墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

路上のソリスト

2009-06-10 21:28:56 | 映画(ら行)
「Rey/レイ」のジェイミー・フォックス。「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr。
二人の共演。そして、何だか泣けそうな内容。これは見るべし!と思い映画館へ。
期待が大きかったのかな。あまり泣けませんでした。
しかし、音楽物は映画館ですね。
音の表現が変わっていました。
以前TVで観たことがある。音に色があるという内容。
いろいろな色が不規則に画面を這いまわる感じ。そんな表現をしていた。
死して、演奏のシーンの多くは上空から地上を見下ろすような映像とからませてありました。まるで、音には神が宿るかのような表現でした。
なかなか、効果的だったと思います。

思って、行動を起こす。しかしそのことは他人からはどのように見られているであろう。
その思いを汲み取ってみられるわけではないことも多くある。
心の中は、他人には見えないから。
「彼を助けたい。そんな思いはいつしか彼を自らの為に利用していた。
だが、助けたい気持ちが、少しだけ彼を変えた。変わらないのはチェロの音色だけ。」
心のふれあいと言うよりは、心のすれ違いが話しの軸だった感じがします。
だから、期待と違い泣けなかったのだろうと思います。
ふれあいのある温かい映画を期待しただけに残念。

とにもかくにも、気持ちは、少しだけでも伝わった映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】
「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督が、米ロサンゼルスを舞台に2人の男の友情を描いた人間ドラマ。
ロサンゼルス・タイムズの記者スティーブ・ロペスは、ある日路上で2弦しかないバイオリンを弾くホームレスを見つける。その男の名はナサニエル。かつては将来を嘱望された天才チェロ奏者だった。その音に見せられたロペスは、彼を路上生活から救い出そうとコラムを執筆し始める。ナサニエルが路上生活者になった理由は、彼の精神的病が起因となっていたのだ。
主演はジェイミー・フォックスとロバート・ダウニー・Jr.。脚本は「エリン・ブロコビッチ」「イン・ハー・シューズ」のスザンナ・グラント。

「goo 映画」で更に詳しく。
こちらから



路上のソリスト - goo 映画


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
チェロの音が好き (たんぽぽ)
2009-06-11 21:53:13
こんばんは~。
ここのところ、観ている映画がとても重なっているようですよ。
こちらもトラックバックさせていただきました。
この作品は、まあ、泣ける作品ではありませんが、でも私は結構好きでした。
「夏時間の庭」も観たので、近々、私のほうもUPします。
ありがとう (de-nory)
2009-06-12 07:30:24
>たんぽぽさんへ
いつもよっていただいてありがとうございます。
人も音楽のように表裏無く素直に心に響けばいいのに。
私も、いい映画だったと思います。

「夏時間の庭」の記事のUP楽しみにしています。
おじゃまします (ピロEK)
2009-07-25 13:58:07
おじゃまします。私のブログにコメントありがとうございました。
私の反応は随分と遅くなってしまい申し訳ありません

この映画は、音楽系の感動作だと勝手に思っていたので…こいつは映画館で観ないと…と思って遠く福岡市の映画館まで足を運んだのですが(私は北九州市在住です)、なんか期待とは違って少し困りました。
先入観とか過大な期待さえ寄せなければ、もっと良い映画として鑑賞出来たと思うんですけどね。

私のブログに頂いたコメントにも返事を書かせていただいています。良かったらそちらも読みに来てくださいね。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願い致します。
こちらこそ! (de-nory)
2009-07-26 09:58:38
ヒロEKさん。
こんにちは、コメントありがとうございます。
ヒロEKさんの記事のREコメントで、絵を褒めていただいてまして、ありがとうございます。
とてもうれしいです。絵は私のブログの軸ですから、もっといいものが描けるよう、もっとがんばりますね。

期待感は時として映画鑑賞の心を曇らせますよね。
後から、冷静になって、DVDで見直すと意外と良かったといった経験、いっぱいしてますよ。
これも、DVDでもう一度。ですね。

「お涙頂戴目的」や「音楽物は映画館で」など、私の映画への接し方ととても感覚が似てるなー。って思っています。
また、寄られてもらいます。
今後ともよろしく!。

コメントを投稿