムービー問わず映画批評)
[第9地区] ブログ村キーワード第9地区 (原題:District 9)キャッチコピー:人類、立入禁止。製作国:アメリカ/ニュージーランド製作年:2009年配給:ワーナー・ブラザース映画、ギャガジ...
第9地区 (District 9) (Subterranean サブタレイニアン)
監督 ニール・ブロンカンプ 主演 シャールト・コプリー 2009年 アメリカ/ニュージーランド/南アフリカ映画 111分 SF 採点★★★★ 強いメッセージ性なりテーマ性を持った作品を観た直後こそ、そのことに対し色々と思いを馳せるもんですが、如何せん日々だらだ...
「第9地区」(DISTRICT9) (シネマ・ワンダーランド)
南アフリカ共和国出身の米新鋭監督、ニール・ブロンカンプが長編デビューを飾ったSFムービー「第9地区」(2009年、米、111分、N.ブロンカンプ脚本、ワーナー映画配給)。この映画は、巨大な宇宙船が漂着し、異星人が難民扱いとなった南アを舞台に、政府の新た...
【映画】第9地区…宇宙人は当然隔離するでしょ、とか言っちゃダメなの? (ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画)
ドラクエではホイミ。FFではケアル。で、天外魔境では何だったっけ …ということで、最近 “広井王子”という名前を久しぶりに聞いたピロEKです。 まずは、この週末の過ごし方から… 一昨日、2010年10月16日(土曜日){...
第9地区 (RISING STEEL)
第9地区 / DISTRICT 9 2009年 アメリカ/ニュージーランド映画 トライスター製作 監督・脚本:ニール・ブロムカンプ 製作:ピーター・ジャクソン 撮影:トレント・オパロック プロダクション...
『第9地区』 映画レビュー (さも観たかのような映画レビュー)
『 第9地区 』 (2009)  監  督 :ニール・ブロムカンプキャスト :シャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ、 ヴァネッサ・ハイウッド、ジョン・ヴァン・スクール、マリア...