world and word

最近僕は一日の終わりに見るニュースの合間に「世界の車窓から」を見ることを楽しみにしています。
トゥルッ トゥットゥットゥ トゥ〜ルル〜トゥル〜♪♪
というあの音楽が流れてくると同時に僕の旅も始まります。



約5分間で時には数百キロを旅し、肌の色も言葉も違う人たちとふれあい、世界を垣間見ることができる、
もちろんそれは広い世界のごくごく一部分に過ぎないのですが、はじめて見る景色や食べ物や文化はとてもおもしろく僕を夢中にさせてくれます。
世界はあまりにも広いですが、僕の場合1日5分の世界旅行を楽しんでいます。 しかも毎日です。どうしても番組を見れない日にはハードディスクに録画しているほどの粘着です(笑)

一方妻は歴史オタク(よくわかりませんが戦国時代限定らしい)なので歴史小説好きはもちろんのこと歴史書や歴史のTVが大好きで、毎週NHKの大河「天地人」を楽しみに一週間を生きていました。

しかしそれもとうとうクライマックス。
リアルタイムで見ることはできませんでしたので、後日変な椅子に座って(寝て)見ることでしょう。




最近ではゲームやドラマの影響で歴史好きになる女の子が増えているようでそんな女のこのことを「歴女(レキジョ)」と呼ぶそうですが、どんな理由にせよ温故知新の精神をもって古き時代を知ったうえで現代に生きることは素晴らしいことと思います。
それぞれの戦国武将の戦略や生き様、それをそばで支えた戦国の女性たちの強い精神は、混沌とする現代社会を生き抜く上での指針となるものがあると思います。
一時のブームではなく現代の礎となった歴史を大切に正確に後世へ伝えていきていきたいものです。

正確にといえばこの天地人の第45回大阪の陣の放送の際のこと。



今際の際の仙桃院様が上杉景勝に向かって「そなたは謙信公(上杉謙信)を越えておる」と言ったところ景勝が「とんでもございません」というシーンがありました。
それを見ていた妻は「とんでもございません」はヘンだ!「とんでもないことでございます」だ!と言い始めました。
何といっても聞かないのでじゃぁNHKに直接聞いてみれば?というとほんとにNHKにメールを送っていました。
気になるNHKからの回答は「とんでもございませんは以前は誤用でしたが、平成19年の調査で70%の方から「気にならない」という回答が得られたので、文化庁の敬語の指針により問題ないという結果が得られています」という回答がきたそうです。
妻は「現代はそうでもこの時代でその言葉はおかしい」とさらに抗議したところ「どちらも正しい認識として今後ともNHKをよろしくお願いします」と。



こうして妻の抗議はあっけなく却下されたのでありました(笑)

正しい日本語を使うことは大切なことだと思いますが現代社会では日本語ともなんともつかない言葉が氾濫していますし、その言葉の乱れに敏感なはずの妻でさえ平気でTVで人気の流行語を使っています。
現代は現代なりの言葉の使い方というものがあるわけですから、重箱の隅をつつくようなちょっとした言葉の乱れにいちいち神経を尖らせることなく時代とともに変化する言葉も受け入れるべきなのでしょう。
しかし確かにそこある日本語の深みのある美しい表現だけは守りつつ、大切なものを次の世代へと受け継いでいきたいものです。

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