宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

宝満山の入峰(平成20年編2)

2008-05-12 | Weblog

峰入登拝の道中1 10:30
法螺の合図にはさまざまな意味があるそうです。
先頭やシンガリの位置や場所を確かめたり、
その合図に答えたり。
本州の峯中では熊除けにも・・・


中宮での読経(般若心経) 11:20
宝満山の本地仏である十一面観音の石像が
中宮の大講堂跡にある石祠に祭られており、
その前に勢ぞろいした一行が力強く読経。


峰入登拝の道中2(笈) 11:30


峰入登拝の道中3(山伏につづく参加者)


山上座主坊跡での解説(永福院さん) 12:50
紫の房が先達の印。


仏頂山の心蓮祠


仏頂山心蓮祠報告祈祷 13:20
宝満山開基の伝説の人心蓮上人を祭る。
この頂は宝満山頂829.6mより高く標高868.7m。
またの名を「元宝満」。


鎖場登坂1 13:50


鎖場登坂2


宝満山頂に至る 13:55


山頂祈祷1 14:00


山頂祈祷2 14:10(解散)

この山頂での解散の後、
今回初めて宝満山での入峰に参加した
「新客」3名に対しての
「入峰灌頂」が一の鳥居上手の水場で
厳かにおこなわれました。
希望の参加者も灌頂に預かることが出来たようです。
(大先達は本行院さんか)


参加者に配られた「入峰証」札。
山頂で竈門神社神職が配られた引換証を
下山して社務所で頂けるものです。

入峰の際に札所などに奉納された
「碑伝(ひで)」の形状を模して
つくられているところが心憎いのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。