なんだかんだで1ヶ月も滞在してしまった広州に別れを告げ、極寒の北京へ戻ることにしました。
広州はすっかり暖かくて、もっと長居していたいのはヤマヤマなのだけど、帰らざるを得なくなったのです。
例の大家から電話がかかってきて、「どこにいる?」と聞かれました。
「まだ広州だけど」
「そうか…。じゃあ、帰ってきてから話す」
「どうかしたんですか」
「実は…、給湯器が壊れて、階下から苦情がきたんだ」
うちの給湯器は、家を暖めるために各部屋に張り巡らされている水道管と直結しているのです。
きっと、この寒さで水道管が凍って破裂したに違いありません。
「それって、部屋じゅう水浸しってことですよね」
「直したから大丈夫だ。心配するな」
直したっていうのは給湯器のことで、部屋じゅうの物が濡れてることについては全然大丈夫じゃないと思うのだけど。
あれもこれも濡れてしまっているのじゃないかと思うと、すごくブルーになります。
今後は他にも日本とのやり取りとか、北京での撮影の手伝いとかの予定もあるので、とりあえず急いで北京に戻ることに。
まだ列車のチケットは売り切れの状況だったため、1200元も払って航空券を買いました。
趙大勇に帰ると告げると、彼は生後9ヶ月になる愛娘を抱きながら「バレンタインに帰らないといけない用事でもできたんだろ」とニヤケています。
バレンタインじゃなくて破裂した給湯器のせいだなんて、説明する気にもなれません。
お見舞いチョコを贈りたい方はどうぞご遠慮なく。
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