Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年5月9日(火) 赤目四十八滝から長坂山の新コースを周回!!

2017年05月10日 | 山登りの記録
■メイン写真
長坂山の手前は絶壁。赤目の門前界隈が眼下に見下ろせる

■今回のコース
赤目四十八滝駐車場→日本サンショウウオセンター→不動滝→大日滝→千手滝→
布曳滝→百畳岩→荷担滝→琵琶滝→(引き返す)→百畳岩(長坂山登山口)→
里見峠→林道合流→山道に入る→長坂山→長坂山下山口→駐車場

赤目四十八滝は風光明媚な渓谷で有名だが、遊歩道が完備されていて観光客向け。
トレッキングの対象ではない。
しかし昨年3月に、名張市が長坂山への登山道を整備し、小さな山ではあるが、
ピークを踏んで周回できるようになった。

赤目四十八滝の入口には、日本サンショウウオセンターがある。
ここで入場料 兼 入渓料を支払い、センターの建屋に入る。



内部はオオサンショウウオなどが飼育展示されており、ぷわ~んとした動きを
見ているだけで癒される。

センターの建屋を出ると、溪谷沿いの遊歩道が続く。
この渓谷の見どころは、何といっても連続する滝と、発達した釜である。



最初の本格的な釜に落下するのは、霊蛇滝。



お次は、不動滝。落差15m。明治の中頃までは、この滝から奥へは入れなかった
とのこと。
確かに、遊歩道がなければ、柱状節理の垂直の岩壁が続き、厳しいへつりと
泳ぎが連続する地形だ。きっと本格的な沢登りのルートになっていたに違いない。



本流からちょっと外れて南側の支谷を、標高差で80mほど登ると、
大日滝があるが、水量が極めて少ない。



本流に舞い戻り、先へ。千手滝。落差15m。末広がりのめでたい形がウリだが、
この日は水量が少なく、やや迫力に欠けた。



布曳滝は、この渓谷最長の滝。トイ状になっており、優雅な感じ。
滝は落差30mというが、そんなにあるのかな、といった印象。
釜の深さはいったいどれくらいあるのか、さっぱりわからないほど深い。

巨大な一枚岩が百畳ほどあるということから名づけられた百畳岩に着く。
ここが長坂山への登山口となるが、いったん、渓谷を奥に進み、さらに滝を楽しむ。



荷担滝。よくポスターに使われている、赤目四十八滝を象徴する景観を誇る滝。
落差は8mと、さほど大きくない。



琵琶滝。落差15m。個人的に、この滝の岩壁の形が好み。
大きな滝は、これが最奥のものとなる。
さらに奥に岩窟滝があるのだが、この日はここで引き返す。



百畳岩の登山口から、植林の中を登る。



支尾根に出るところに、ギンリョウソウがお出迎え。



最初は急登の箇所があるが、ロープが適切に張られており、天然石をがんばって
運んで作られた階段もあり、歩きやすい。整備した方々のやさしさがにじみ出ている。

やがて雑木林まじりの尾根道になり、里見峠から眺めを楽しむ。
このあと、一度、林道に出るが、ほどなく再び山道に入る。



小ピークを幾つか越えながら進むと、右側がスパッと切れ落ち、赤目の門前界隈が
すぐ下に見下ろせるポイントに出た(メイン写真)。
眺めが得られるように、少しばかり木が伐採されているようで、覗き込むと
足がすくむ。



そのすぐ先が、長坂山のピークだ。ゆうに10人は円座になれるほどの小広いところだ。
三角点はあるものの、展望はない。まあ、前後に展望ポイントがあるので
贅沢はいえない。



下山途中には、名張の市街が一望できるポイントもあった。



雨がぽつぽつ降ってきた。道標完備の歩きやすい道を一気に下り、
舗装道に出た。
このルートは一方通行とのことで、下山口には標識のたぐいはいっさいない。

ものの数分で、駐車場に戻ったが、クルマに乗ったとたん、雨がきつくなった。
昼ごろに下山できるかと思っていたが、写真撮影に時間がかかり、下山したときは
すっかり腹ペコ。「ドライブイン赤目」で昼食にありついた。

おまけ。この日見かけた花など。



メノマンネングサ。



モチツツジ。



ツクバネウツギ。



カエデの花。



ホオノキの花。


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