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「中国台湾省」と呼んだマーガレット女史

2017年06月30日 | 台湾

  中国の台湾いじめを、 25日、第722回の「パナマ断交で台湾に波紋」などで取り上げて来ました。
  そのいじめの一つである、6日、第703回の「中国に汚染されたWHO」でもとりあげた、WHOの総会への参加を認めなかった問題について、産経新聞が詳しく書いてくれていましたが、見逃していました。ということで、何時も以上に遅くなりましたが、取り上げます。  

  産経ニュースより    2017.6.18

 【国際情報分析】中 国が台湾のWHO総会認めず国際機関を私物化 「中国台湾省」と呼んだマーガレット女史

 台湾当局は、5月下旬にジュネーブで開催された世界保健機関(WHO)の総会に出席が認められなかった。中国の反対によるもの で、民主進歩党の蔡英文政権が中国が主張する「一つの中国」原則を受け入れていないことへの圧力の一環だ。中国当局の一連の言動 は、国連の専門機関をあたかも自国の政府機関の一部のように扱う横暴さの一方で、自国の論理をWHOに巧妙に潜り込ませる周到さ を感じさせた。(6月6日の記事を再掲載しています)

 1年前に伏線

 「台湾地区が今年、出席できない責任は完全に民進党当局にある」

 中国で対台湾政策を主管する国務院台湾事務弁公室の安峰山報道官は5月8日、こう述べた上で、その原因は「民進党当局が『一つ の中国』原則を体現する『1992年コンセンサス(合意)』を認めない」からだと台湾側を責めた。

 この日はWHO総会への出席申手続きの締め切り日。8年間連続で届いていたオブザーバー参加の招待状が届かず台湾当局がいらだ ちを見せる中、中国政府自らWHOへの圧力を間接的に認めた形だ。

 伏線は昨年のうちに敷かれていた。総会出席問題が浮上したのは、92年合意を積極的に主張し2009年から「中華台北(チャイ ニーズ・タイペイ)」名義でオブザーバーとして出席が認められていた中国国民党の馬英九政権から、合意を認めない民進党の蔡英文 政権への交代直前。招待状を受け取るのは馬政権だが、出席するのは蔡政権という微妙な時期だった。

 昨年の総会直前の5月6日、WHO事務局はマーガレット・チャン(陳馮富珍)事務局長(69)名で、招待状を発出。その中で、 国連総会決議2758号(1971年)とWHO総会決議25・1(72年)に言及し、「これらに反映されている『一つの中国』原 則に即して」、台湾の参加を認めるとした。

 両決議は、国連とWHOにおける中国の代表権を「蒋介石の代表」、すなわち「中華民国(台湾)」から「中華人民共和国」に変更 することが記されているだけで、中国が主張する「一つの中国」原則にも、その原則のうち「台湾は中国の不可分の一部」という主張 にも一切、言及していない。主要国は中国との国交正常化に際し、この原則を「認識する」(米国)、「理解し尊重する」(日本)と しているに過ぎない。にも関わらず、国連の専門機関であるWHOの事務局が中国政府の主張を公文書に採用した。招待状を出すこと で馬政権の顔を立てると同時に、翌年以降の蔡政権の出席を難しくする巧妙な伏線といえ、台湾の外交部(外務省に相当)は「一方的 な主張だ」と反発した。

 事務局長のチャン氏は香港出身で、2007年から事務局長を務める。事務局長選では中国の支援を受けたとされ、11年5月に は、内部文書で台湾を「中国台湾省」と呼んでいたとして、台湾当局が抗議した経緯がある。…中略

 来年以降に期待

 一方の台湾側も、今回の総会出席は難しいと見越してチャン氏が6月末に退任するのを待ち、来年以降の出席に望みをつないでいた 節がある。

 台湾側は5月9日、中国を非難する声明を発表。WHO事務局に対しても「WHOは世界の各個人の健康と福祉のために存在してい る」とし、台湾を排除することは「WHO憲章の精神に違反する」などと批判した。

 台湾は03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行で、当時はオブザーバー参加していなかったWHOからの情報提供を拒否 された苦い経験がある。当時を知る日本の外交関係者は、台湾で流行していたウイルスの情報の入手に苦労し、加盟国にも影響があっ たと打ち明ける。…中略

 総会は7月からの次期事務局長に、エチオピアの元保健相を選出した。台湾の総会出席問題は仕切り直しともいえる。来年の出席に 向け、台湾の「外交力」が問われる。(台北支局 田中靖人)

  このマーガレット・チャン事務局長は、中国での疫病などの蔓延を隠して来た奴です。尤も、それは中国の指令道理ですが。
  国連は、こうやって、中国の思うがままに操られているのですから、本当に無駄な組織です。

  こうやって、世界組織は何の役にも立たないことを何度も書いてきましたが、EUも国連と同じで、やはり、何の役にも立たないようです。中国の批判もできないようです。

  産経ニュースより    2017.6.19

  EU、 対中批判の声明とりまとめ失敗 ギリシャが反対

  【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)が先週ジュネーブで開かれた国連人権理事会で、中国の人権状況を批判す る声明のとりまとめを目指したにもかかわらず、加盟国のギリシャの反対で断念していたことが18日明らかになった。ロイター通信 が伝えた。

 中国は主要港への開発投資などを通じてギリシャとの経済関係を強化。一方、EUではギリシャのほか、同様に中国との関係強化を 進める東欧の一部の国をテコに、中国がEUの外交政策に影響を与えることを懸念している。

 ロイターによると、声明にはEU全28加盟国の賛成が必要で、EUが人権理事会で対中批判の声明のとりまとめに失敗したのは初 めて。ギリシャ外務省は「特定の国に対する非建設的、ときに恣意(しい)的な批判は人権状況の改善を促すことにならない」と説明 している。

  ドイツが中国に転んだEUなんて、もう崩壊が見えているようなものでしょう。それにしても、どこもが、こうやって中国を延命させることに加担しているようでは、とてつもないしっぺ返しを受けることになるでしょう。
  こうなると、どう動くか解らないトランプさん頼りしかないのでしょうか。安倍さんも、憲法改正の為に匍匐前進を貫いているようだし、こんなことでは、中国が延命で日本が消滅しそうです。

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