先日、vCenterServerを構築することがあったのだが、
SQLServerの構築が非常に分かりづらいことこの上なかった。
(公式ドキュメントも親切なのか不親切なのかよくわからんし・・・)
そんなわけで、今回焦点を当てるのはvCenterServerをインストールする前の段階、
SQLServerをインストールした後の設定についてメモする。
※ 自分のためのメモなので端折るかもしれないから
環境・・・
OS:Windows Server 2008 SP1
DB:SQLServer 2008 SE
vCenterServer:ver 4.0 Update 1
手順・・・
大項目は以下の4点(といっても公式ドキュメントに書いてあるが・・・)
なお、実行順番は上から順番に実施する。
・スクリプトを使用したデータベースの作成(DB名:VCDB)
・スクリプトを使用したデータベース スキーマの作成
・ODBC接続の構成を作成
・TCP/IPの構成を設定(やらなくてもいいかも)
基本的に以下の公式ドキュメント(PDF)と照らし合わせながら記述する。
公式ドキュメント:http://www.vmware.com/files/jp/pdf/vsp_40_esx_vc_installation_guide_ja.pdf
vCenterのインストール媒体は、zipファイルを想定。
0. 自分が引っかかった問題点とか
・インスタンス名の注意!
インストール時のインスタンス名が、”MSSQLSERVER”になっている人は、
違う名前のインスタンス名で再度インストールを実施する。
俺はもう一回違う名前でインストールするはめになったよ!
だってドキュメントの後の方に書いてあるんだもの、知るかよ!!
・SQLServerのReporting Serviceをインストールした人
httpポート:80番で競合するので、違うポート番号を使用するか、
Reporting Serviceのサービスを落とす。
・データベースの作成時に使用するスクリプトでエラー発生
メモリ(?)のサイズが足らないとか言われるのでスクリプト修正。
必要メモリサイズはエラー内容にかいてあるはず。
----
1. スクリプトを使用したデータベースの作成(DB名:VCDB)
(1) PDFの場所移動
PDFの項目番号 10
タイトル:vCenter Server データベースの準備
小タイトル:スクリプトを使用したローカルまたはリモートの Microsoft SQL Server データベースの作成
上記の部分へ移動する。
(2) SQL Server Management Tool を起動
SQL Server Management Tool を起動して、インストール時に設定したアカウントでログイン。
ドキュメントには、sysadmin 権限のあるアカウントでログインとあるが、SQL Server も DBもよく知らない。
(3) クエリアナライザを起動
(4) スクリプト探索
vCenter Server のインストール パッケージの中から、
/vCenterのzipファイル内/vpx/dbschema/DB_and_schema_creation_scripts_MSSQL.txt
上記のスクリプトを探し出す。
(5) スクリプト実行
以下の部分を丸コピーして、クエリアナライザに貼付け&実行
use [master]
go
CREATE DATABASE [VCDB] ON PRIMARY
・
・
・
CREATE USER [vpxuser] for LOGIN [vpxuser]
go
sp_addrolemember @rolename = 'db_owner', @membername = 'vpxuser'
go
(6) 確認
・クエリの正常終了を確認
・DBにVCDBが追加されていることを確認 (重要!!)
----
2. スクリプトを使用したデータベース スキーマの作成
(1) PDFの場所移動
PDFの項目番号 10
タイトル:vCenter Server データベースの準備
小タイトル:スクリプトを使用した Microsoft SQL Server データベース スキーマの作成
上記の部分へ移動する。
(2) SQL Server Management Tool からクエリアナライザを起動 (省略)
(3) スクリプトのディレクトリを開く
vCenter Server のインストール パッケージの中から、
/vCenterのzipファイル内/vpx/dbschema
上記のディレクトリを開く。
(4) sqlの実行
上から順番にsqlを開いてクエリアナライザへコピペし実行する。
VCDB_mssql.sql
purge_stat1_proc_mssql.sql
purge_stat2_proc_mssql.sql
purge_stat3_proc_mssql.sql
purge_usage_stats_proc_mssql.sql
stats_rollup1_proc_mssql.sql
stats_rollup2_proc_mssql.sql
stats_rollup3_proc_mssql.sql
cleanup_events_mssql.sql
delete_stats_proc_mssql.sql
upsert_last_event_proc_mssql.sql
job_schedule1_mssql.sql
job_schedule2_mssql.sql
job_schedule3_mssql.sql
job_cleanup_events_mssql.sql
3) ODBC接続の構成を作成
(1) PDFの場所移動
PDFの項目番号 10
タイトル:vCenter Server データベースの準備
小タイトル:SQL Server の ODBC 接続の構成
(2) 手順通りに実行
[既定のデータベースを以下のものに変更する]の部分でちょっと、
”1. スクリプトを使用したデータベースの作成”で作成した”VCDB”を選択する。
----
4) TCP/IPの構成を設定
俺の環境ではインストール時のデフォルトで設定済みだった。
これは公式ドキュメント通りでも特に難しいことはない。
(1) PDFの場所移動
PDFの項目番号 10
タイトル:vCenter Server データベースの準備
小タイトル:Microsoft SQL Server の TCP/IP の JDBC 用の構成
ほとんど、公式ドキュメントからの焼き増し&パクリだが・・・こんなもんか。
| /:./:.:.:.:/:.:.:/:.|:.|:.:.| ヽヽ::\.:.:.::\:.::.:.:.ヽ.::.:.:.:.ヽ.:.:..|::.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
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| i:.:|:.:.:.:.|:.:.:.||,|ィ爪「 \\ \:`:.|:.:.:.:.:.|:./|::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
i. |:.|:.:.:.:.|:.:.:.|リ _____, ヽ|::.:.::.:.|/ |:.:..:.:i:.:.:.:.:.:.:|
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ヽ.ヽ:Nヽ:.:ハ ::::::::: ヽ /.:.|./ i.:.:.:.:.:i::.:.:.:.:.:|
\ |:.人 /:.:.:.|. |:..:.:.:.:i::..:.:.:.:.|
ヽハ:.:.:| \ ⊂ニニ⊃ ,/ |:.:.:./ |.:.:.:.:.:i::..:::.:.:.|
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´ <´ | ` ´ ,. '´ /:.ム |.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:./
. ( }ヽ |` ーr‐'´ /:./ \ |:.:.:.:.:.i:..:..:./
ヽ _,,ノ
ゝ一''
今日は残業もあって疲れたの・・・
SQLServerの構築が非常に分かりづらいことこの上なかった。
(公式ドキュメントも親切なのか不親切なのかよくわからんし・・・)
そんなわけで、今回焦点を当てるのはvCenterServerをインストールする前の段階、
SQLServerをインストールした後の設定についてメモする。
※ 自分のためのメモなので端折るかもしれないから
環境・・・
OS:Windows Server 2008 SP1
DB:SQLServer 2008 SE
vCenterServer:ver 4.0 Update 1
手順・・・
大項目は以下の4点(といっても公式ドキュメントに書いてあるが・・・)
なお、実行順番は上から順番に実施する。
・スクリプトを使用したデータベースの作成(DB名:VCDB)
・スクリプトを使用したデータベース スキーマの作成
・ODBC接続の構成を作成
・TCP/IPの構成を設定(やらなくてもいいかも)
基本的に以下の公式ドキュメント(PDF)と照らし合わせながら記述する。
公式ドキュメント:http://www.vmware.com/files/jp/pdf/vsp_40_esx_vc_installation_guide_ja.pdf
vCenterのインストール媒体は、zipファイルを想定。
0. 自分が引っかかった問題点とか
・インスタンス名の注意!
インストール時のインスタンス名が、”MSSQLSERVER”になっている人は、
違う名前のインスタンス名で再度インストールを実施する。
俺はもう一回違う名前でインストールするはめになったよ!
だってドキュメントの後の方に書いてあるんだもの、知るかよ!!
・SQLServerのReporting Serviceをインストールした人
httpポート:80番で競合するので、違うポート番号を使用するか、
Reporting Serviceのサービスを落とす。
・データベースの作成時に使用するスクリプトでエラー発生
メモリ(?)のサイズが足らないとか言われるのでスクリプト修正。
必要メモリサイズはエラー内容にかいてあるはず。
----
1. スクリプトを使用したデータベースの作成(DB名:VCDB)
(1) PDFの場所移動
PDFの項目番号 10
タイトル:vCenter Server データベースの準備
小タイトル:スクリプトを使用したローカルまたはリモートの Microsoft SQL Server データベースの作成
上記の部分へ移動する。
(2) SQL Server Management Tool を起動
SQL Server Management Tool を起動して、インストール時に設定したアカウントでログイン。
ドキュメントには、sysadmin 権限のあるアカウントでログインとあるが、SQL Server も DBもよく知らない。
(3) クエリアナライザを起動
(4) スクリプト探索
vCenter Server のインストール パッケージの中から、
/vCenterのzipファイル内/vpx/dbschema/DB_and_schema_creation_scripts_MSSQL.txt
上記のスクリプトを探し出す。
(5) スクリプト実行
以下の部分を丸コピーして、クエリアナライザに貼付け&実行
use [master]
go
CREATE DATABASE [VCDB] ON PRIMARY
・
・
・
CREATE USER [vpxuser] for LOGIN [vpxuser]
go
sp_addrolemember @rolename = 'db_owner', @membername = 'vpxuser'
go
(6) 確認
・クエリの正常終了を確認
・DBにVCDBが追加されていることを確認 (重要!!)
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2. スクリプトを使用したデータベース スキーマの作成
(1) PDFの場所移動
PDFの項目番号 10
タイトル:vCenter Server データベースの準備
小タイトル:スクリプトを使用した Microsoft SQL Server データベース スキーマの作成
上記の部分へ移動する。
(2) SQL Server Management Tool からクエリアナライザを起動 (省略)
(3) スクリプトのディレクトリを開く
vCenter Server のインストール パッケージの中から、
/vCenterのzipファイル内/vpx/dbschema
上記のディレクトリを開く。
(4) sqlの実行
上から順番にsqlを開いてクエリアナライザへコピペし実行する。
VCDB_mssql.sql
purge_stat1_proc_mssql.sql
purge_stat2_proc_mssql.sql
purge_stat3_proc_mssql.sql
purge_usage_stats_proc_mssql.sql
stats_rollup1_proc_mssql.sql
stats_rollup2_proc_mssql.sql
stats_rollup3_proc_mssql.sql
cleanup_events_mssql.sql
delete_stats_proc_mssql.sql
upsert_last_event_proc_mssql.sql
job_schedule1_mssql.sql
job_schedule2_mssql.sql
job_schedule3_mssql.sql
job_cleanup_events_mssql.sql
3) ODBC接続の構成を作成
(1) PDFの場所移動
PDFの項目番号 10
タイトル:vCenter Server データベースの準備
小タイトル:SQL Server の ODBC 接続の構成
(2) 手順通りに実行
[既定のデータベースを以下のものに変更する]の部分でちょっと、
”1. スクリプトを使用したデータベースの作成”で作成した”VCDB”を選択する。
----
4) TCP/IPの構成を設定
俺の環境ではインストール時のデフォルトで設定済みだった。
これは公式ドキュメント通りでも特に難しいことはない。
(1) PDFの場所移動
PDFの項目番号 10
タイトル:vCenter Server データベースの準備
小タイトル:Microsoft SQL Server の TCP/IP の JDBC 用の構成
ほとんど、公式ドキュメントからの焼き増し&パクリだが・・・こんなもんか。
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今日は残業もあって疲れたの・・・