日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

北京五輪壮行試合 日本VSオーストラリア

2008年07月25日 | soccer

北京五輪開幕まであと14日と迫ってまいりました。U-23サッカー日本代表は24日にホームズスタジアム神戸でオーストラリア代表と対戦。北京で戦うメンバーになってからは初めての試合となります。オーストラリアは北京にも出場するアジアのライバル国。本番ではA組でアルゼンチン、コートジボワール、セルビアと対戦します。反町JAPANにとって重要な壮行試合2連戦の初戦、果たして勝利なるか?

この日のスタメン
GK 18 山本海人
DF 3 吉田麻也
DF 4 水本裕貴
DF 5 長友佑都
DF 7 内田篤人
MF 2 細貝萌
MF 8 本田圭佑
MF 14 香川真司
MF 16 本田拓也
FW 15 森本貴幸
FW 17 李忠成
GKにはブログでの失言問題で波紋を呼んでいる西川周作ではなく山本が、激戦区の両サイドは右に内田、左では長友がスタメン入り。FWは森本と李の2トップでした。

開始3分、オーストラリアは右サイドからパス交換で攻めますが、ボールは吉田がクリアします。日本は6分、左CKを香川が蹴るがボールは豪州GKがパンチング、こぼれ球を水本が中央からロングシュートを放ちますが、ボールはバーを越えていきます。8分には本田圭のスルーパスに森本が抜け出すもシュートまでには持ち込めず。15分、右サイドから内田→本田圭→森本とパスを出すが、森本が相手DFに阻まれる。19分、森本は本田拓のパスを受けると中央からシュートを狙うがGKに弾かれる。22分、日本は右寄りのFKを本田圭が左足で狙うが、ボールは壁に当たってCK。続くCKで森本が頭で合わせるもダメ。日本の時間帯が続きますが、なかなか先制ゴールが生まれません。
日本ペースで迎えた24分、豪州はトンプソンが右サイドで突破するとクロスを入れるが、ここは長友がクリアします。30分にはまたもトンプソンがドリブル突破してクロスも日本DFが何とか抑えます。そして34分、ロングボールを吉田が胸で落とすが、ボールはルカビチャに渡ってしまう。奪ったルカビチャはトンプソンにパス。これを受けたトンプソンのシュートが決まってオーストラリアが先制。吉田のクリアミスが先制のきっかけとなってしまいました。
早く同点に追いつきたい日本は、1分後に李がミドルを放つがGKに弾かれてCK。続く左からのCKで吉田が飛び込むも届かず、細貝が頭で合わせるもゴール右上に外れます。41分、右サイドで内田が仕掛けると中央へスルーパス。パスを受けた森本はペナルティエリア中央でヒールパス、最後は走りこんで来た香川が押し込んで同点!勢いに乗る香川は前半終了間際に中央から狙うもGKにキャッチされる。前半は1-1の同点で折り返します。

後半開始と同時に日本は李を下げて谷口博之を投入。森本の1トップで逆転を狙います。しかし、開始早々ピンチが訪れます。内田のクリアボールがルカビチャに直撃。最後はサーキーズがシュートを放ちますが、GK山本がキャッチします。1分後、今度は日本にチャンス。内田が右サイドで突破してクロス、谷口がシュートを狙うもポストに直撃。7分、香川が中央でスルーパスを出すと、本田圭がシュートを打つも枠を捉えられず。15分、内田→本田圭とつないで森本にパス、森本が反転しながらシュートを放つもダメ、直後には右サイドからのクロスを森本が頭で合わせるもゴール上に外れました。
日本はこのあと、森本に代えて豊田陽平、本田圭から岡崎慎司と次々投入。22分には香川→長友と繋ぎ、最後は水本がシュートを放つも相手にブロックされます。24分には内田が相手のクリアボールを直接狙うが右に外れる。日本の攻撃の前に防戦一方だったオーストラリアは、35分にザドコビッチがクロスを上げますが吉田が頭でクリア。クリアしたボールはあわやオウンゴールでした。
そして試合も終盤に突入、残り10分を切った所で安田理大が登場。安田が左に入ったことで長友は右にポジションチェンジ。41分、オーストラリアは途中出場のトロイージがシュートを放つが左に外れる。このまま引き分けに終わるかと思われた後半44分、左サイドで安田が仕掛けると、クロスと見せかけて谷口にパス。受けた谷口がクロスを入れて、最後は岡崎が低い位置でヘディングシュート。岡崎のシュートは右ポストに直撃するとそのままゴールに吸い込まれて行き逆転!これが決勝点となり、2-1でオーストラリアに勝利。ラッキーな勝利で壮行試合2連戦の初戦を飾りました。


運も味方につけた反町ジャパンがアジアのライバルを下すことが出来ました。決勝点を挙げた岡崎のヘッド、この試合を見ていた殆どの人はたぶん外れたかと思っていたでしょう。もし普通に外れていたら引き分けで終わってました。内容からすれば体格で勝るオーストラリアを圧倒しました。先制されたシーンは吉田がミスしてしまいましたが、そのあとDF陣が集中した守りを見せました。攻撃陣では香川が同点ゴールを決めると、そのあとチャンスを何度も形成。同点弾をアシストした森本のパスは本当に上手いですね~。あのパスはイタリア仕込みなのでしょうか?
注目のサイドバック陣ですが、右サイドでスタメンの内田はスルーパスがきっかけとなり同点、途中出場の安田は左サイドから逆転を呼ぶ仕掛けで勝利に貢献、クロスを上げればさらに良かったんですけどなあ。左サイドで先発して終盤右に移った長友はフル出場しました。サイドバックのレギュラー争いは本番まで過熱しそうです。次のアルゼンチン戦もサイドバック組の活躍に注目してください。


さて、男子代表が対戦する前に女子代表(なでしこジャパン)もオーストラリアと対戦しました。前半から宮間あやを中心にチャンスを作りますが、なかなかオーストラリアの守備陣を崩せない&GKのファインセーブでなかながゴールが生まれず。そして43分、宮間のクロスを澤穂希が完璧なヘッドで先制点を挙げます。後半も日本の勢いは止まらず。後半開始早々に宮間のスルーパスに反応した永里優季が決めて2点目。後半終了間際には、入ったばかりの丸山桂里奈がドリブルを仕掛けるとペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このPKを自ら決めて勝負あり。終始オーストラリアを圧倒したなでしこジャパンが3-0で快勝。北京五輪に向け上々の滑り出しを見せました。
女子はやはり決めるべき人が決めてくれるというような試合でした。澤のゴールもあれば宮間が2アシストで大活躍。いつも通りの試合運びだったように思えます。なでしこJAPANは対オーストラリア戦3連勝だそうです。決定力では男子より勝っていると思うので、本番の北京でもゴールを期待しています。次は宮間と大野忍のゴールが見てみたいですねえ。

というわけで、男女ともオーストラリアに勝利したサッカー日本代表。29日のアルゼンチン戦(国立競技場)は五輪前最後の試合です。女子は昨年の女子W杯で対戦して1-0で勝利、男子は2大会連続の金メダルを目指して来日。強豪相手にどのような戦いを見せるのか?オーバーエイジでリケルメが日本に来ておりますが、五輪代表入りが全くわからないメッシは本当に来るんでしょうか?マジで来たらファンも大盛り上がりなんだけど…。最後の壮行試合、男女とも良い内容で五輪に弾みをつけて欲しいものです。頑張れなでしこ&反町JAPAN!




にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« また東北で震度6級の大地震! | トップ | 36歳の小久保が19歳・唐川を... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (スポーツ瓦版)
2008-07-25 19:23:50
TB有り難う御座いました。
メッシ来れば嬉しいですが厳しそうですね。
スポーツ瓦版さん (魔胃蹴)
2008-07-25 23:12:28
バルセロナ側がメッシの五輪代表入りに「NO」と言っているから厳しいですよね。普通に来日していたらメッシのプレーが見られるんですがねえ…。

soccer」カテゴリの最新記事