究極の自己満足オーナーさんへ贈る







DAYTONAより770kmほど離れた地より高速をひた走る事9時間
7月3日11時 パールホワイトのZ34Version.nismoが入庫しました。

予めメール、お電話にて滞在スケジュールや、お取り付けになるパーツの仕様等 細かな打ち合わせを行っていましたので、あとはオーナーさんの到着を待つのみの状況でしたが、実際にお会いしてみると・・・ 当たり前ですけど電話越しに『声』は何度も聞いているし、『想い』は全身で感じているし、メールのやり取りでもオーナーさんの雰囲気はなんとなく伝わってきていましたので、実際にお会いしてもなんか初対面ではないような気がすごくするんですよね。
和気藹々と雑談を交えながら再度打ち合わせの確認を行い1泊2日での作業を開始します。

・DFV OHLINS Version.DAYTONA 
・4輪アライメント調整
・仮想1G組み込み
・DAYTONA TRACTION HOOKS
・SPOON リジットカラー前後
・ZOOM モナコミラー シルバーカーボン仕様

作業内容から行ってもタイトスケジュールではありませんが、一度福岡を離れていきますと簡単に行き来出来る距離ではありませんから、作業が慎重になるのは当然ですが一番気をつけたポイントは車高と減衰ポジションの調整でした。
減衰力は20段階調整式です。 通常使用時に10クリック戻し程度で僕が望む減衰力の立ち上がりになるように創っています。
Version.NISMOの場合 オーナーの好みもありますが強めの減衰力で安定することが多く、これは車によっても路面によっても天候によっても気分によっても異なりますが、先にも書きましたように一度僕の手を離れましたら簡単には手を入れにくい距離関係ですから、組立後も通常の2倍、3倍の試走距離で車高とダンパーストローク、減衰力、そしてアライメントの確認を行いました。

今回より採用となったリア正立式ダンパーの感触を確かめながらステアリングを握っていると、ふとZ34向けDFV OHLINS Version.DAYTONAをTESTした日々のことを思い出しました。 当初、Z33向けDFV OHLINS Version.DAYTONAの完成度が高すぎるあまりZ34向けDFV OHLINSはハードルが高くなる一方でした。
市街地で感じが良くても高速に乗ると振られてしまったりその逆があったり。 相当なまでに頭を悩ませた事 なぜか思い出しながら試走点検しました。
今、DFV OHLINS Version.DAYTONAに乗ると当時の苦労話が信じられないほど 素晴らしくいい状態に仕上がっています。 逆に『どうやって、このSETを見つけることができたんだろう?』って自分で乗って鳥肌がたつほどワクワクさせてくれるサスペンションセッティングが完成されています。 

本日、昼過ぎには納車の予定にしていました。
タイトスケジュールではないにしても時間には限りがありますので、午前中に一旦は納車の用意を進めましたが洗車前のVersion.nismoを10分ほど眺めていると『どうしてもフロントを5mm下げたい』と思うようになり、それから車高を下げ 当然ですが4輪アライメントも測定、調整をやり直し。2時間ほど時間はかかりましたが約束の時間には十分間に合います。
車高のダウン量など細かなことは全ておまかせでオーダーいただいていましたので、結果とてもシックリ来た!と僕は自己満足できましたし、アライメントも車高を落としたことでトータル+1.2mmズレが生じましたが再調整で基準値に合わせることができこちらも満足。

予定通り正午過ぎにオーナーさんが来店してくれ、入念な説明と共に無事車両を引渡しできました。
最初に書いたように「以前からお付き合いがあるオーナーさん」って感覚が、僕は今も強く残っていて 帰っていく姿を見ていると寂しさもいっぱい。
もっと話したいしもっと一緒に過ごしたい・・・名残惜しくてたまらない気持ちになりながらも、オーナーさんの笑顔を見ていると無事にお見送り出来た安堵感でいっぱいに。

究極の自己満足を求めにやってきたオーナーさんへ、究極の自己満足で送り出すことができました。







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