古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の百七十

2016年11月06日 08時27分12秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「漂流外国物語」第四十九ページ、上の三~四行目

解読 村役人躰ニ相見へ候「チョウサ」、伊之助ハ「フランセシコウ」

    儀三良ハ「ナラ」、太吉ハ「ペヱデラ」、惣助ハ此村之内之小名

読み 村役人躰に相見え候「チョウサ」、伊之助は「フランセシコウ」

    儀三良は「ナラ」、太吉は「ペヱデラ」、惣助は此の村の小名

説明 今日もあまり難しい文字は有りません。 「村役人躰」・・・『むらやくにんてい』。村役人風に。 「相見へ候」・・・見える。 「伊之助」・・・「助」は一行目にも出ました。 「儀三良」・・・『ぎさぶろう』。「良」は人名では「郎」と同じ。 「惣助」・・・「助」は三度目です。 「小名」・・・村を更に小分けした地域で「小字」『こあざ』のこと。


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