三月 2009年07月15日 | うた 三月の港の傍の公園の護岸が砕く波を見ていた きみ来ぬを知りながら待つぢつと待つ西の空より不穏なる雲 これでもう心の内よりすつかりときみは消えりと呪文の如く ただいまと深夜ゆえ言わぬ今宵は 俺が帰るは此処でよいのか