日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

今度は府中でまつりだ!キタサンブラックJCを完勝で飾る!

2016年11月27日 | 競馬

国際招待レース・第36回ジャパンカップ(GⅠ・芝2400m 17頭立て)が27日、東京競馬場で行われました。毎年豪華メンバーが集結するJC、今年は、春の天皇賞馬①キタサンブラック、昨年の有馬記念馬④ゴールドアクター、皐月賞馬⑨ディーマジェスティ、ドバイターフ覇者⑯リアルスティール、元ダービー馬⑦ワンアンドオンリー、さらにはアルゼンチン共和国杯を勝った⑰シュヴァルグラン、菊花賞2着⑭レインボーライン、④ルージュバック、昨年2着⑥ラストインパクトが出走。海外勢からは、2年連続挑戦の⑧イラプト(フランス)と⑮ナイトフラワー(ドイツ)、初来日⑤イキートス(ドイツ)の3頭が参戦しました。


単勝の人気は、キタサンブラックが3.8倍で1番人気。2番人気がリアルスティール(4.2倍)、ゴールドアクター3番人気(4.5倍)。4番人気のディーマジェスティ(7.5倍)まで1ケタ台で、5番人気以降は⑫サウンズオブアース、シュヴァルグラン、ルージュバック、レインボーライン、ナイトフラワーと続きました。

スタートでキタサンブラックがポンと飛び出し、ゴールドアクター、リアルスティール、シュヴァルグラン、ルージュバックも好スタートを見せる。先行争いでキタサンブラックが先手を取ると、ワンアンドオンリー、リアルスティールも先行策に出る。ゴールドアクター・サウンズオブアースは4番手グループ、ルージュバック・シュヴァルグラン・イラプトは中団につけ、ディーマジェスティ・ナイトフラワー・イキートスは後方でスタンド前を通過した。
1コーナーを回り、キタサンブラックが先頭、2番手ワンアンドオンリー、ゴールドアクターがインコースの3番手を追走し、リアルスティールが4番手追走。イラプトが5番手に上がり、6番手ラストインパクト、7,8番手の位置にルージュバックと⑪フェイムゲームが並ぶ。中団では⑩トーセンバジル・②ビッシュ・サウンズオブアースの3頭が9番手集団を作り、シュヴァルグラン12番手、13番手イキートス。14番手レインボーライン、内から⑬ヒットザターゲット、真ん中ディーマジェスティが並びかける。そしてナイトフラワーがしんがりを追走。
3,4コーナー中間点を過ぎ、キタブラがまだ先頭、ワンオンが2番手追走。3番手争いではゴルアクとリアスティ、外からラスパクも迫る。ルージュ・サウンズ・シュヴァルは中団、ディーマとレインボーはまだ後方待機。
最後の直線に差し掛かり、逃げるキタサンブラックに、ワンアンドオンリー、ゴールドアクター、リアルスティールなどが追い込んでくるが、キタブラがゴールまで残り300mを切ったところで再び引き離す。残り200mでサウンズオブアースが大外から追い上げるが、キタサンブラックがそのまま先頭でゴールイン!キタサンブラック逃げ切って完勝!今年2度目のGⅠタイトル獲得です。



ジャパンカップ 全着順&払戻金
1着①キタサンブラック    2分25秒8
2着⑫サウンズオブアース  2馬身1/2
3着⑰シュヴァルグラン     クビ
4着③ゴールドアクター    1/2馬身
5着⑯リアルスティール     クビ
6着⑭レインボーライン
7着⑤イキートス
8着⑦ワンアンドオンリー
9着④ルージュバック
10着⑥ラストインパクト
11着⑩トーセンバジル
12着⑮ナイトフラワー
13着⑨ディーマジェスティ
14着⑧イラプト
15着⑬ヒットザターゲット
16着②ビッシュ
17着⑪フェイムゲーム



単勝  ① 380円        
複勝  ① 150円  ⑫ 290円  ⑰ 330円
枠連  [1]-[6] 2340円        
馬連  ①-⑫ 2570円
馬単  ①-⑫ 3990円        
ワイド ①-⑫ 910円  ①-⑰ 930円  ⑫-⑰ 2070円       
3連複 ①-⑫-⑰ 8050円        
3連単 ①-⑫-⑰ 36260円



東京競馬場の2016年のフィナーレを飾る一戦は、キタサンブラックが逃げ切って快勝しました。大外から追い込んだサウンズオブアースが2着、6番人気・シュヴァルグランが3着に入りました。3番人気のゴールドアクターが4着、2番人気だったリアルスティールが5着。2頭とも直線伸びきれず、特にリアスティは先行策が裏目に出ましたね。3歳勢はレインボーラインが6着、ディーマジェスティ13着、ビッシュはブービーの16着。海外勢は、イキートスの7着が最高で、ナイトフラワー12着、イラプト14着という結果に終わりました。
前走の京都大賞典に続いての連勝を飾ったキタサンブラックは、昨年の菊花賞、この春の天皇賞に次いで、GⅠ競走3勝目。鞍上の武豊騎手は、ジャパンカップ史上最多の4勝目。1位入線だったブエナビスタが降着し、ユタカ騎乗のローズキングダムが繰り上がりで優勝した2010年の時以来です。清水久詞調教師と、馬主の北島三郎さんは同レース初勝利。北島さんはこの日も表彰式で「まつり」を歌ってました。次の有馬記念は「与作」でお願いします。
今回のキタブラは完勝以外の言葉が出ないくらいの強い競馬でした。スタートもしっかり飛び出し、勢い良く飛ばすかと思ったら、スローに持ち込む。府中名物の長い直線で脚がいっぱいになるかと思いましたが、粘るどころか再び加速して後続を突き放し、ライバルたちを完封しました。ジャパンカップでの逃げ切り勝ちは、2003年のタップダンスシチー以来だそうです。強い内容で勝ったんだから、来年のドバイシーマクラシックに挑戦してほしいなと思っています。
これで今年GⅠで2勝をマークし、年度代表馬の有力候補に浮上。体調が万全なら次走は有馬記念の予定。ファン投票の1回目中間発表では、サトノダイヤモンドを抑えての1位。有馬でも1番人気になって、キッチリと勝利しそうだが…。キタブラの勢いを止める馬も出て来てほしいものだ。

来週は中京競馬場で秋のダート王者決定戦・チャンピオンズカップが行われます。目下6連勝中のアウォーディー、ホッコータルマエ、コパノリッキー、サウンドトゥルー、ノンコノユメ、モーニンのダートGⅠ馬のほかに、武蔵野ステークスを勝ったタガノトネール、みやこステークス優勝のアポロケンタッキー、UAEダービー馬・ラニ、3歳馬・ゴールドドリームなどが登録しています。






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