幸せ者

彼女のことだけをよく知ってる
そして音楽が胸の中でいつでも鳴ってる
そんな感じでいい

「ナイトクルージング」リリース10周年を迎えて

2005年11月25日 | Fishmans、佐藤伸治への想い
先日もお知らせいたしましたが、本日はフィッシュマンズの名曲「ナイトクルージング」がリリースされてから10年目です。
mixi他でこんな企画?をたててまして・・・。

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今年の11月25日で、「ナイトクルージング」がリリースされてから早くも10年がたちますね。
フィッシュマンズにとって、ファンにとっても思い入れの強いと思われるこの名曲が世に出て早くも10年。
全く色あせないこの音に感謝の意味も込めて、11月25日になにかしたいなあって思いました。
大げさなことじゃなくて、とてもささやかで暖かみのある何かが。

そこでですが、11月25日の、例えば夜10時に「ナイトクルージング」を何らかの方法で、同時に聞くっていうのはいかがでしょうか?
自分の部屋のステレオで、電車の中ヘッドホンで、カーステレオで、お店のBGMで、ラジオのリクエストで、名古屋公演に行かれた方は打ち上げの居酒屋で、色々なところで同時に「ナイトクルージング」を聞くのです。
何かが起こるかもしれないし、何も起こらないかもしれない。
僅かかもしれないけれど、色んなところに「ナイトクルージング」があふれる夜。
そんな夜にしたいなあなんて思ったりしました。

賛同してくださる方だけで結構ですので、そんなバカみたいなことしませんか?
一人でも、二人でも構いませんので、よろしくお願いします。

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オイラは9時半過ぎに、車で家を出て、江ノ島方面に向かいました。
ゆっくり時間調整しながら走り、22時少し前に腰越に到着。
小動不動の手前で鎌倉方面に、134号線に出る。
少し走ると、ラジオは22時を知らせた。
MP3プレーヤーの再生ボタンを押す。
オリジナルバージョン、アルバム「空中キャンプ」の「ナイトクルージング」をかける。
寒いけど、やっぱり窓は開けてました。
印象的なイントロと共に曲が始ります。

窓の外、左手はレストランや住宅、または江ノ電の駅・・・右手は海。
この瞬間、日本中、いや世界のどこかで「ナイトクルージング」に耳を澄ませ、体を揺らし、心を奪われている人がたくさんいるって考えただけで胸が穏やかに絞めつけられる。
稲村ガ崎を越えて緩やかな坂道を越えると、鎌倉や逗子の街の街灯りがゆらゆら揺れている。
佐藤君が「窓は開けておくんだよ いい声聞こえそうさ」って囁いてくれている。
そして、そのささやきをたくさんの人で共有してるんだと思うと、ホントにグッと来てしまいました。
涙は出なかったよ。
そのかわりに、とても気持ちよい吐息が漏れました。
曲が終わりに近づくにつれ、終わって欲しくない、このままずっとこの感じでいたいと思いました。
でも、あのピアノのアウトロが進むにつれて、それはもっと穏やかな気持ちに変わり、
6分間の幸せを
グッと抱きしめました。

こんな素敵な経験ができるのも佐藤君の、フィッシュマンズの「ナイトクルージング」という曲が存在したからであり、それを心から愛するファンの人たちがいるからなんだなあ。
そう、本当にフィッシュマンズが大好きでよかった。
これからも一生かけて大切に聞いていこう。

「ナイトクルージング」が10周年ということは、今度の2月で「空中キャンプ」も10周年なんだよね。
うむ、またささやかな何かを考えようっと。
今回協力していただいたみなさま。
「空中キャンプ」10周年もよろしく!

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