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国連の対北制裁強化で追い込まれる習主席

2018年01月17日 | 中国

  北制裁はトランプさんの中国に対する罠だと期待していたのですが、その後のモタモタした動きにどこまで期待したら良いのかと疑問を感じる毎日です。

  何時もの産経の田村さんも、この北制裁にはアメリカの中国への制裁が隠れていると書いてくれています。
  そうであって欲しいものです。

  産経ニュースより      2018.1.6

 【田村秀男のお金は知っている】国 連の対北制裁強化で追い込まれる習主席 「抜け穴」封じなければ米から制裁の恐れ

 国連安全保障理事会は先月、2017年11月末に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮に対する新たな制裁を決 議した。石油精製製品の対北輸出上限を年間50万バレルに引き下げることが主な内容だ。(夕刊フジ)

 本欄は国連安保理が8月に決めた上限枠200万バレルは中国の2016年の対北供給量に匹敵することから制裁効果に疑問を 呈してきたが、トランプ政権も同じ見方を持っていたのだろう。今後の問題は、中国の習近平政権がきちんと履行するかどうか だ。

 米政府は中国などの対北石油製品輸出は年間450万バレルと推定し、今回の決議でその9割が削減されるという。50万バレ ルまで削減するためには、ロシアや中東など中国以外からの石油製品の対北積み出しルートを全面封鎖するのに加えて、中国も 16年比で4分の1以下まで出荷量を抑えるしかなくなる。

 北朝鮮と国境を挟んで陸ルートで結ばれている中国からは闇取引で石油製品が高い価格で供給されてきたが、これからは習政権 がそうした裏ルートを厳しく取り締まらない限り、米国から対中制裁を受ける恐れがある。

 中国は核実験やミサイル発射を繰り返す北に対し、昨年春までは貿易を拡大してきた。国連制裁そのものが「大甘」だったから だ。グ ラフは中国の対北石油製品輸出と、北の最大の外貨獲得源である石炭の対北輸入の推移である。一目瞭然、オバマ米 政権までは北京の対応はまさに馬耳東風といったところだった。

 対中強硬策をちらつかせるトランプ政権になって、ようやく中国が重い腰を上げ、米国が示す厳しい対北制裁決議案に難色を示 しながらも、緩い内容の制裁案にすることで妥協してきた。8月には北の石炭と鉄鉱石・鉄鋼製品輸出禁止に同意し、9月には米 国案を骨抜きにしたうえで原油と石油製品の対北輸出規制に応じた。

 グラフは中国側が発表する税関統計が基本になっており、闇ルートは含まれないが、正式ルート上は中国の対北石油製品輸出、 石炭輸入とも、3月頃から急減傾向にある。米フロリダでの米中首脳会談を機に、中国側の対北政策が徐々に変化したことをうか がわせる。

 トランプ大統領は習氏に対し、大統領選で公約していた対中高関税の適用を棚上げする見返りに対北朝鮮政策での対米協力を強 く求める一方で、国連制裁破りの中国企業や地方金融機関に対し、制裁を科してきた。口先だけで、ほとんど対中制裁しなかった オバマ前政権と違って、トランプ政権は強硬策を辞さない態度を鮮明にしている。

 年明けの焦点は中朝国境の緊迫化だ。北がさらに核実験・ミサイル発射を繰り返すようだと、トランプ氏は石油製品に続き原油 の対北供給禁輸を習氏に強く迫るだろう。習氏がそれに応じない場合や、制裁の抜け穴封じをしないときは、トランプ氏は中国の 国有大手商業銀行への金融制裁カードを切るだろう。追い込まれるのは金正恩(キム・ジョンウン)労働党総書記ばかりではな い。習氏もそうだ。(産経新聞特別記者・田村秀男)

【Front Japan 桜】安倍総理、平昌五輪欠席支持! / 南北会談の背景に中国 / 日本経済を支配する者 / 田村秀男~2018年 世界経済展望[桜H30/1/11]


  中国が素直に北に制裁するとは思えないし、制裁せずにアメリカを目覚めさせて中国制裁に踏みきる時が来ると願いたい。
  下手に中国を生き残らせることは、アメリカにとっても世界にとっても最悪の結果しか齎らさないでしょう。中国に幻想を抱くバカなアメリカが目を覚ますことこそが必要です。

  それが期待できるのはトランプさんだけじゃないでしょうか。それだけにトランプさんが金に転ぶことが恐ろしい。そうなれば、世界は破滅です。

 

トランプさんお願いします!


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