古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の二百三十八

2017年01月15日 07時48分26秒 | 古文書の初歩

 


 


 

「漂流外国物語」第六十八ページ、上の一~二行目

解読 一統折々遊びニ参り候。或日日本へ帰り度と「ハツボン」日本

    之事「バモス」帰ると申事、「チョウサ」相頼候所申ニハお連が頼妻

読み 一統折々遊びに参り候。或る日、日本へ帰り度しと「ハツボン」(日本

    の事)「バモス」帰ると申す事、「チョウサ」相頼み候所、申すには俺が頼め

説明 「一統」・・・一同。 「折々」・・・形で覚えるのも難しい。 「遊びニ」・・・これも

読むのは困難です。形で覚える字。 「参り候」・・・ここも難解です。

 「帰り度と」・・・帰りたしと。帰りたいと。 「帰ると申す事」・・・

読むのは困難です。 「相頼候所」・・・ここも字が小さくて難しい。 「チョウサ申ニハ」

・・・チョウサが言うには。 「お連が頼妻バ」・・・俺が頼めば。

「連」は「れ」、「妻」は」め」の変体仮名です。「妻」は読めませんが推定です。


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