古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の百四十四

2016年10月11日 09時29分11秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「漂流外国物語、四十二頁、上の三~四行目

解読 不残送り出互ニ手の飛ら越組顔越見合夫より

    両手を互ひニ向ふの背中江廻し抱き付別連越惜むと

                            きの礼儀と見へ候

読み 残らず送り出し、互いに手のひらを組み顔を見合わせ夫れより

 両手を互いに向こうの背中へ廻し抱きつき別れを惜しむ時

                             の礼儀と見え候

説明 「不残」・・・残らず。 「送り出」・・・送り出し。「「送」が難解。 「互ニ」・・・これも特異な崩し字です。 「手の飛ら越」・・・手の平を。「飛」は「ひ」、「越」は「を」、の変体仮名です。 「顔越」・・・顔を。 「両手を互ひニ」・・・「手」、「を」、「互」、何れも読むのは困難です。 「廻し」・・・「廻」も読めません。 最後の小さい字の部分は、何とか解ります。最後は「見へ候」と書いています。 「手のひらを組み」・・・握手をする事。 「両手を背中に廻し」はハグする事。

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