黒い瞳のジプシー生活
どうか、あたたかい目で読んでやってください(汗)
 



NHKの年末のスペシャルドラマ「坂の上の雲」。
このたびの話題は、二度目の「旅順口閉塞作戦」で
広瀬武夫少佐が戦死する話であった。
前回のレヴューでも引用した『図説 日露戦争』
(河出書房新社 1999)によると、
彼は死後中佐に昇格して国葬され、「軍神」として
国民に広くアピールされた――という。
また、ウィキペディアの彼の項によると
昭和10年には彼の故郷(現・大分県竹田市)に
彼を祀った「広瀬神社」なるものも創建されたという。
ドラマにおいて、自分が乗った軍艦にロシア語で
「ロシアの友よ、戦いでは正々堂々と戦おうぞ」
といった主旨の垂れ幕を掲げていた広瀬の死には、
まさに騎士道精神の時代の終焉を見る思いである。

広瀬武夫といえば、「広瀬中佐」という軍歌が
今に伝わっている。その軍歌をyoutubeで聴く際に
コメント欄を読んで知ったことだが、
広瀬に恋をしたあの「アリアズナ」という女性は
その後、自分の父親も旅順での戦いで失い、
彼女は若くして亡くなったそうである。
この令嬢のショックは大きかったものと思われる。


なにしろ私は日露戦争の概説書を一冊だけ
目を通した程度なので、このたびも理詰めで
何かを書き進めていくことには困難を感じる。
それでも一つ思ったことを述べるとすれば――
太平洋戦争のケースもふまえて考えてみるに
「まず最初に不意打ちで敵の意表をつき、なるべく
短期間のうちに一気に敵をたたきつぶしたい」という
物資が乏しい国ならではのマトモでない作戦が
旧日本軍の考える常套手段だったように感じている。
私はそこに、旧日本軍の苦しさを見る思いである。


広瀬中佐

こちらの動画をyoutubeでご覧になると、
私が引用したアリアズナの後日談を読むことができます。





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コメント
 
 
 
坂の上の雲で・・・ (福岡シトリン)
2010-12-27 07:05:04
坂の上の雲で・・・

トラックバックしちゃいました。
よろしくお願いいたします。
 
 
 
Unknown (黒い瞳)
2010-12-27 21:35:13
ありがとうございます。
こちらも、トラックバックさせていただきました。
 
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来年まで、お預けですね。 (筑紫の国から福岡シトリンの花つくし日記)
 NHKの「坂の上の雲」の話しです。 今日12月26日(日)は、第9回 「広瀬、死す」で今年は終わりました。 来年は、いよいよバルチック艦隊との決戦が楽しみですよ。
 
 
 
『坂の上の雲』 第九回 (義風捫虱堂)
#「広瀬、死す」 貼り付けた画が感想と無関係だと?