Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年1月31日(水) 三峰山・ゆりわれルートの粉雪と絶景を楽しむ!

2018年02月01日 | 山登りの記録
■メイン写真
三峰山の山頂にて。霧氷は飛んでしまっていたが、曽爾の山々が一望できた


■今回のコース
月出コース登山口→ゆりわれコース登山口→八丁平→三峰山→三畝峠→新道峠→
ワサビ峠→月出コース登山口


今シーズンは霧氷の山によく登っているなぁ。
この日は三峰山へ、三重県側のゆりわれルートから登ってみる。

桑原、月出の集落を抜け、獣除けゲートを開けてクルマを走らせる。
林道には、しだいに雪が出てくる。4WDのスタッドレスの威力を発揮して
月出コース登山口へ。



月出コース登山口からゆりわれコース登山口までは、林道を歩く。



最初は植林の中。山腹の傾斜は急だが、登山道はジグザグに切ってあるので
急登もさほど苦にならない。



突然、ぱっと視界が開け、明るくなったと思うと、自然林に出る。
これがゆりわれルートの魅力だ。



とくに冬季は広葉樹が落葉し、南面の眺めがよくなる。
台高山脈の主稜から迷岳、総門山あたりまでが一望できる。



そのうちブナの古木も出てくる。
標高を上げれば、どこかの地点でアイゼンが必要かなと思っていたが、
この日の雪質は粉雪。全然すべらない。



鋭峰・高見山も見えてきた。
西側から見ても鋭い山だが、ここからの姿もなかなかのものだ。



アセビの木につららが!



一部、トレースが途切れており、深い雪を軽くラッセルして登ると、
八丁平に続く緩やかな尾根に出た。



リョウブ林を抜けていく。



吹き溜まりは腿あたりまでの深雪。



八丁平に到着!
ワイドに広がる絶景を楽しんだ。



三峰山の山頂に到着!
ランチは風を避けて、この直前に山頂直下ですませた。



山頂周辺の木に、小さな雪だるまがいっぱいあった。
10個以上あってびっくり。同時多発型雪だるま異常発生事件だ。



三畝峠へ向かう。
霧氷があれば、このあたりが一番美しいところだ。



アセビに雪が積もり、枝がたわむ。
そのトンネルをくぐって進む。



ヒメシャラが多いのもこの山域の特色。
このヒメシャラは株分かれして、タコ入道のよう。
三重県側では「サルスベリ」と呼ばれているというが、
本当のサルスベリはどう呼ばれているのかが知りたい昨今。



新道峠に到着。
なんと、ここにもミニ雪だるまがいた。
ちなみに、この日の雪質は粉雪すぎて、雪だるまは造れなかった。



ワサビ峠にある石仏。
見つけられずに素通りされることも多いらしいが、Mr.Dashはいつも寄っている。



その奥に、かまくらのようなものが作られていた。
普通の登山だけでなく、いろいろ遊べるから雪山って面白い。



ワサビ峠からは月出コースを下る。
地形は非常に急峻だが、登山道は巧妙にジグザグに切られており歩きやすい。

登山口まであと200mくらいのところで横からの枝沢による崩壊で
ちょっと危険な感じになっており、念のためロープをフィックスして通過した。



さらにその下の枝沢には、大きなつららができていた。



月出登山口に戻る。結局、アイゼンは一度もつける必要がなかった。

霧氷はほとんど見当たらなかったが、思いがけない粉雪を存分に楽しめた。
あらかじめわかっていたら、スノーシューで稜線を滑りながら歩くのも
よかったかな。


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