団塊の世代のつぶやき

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フィリピンを中国の「虎穴」から誘い出せ

2017年04月25日 | アメリカ

  最近フィリピンのドゥテルテさんの話題が無いと思っていたら、どうも苦戦しているようです。
  トランプさんと相性が良さそうなので、アメリカとも上手く行くのかと期待していましたが、トランプさんがフィリピンまで手が回らないようで進展が見られないようです。

  産経ニュースより   2017.4.15

 【一筆多論】フィ リピンを中国の「虎穴」から誘い出せ 青木伸行

 トランプ米政権は北東アジアでは北朝鮮、中東ではシリアという「二正面」を強いられている。しかも厄介な中国とロシアを相手に しながらだ。

 北朝鮮と中国にどう対処するか。日米同盟の重要性は増すばかりである。韓国が政情不安とあっては、なおさらだろう。

 一方では、米国との関係が冷え切ったままの同盟国がある。南シナ海の拠点、フィリピンだ。

 1951年に調印された相互防衛条約などを礎とする米比同盟は、オバマ前政権の末期、過激な発言などから「フィリピンのトラン プ」とも呼ばれるドゥテルテ大統領が就任して以降、大きく揺らいでいる。

 昨年9月、ドゥテルテ氏に「ろくでなし」と侮辱されたオバマ氏が、首脳会談をドタキャンしたことは記憶に新しい。ドゥテルテ氏 の非合法的な「麻薬撲滅戦争」を、人権上の問題があると批判するオバマ氏とは、ケミストリー(相性)も合わなかったようだ。

 余勢を駆ってドゥテルテ氏は、中国との間で南シナ海の領有権問題を事実上、棚上げし、巨額の経済協力を取り付け、中国寄りに舵 (かじ)を切った。

 そのドゥテルテ氏は最近、スプラトリー(中国名・南沙)諸島の自国が実効支配する島に国旗を立て、岩礁にも構造物を建設するよ う軍に命じている。

 中国は領有権問題を棚上げするどころか、人工島にレーダー施設や、長距離地対空ミサイルの格納施設などを着々と完成させてい る。装備を搬入し、人工島を軍事拠点として運用する日は、そう遠くあるまい。

 ドゥテルテ氏が、自国の管轄権を明示しようとする裏には、中国に対する不快感の表明という意図も内在しているとみていい。

 中国が臆面もなく反発したことは言うまでもない。ドゥテルテ氏は「攻撃的な武器を配備するつもりはない。中国は友人だ」と“釈 明”することしきりだ。

 国力からみれば中国は虎、フィリピンは猫である。猫は虎子を得ようと虎穴に入った。米国が領有権争いに強く関与すれば、「(米 中の)戦争に巻き込まれる」との危惧もある。

 一方では、「暴言を吐く者同士」として、トランプ大統領には「親密さ」を感じているのだという。

 今後の米中関係の行方とパワーバランスの変化は、フィリピンにも大きく影響する。それを見極めるまでは、米中のはざまで身動き が取れないというのが、実情ではなかろうか。

 トランプ政権が北朝鮮とシリアに手を取られていることは承知だ。しかし、外交の余力を米比関係改善に振り向けるべきであ る。

 フィリピンを虎穴から誘い出すことなしに、アジア・太平洋地域における米軍の安定的なプレゼンスを確保し、海洋覇権の拡 大という中国の野望を抑止することなど到底できまい。

 フィリピンとの関係改善を図ることは、中国への強い圧力になる。ひいては、北朝鮮をめぐる包括的な対中圧力にもなり得 る。

 中国の進出が、「国際秩序への戦後最大の攻撃」(マティス米国防長官)と認識しているなら、まず首脳会談を実現すべき だ。(論説委員)

  沖縄、台湾、フィリピンの線は、日本に取ってはシーレーンの確保の為にも絶対に必要なところです。この線を強固なものにすることは何があってもやらなくてはなりません。
  それには、どうしてもアメリカの手助けが必要ですが、北の問題で、中国に譲歩しているように思えるのが、どうにも心配です。
  中・北・韓を早く片付けてしまえば安心なのですが、果たしてどうなることやら。

 最悪の場合に備える覚悟が、日本にあるとも思えないのが一番の問題です。

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