団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

イチロー選手

2010年10月26日 | イチロー選手

  

イチローのプレーで印象に残るのは一塁への全力疾走です。彼の場合はヒットになる確立が高いので当然と言えば当然ですが、他の選手でも全力で走ればセーフになっていたのにと思われる場面が沢山見受けられます。それでも、ボテボテやコースが悪かったり芯で捕らえられなかったという事に対するプロとしてのプライドが許さないのかイチロー選手のように全力で走る人は滅多にいない。必死になって走って一本でもヒットを稼ごうとすることが恥ずかしいことのようである。儲けもののヒットより自分のプライドの方が大事なのだろう。しかし、そうしてダラダラと走っている方が見苦しいと思うのは私だけでしょうか。
  イチロー選手の内野安打をピート・ローズ選手までが運が良いなんて言っていますが、もしかしたら全力疾走の中で見つけ出した打法かもしれないと思います。

  そう思うのは、子供の頃草野球で一塁へ全力疾走するのは私くらいだったからです。何で皆全力疾走しないのだろうかと不思議に思ったものです。誰に教わったか忘れたのですが、兎に角打ったらどんな当たりであろうと一塁へ全力疾走しろと教わった覚えがあるのです。アウトになるまでは何が起こるか分からないのだから最期まで諦めるなと言われたことを常に守っていたのですから、当時から変わり者だったのでしょうね。それでも、それで格好悪いとか損したとか思ったことは無く、何時もそのことに何となく誇りを持っていたものです。

  今になって思うのはこれほどまでにイチロー選手に魅せられるのはあの走りがあるからかもしれないなぁと思い当たったのです。

何で走らないのだろう!