日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

岡田JAPAN試練の10月3番勝負第2戦  日本VSスコットランド

2009年10月11日 | soccer

木曜日の香港戦では、岡崎慎司選手のハットトリックなどで6-0と圧勝し、3連戦を白星スタートで飾ったサッカー日本代表。3連戦第2戦となる10日は、日産スタジアム(横浜国際競技場)でスコットランド代表と対戦しました。スコットランドは現在FIFAランク30位と日本より格上です。石川直宏や森本貴幸といった新戦力の出場が期待されたこの試合、欧州の強豪相手に勝利できるか?


10日のスタメンはこちら。
GK 1 川島永嗣
DF 2 阿部勇樹
DF 6 内田篤人
DF 12 岩政大樹
DF 15 今野泰幸
MF 5 稲本潤一
MF 14 中村憲剛
MF 20 本田圭佑
MF 21 石川直宏
MF 27 橋本英郎
FW 19 前田遼一
前回の香港戦で出場した選手はベンチ入りし(中澤・岡崎・長友・西川・長谷部は外れました)、先発メンバーも大きく変わりました。GKには川島が入り、代表デビューの岩政は阿部とセンターバックを組みます。中盤には本田と石川が揃って先発起用、FWは前田の1トップ。今回は稲本がキャプテンを務めます。


日本のキックオフで始まったこの一戦、開始3分に憲剛のパスを受けた石川が相手DFを交わしてクロスを入れますが、相手DFにブロックされます。スコットランドは5分、左サイドのスローインからウォレスがクロスを上げるが、今野がクリアする。日本は6分に本田が中央からミドルシュートを放つ。しかしボールはゴール左に外れてしまいます。
この後スコットランドが中盤でボールを回す時間が続き、12分に憲剛のスルーパスから石川が抜け出すもオフサイド。スコットランドは15分にCK、16分にはFKと2度のセットプレーのチャンスも得点に結びつかず。17分、内田が右サイドから攻め上がって早いクロス、憲剛が飛び込みますが、上手くミートできません。19分には石川が中央からドリブルで持ち込んでシュートを打つもGKにキャッチされました。日本は25分過ぎにCKが続き、25分は憲剛が左CKをファーサイドに蹴るもクリア、27分には左CK&右CKもスコットランドの堅守に阻まれる。29分、スコットランドは中央やや左よりからのFKをベラが飛び込むが、ボールに届かずラインを割った。
前半残り10分を切り、日本は35分に憲剛が本田のパスを受けると、ペナルティエリア左からシュートを狙うがサイドネットに直撃。40分に今野ロングボール→石川がクロス→憲剛左足狙うもダメ。43分には右サイドでのパス回しから石川が中央から狙うも決められず。更には本田が仕掛けるもシュートはGKがキャッチ。終始攻め続けるも先制点が奪えず。両チーム無得点で折り返します。

後半も日本がペースを握ります。後半4分、憲剛が左サイドで今野にパス、今野がクロスを入れるも相手に当たりCK。続くCKで前田が飛び込んで行くが、オフサイドの判定を取られた。対するスコットランドは、6分にコルドウェルが浮き球のパスを出すと、途中出場のS・フレッチャーが抜け出すが、DFがクリアします。
迎えた後半11分、日本は前田に代えて森本貴幸を投入。森本がついにフル代表デビューを果たした!イタリアで培った実力を発揮する事ができるか?後半13分、森本がさっそく見せます。憲剛のロングパスに抜け出し、ボールを追いかけに行くんですが、GKが先にキャッチ。シュートを打つことができず。19分、ほぼ中央の位置でFKを獲得した日本は、本田が左足で直接シュート!惜しくもGKにパンチングされ、こぼれ球を内田が詰めてシュートするが、ボールはゴール左に逸れる。最大の決定的シーンだったのに…。
後半20分、日本は一気に3人を投入し、松井大輔・大久保嘉人・徳永悠平がピッチに入ります。22分、スコットランドは日本のボールをカットしたアダムがドリブルで持ち込んでシュートするが、右に外れる。28分、日本のクリアミスからS・フレッチャーが抜け出してGKと1VS1。フレッチャーがかわそうとするが、飛び出してきたGK川島が足でクリア。ピンチを凌いだ日本は31分、左CKから岩政が飛び込むがバーを超える。32分には森本が裏に抜け出すと、相手DFをかわしてヒールパスを出す。これを受けた松井のシュートは枠を捉えられず。
両チーム無得点のまま迎えた後半37分、森本がドリブルで仕掛け、本田が途中出場の駒野友一にパス→駒野が中央へクロスし、クリアしようとしたスコットランドDF・ベラの足に当たり、そのままゴールネットへ。オウンゴールでようやく先制点が生まれました。1点を追うスコットランドはロスタイム前に反撃を仕掛けるが、クリアボールは精度を欠く。そしてロスタイム、日本は今野→駒野がグラウンダーのクロス、これを受けた森本がシュートするもDFにブロック。しかしこぼれ球を本田が流し込んでゴール。勝利を決定づける追加点が決まり、日本が2-0でスコットランドに勝利しました。


オウンゴールによる1点のみ、勝ってもスッキリしないまま終わるのかと思ったけど、最後の最後で本田の追加点が決まってよかったですよ。本田はオランダ遠征で存在感を示せなかったんですが、この日はゴールの他にも惜しいFKもあったので久々にアピールする事ができました。次こそは本田のFKゴールに期待したいところです。
今回ようやく代表デビューを果たした森本選手は、相手ディフェンスラインを抜け出す、ヒールパスと随所で見せ場を作り、ロスタイムには反転してのシュートを放ったんですが、惜しくも相手に阻まれました。代表初ゴールは次戦以降に持ち越し、早く森本のゴールが見てみたい!
最も勝利に大きく貢献したのが、後半36分から途中出場した駒野選手。短い時間帯で全ての得点に絡む活躍を見せました。登場からわずか1分後に自らのクロスで先制点を生むと、ロスタイムには低いクロスを入れて、本田の2点目に繋がりました。短い時間で好仕事を続けたのは素晴らしい。駒野選手は先日の香港戦は右サイド、今回は左サイドでプレー。代表選手で両サイドを上手くこなせるのは駒野さん以外いるかな?
これで10月の3連戦を2連勝とした岡田JAPAN、次戦は14日に宮城スタジアムでトーゴ代表と対戦します。3連戦最後の試合は、俊輔や長谷部といった海外組や香港戦のメンバーも出場を予定、代表定着のラストチャンスに賭ける選手も途中から出てくると思います。森本と岡崎の2トップが実現できたら嬉しいですね。格下相手に快勝し、3連戦全勝できるように頑張ってください!



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