日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

戸崎圭太が3日連続重賞勝ち!中山では新成人の藤田菜七子が2018年初勝利。

2018年01月09日 | 競馬

3日間開催の最終日だった1月8日は、京都競馬場で3歳馬の重賞競走・第52回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ・芝1600m 11頭立て)が行われました。2日連続で重賞を勝っている戸崎圭太鞍上の③アーモンドアイ、札幌2歳ステークス2着②ファストアプローチ、こうやまき賞を勝った⑨カフジバンガード、函館2歳王者⑪カシアス、①スターリーステージ、⑧プリュス、⑦ツヅミモンなどが出走しました。


スタートでアーモンドアイが後手を踏んでしまう。ファストアプローチ、カフジバンガードも後方から。先行争いでツヅミモンが前に出るが、カシアスがハナを奪う。3番手グループには⑥ブランモンストル・⑤マイネルエメ・④ベルガドの3頭が固まる。6番手にスターリーステージ、その内側からファストアプローチが並びかけ、8番手プリュス、9番手カフジバンガード、アーモンドアイが10番手につけ、最後方に⑩ヒシコスマーという展開。
外回り3コーナーに差し掛かり、先頭のカシアスは前半800mを49.0秒で通過。ツヅミモンがピッタリと2番手、ブランモが3番手に上がり、外側からプリュスが5番手上昇。スタステ7番手、アーモンドとファスアプが8,9番手で並び、カフバン10番手。人気上位はみんな中団より後ろのポジション。
4コーナーから最後の直線に入ってもカシアスが先頭だが、ゴール残り300mでツヅミモンがカシアスに並び、2頭が叩き合う。内からファストアプローチ、さらに大外からアーモンドアイが追い込む。ゴール残り100mでカシアスが盛り返すもツヅミモンも抵抗。しかし、アーモンドがその2頭を一瞬で抜き去り先頭でゴールイン!大外強襲のアーモンドアイ、差し切り勝ちでシンザン記念を制しました。


幾多のGⅠ馬を輩出してきたシンザン記念は、単勝1番人気のアーモンドアイが優勝。前走の未勝利戦に続いての連勝を飾りました。カシアスとツヅミモンの2着争いは、ツヅミモンが2着、カシアスが首差の3着。2番人気のファストアプローチは4着、3番人気のカフジバンガードは5着でした。
重賞初勝利のアーモンドアイは、国枝栄厩舎に所属。父・ロードカナロア、母・フサイチパンドラ、母の父・サンデーサイレンス。両親がGⅠ馬の超良血です。鞍上の戸崎圭太騎手と馬主のシルクレーシングは、金杯、フェアリーステークスに続き、3日連続で重賞制覇!2度あることは3度ある!正月から重賞勝ちまくりで縁起がいいですねぇ。
前走の未勝利戦では3馬身半差の圧勝。3戦目のこの日はスタートで出遅れた影響で後方を追走しましたが、最後の直線で大外から一気の追い込みを見せ、最後は1馬身3/4差をつけての完勝。道悪の馬場でも突き抜けるような走りっぷりは大物を予感させる。トライアルか桜花賞でラッキーライラックとの対決が楽しみです。




中山競馬場では、今年新成人を迎えた20歳の藤田菜七子騎手が4鞍に騎乗。3鞍目の7レース・サラ系4歳上1000万下(ダート1200m 16頭立て)では、⑭ビックリシタナモーに騎乗しました。
ビックリシタナモーは単勝のオッズで2番人気に支持。スタートしてすぐに後方に下げると、後方2番手を追走。3,4コーナーあたりで外に持ち出して徐々に順位を押し上げる。そして最後の直線で菜七子騎手が持ったままの状態で前の馬達をごぼう抜き。先に抜け出した②タガノヴィッターとの差を詰め、最後はほとんど並んでゴールイン。ストップモーションの映像でも、ヴィッターとビックリの2頭が同体。長い写真判定の結果、タガノヴィッターとビックリシタナモーが1着同着となりました。

というわけで、1着同着だったけど、藤田菜七子騎手が2018年の初勝利を挙げました。成人の日に勝つなんて「持ってる」よなぁ~。開幕3日目で早くも勝利を手にしたので、昨年の15勝を更新しそうな予感もします。
ビックリシタナモーとは過去2度コンビを組み、昨年12月10日の中京でのレースで、最後方から怒涛の追い上げで1着。舞浜特別(12月23日@中山)でも大外から突っ込んで来たけど惜しい2着。これが3度目の騎乗でしたが、2度目の勝利を飾りました。菜七子騎手とビックリの相性が抜群なのもそうだけど、馬の鬼脚と同着に「ビックリシタナモー」。これからも全国の競馬ファンをビックリさせてください。





この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第96回全国高校サッカー選手... | トップ | 2年連続日本一へ!ホークス... »
最新の画像もっと見る

競馬」カテゴリの最新記事