Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年7月6日(木) 六甲山系の、あまり知られていない自然度の高いルートを歩く

2017年07月06日 | 山登りの記録
■メイン写真
瑞宝寺谷を分け入っていくと、太鼓滝が現れる


■今回のコース
有馬温泉→瑞宝寺公園→展望デッキ→(瑞宝寺谷西尾根)→車道出合→一軒茶屋→
(黒岩谷西尾根)→土樋割峠→東おたふく山登山口バス停


六甲山系には、登山地図にも、メジャーなガイド本にも載らないような
マイナーな登山道が多い。
そして、決して難しいバリエーションルートというわけではなく、しっかりした
踏み跡もテープもあり、固定ロープまで付けられたりして、読図さえできれば
日帰り登山装備で行けてしまうルートがけっこうある。

この日、歩いてきた瑞宝寺谷西尾根と黒岩谷西尾根は、ともにその典型例。
登りも下りも、市販地図に載っていないルートで、しかも六甲最高峰を踏めると
いうのは、なかなかお得な感じがするできないか。



梅田からバスで有馬温泉に向かい、金の湯の横を抜けて、いわゆる温泉街から出る。
杖捨橋を渡り、メープル有馬の手前を川沿いに詰めると、瑞宝寺公園に着く。



瑞宝寺公園は紅葉の名所として有名。カエデが多い!
瑞宝寺は慶長9年(1604年)に有馬の大黒屋宗雪が瑞宝庵を築いたあと、
その孫が黄檗宗に帰依し、寛文13年(1673年)に寺として開いたという。
明治6年(1873年)に廃寺となったが、山門は明治元年(1868年)に伏見桃山城から
移設されたものだ。現在は公園として整備されている。

豊臣秀吉がこの地でしばしば茶会を催し、カエデやサクラが美しい境内を
「いくら見ていても飽きない」と、褒め称えことから「日暮らしの庭」とも呼ばれる。



公園を奥へ奥へと進み、「癒しの森」へといざなう標識から山道に入る。
すぐ、瑞宝寺谷を渡渉し、太鼓滝へと。小ゴルジュの向こうに滝が覗く。
そのすぐ背後に砂防堰堤があるのが玉にキズ。



展望デッキに出る。



瑞宝寺谷から、北側の眺めが得られる。
ちゃんと晴れたら、有馬富士や千丈寺山などが見えるのだが、この日はイマイチ。



デッキの横に、イワガラミが花を咲かせていた。

展望デッキから正直に登山道をたどれば筆屋道に続くのだが、デッキの真裏から
尾根の急坂をとる。踏み跡程度に見えるが、明瞭である。
これが瑞宝寺谷西尾根なのだ。



強烈な急登の連続に辟易するが、それも一時の我慢。明るい岩峰も出てくる。

ところどころヤブを分けて進まなければいけないのも、里山歩きの醍醐味。
最近はシカの食害で下草が消えてしまった山も多い中、このルートは
下草を含め、中層、高層まできっちりと植生が維持されている。



昔懐かしい低山の"表情"に感激しつつ登り続けると、ササが出てきた。
六甲山系は山頂部が近づくとササが出てくることが多い。



最後は腰の高さほどあるササ薮だ。
朝まで雨が降っていたようで、ズボンは露でぐしょぐしょに。
レインウェアを着ればいいのだが、暑い夏の日は、ちょっと濡れたくらいが
ちょうどいい。



「瑞宝寺谷西尾根の頭、897m」と書かれたプレートがある。
ピークというにはちょっとハテナな場所だし、この名も一般に浸透ししているとは
いえないだろう。



そこからほんの少しで、車道に出る。一軒茶屋までは100mちょっとだ。



正直言って、もう飽きるほど来ている六甲山頂だが、リスペクトのため寄ってみた。

一軒茶屋から七曲り方面への道には入らずに、数メートル左にあるササ薮の
踏み跡に入る。道標はないから、知っていないと、まず入る気がしないだろう。



しばらくすると踏み跡は明瞭なルートになる。黒岩谷西尾根だ。
ちょうどササユリが数輪、咲いていてくれた。



顕著な尾根筋に変わり、たまに、開けた露岩に出る。眺めに変化が出てよい。



赤い岩肌が脆くぼろぼろ崩れる道を慎重に下る。
2箇所ほど、固定ロープが垂れ下っており助かる。



黒岩谷の巨大堰堤を見下ろしながら、あのもう少し下あたりに下りるのかな~と
見当をつけつつ下る。



まるで探検をしているような地形もあって、おもしろい。



黒岩谷西尾根は意外に短く、黒岩谷にすんなり下ってしまう。
ここまでの探検ムードはどこへやら、沢を渡渉したら、あっけなく林道に
出てしまった。



林道を左に進むと、50mほどで土樋割峠に出て、半時間もかかららずにバス停へ。

最高気温は30度を超えたこの日。確かに汗はいっぱいかいたが、道中、意外に
涼やかな風が吹いており、幾度となく心地よさを感じた。。


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