古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十五章 「免定 ② 」 其の七

2015年11月28日 07時28分37秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「免定 ② 」第一頁、上の十~十一行目

 

解読    弐つ弐分            用水なし

      高 弐石壱斗九升四合    田方毛附

      取 四斗八升弐合

 

説明 十行目の右上に印を押している箇所は読めませんが、「弐ツ弐分」と書いています。つまり、免の率は、二割二分と言う事です。 「用水なし」・・・潅漑用の水が無いと言う意味か。水無しで稲が作れるのか、疑問ですが。(陸稲という品種もありますが。) 「田方毛附」・・・田の稲の穂の実りの事。 計算式は、2.194×0.22=0.482・・・四斗八升二合が年貢の納付額。水の無い田の事ですから、率を低くしてくれたと言う事になります。      


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