年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

太陽光発電システム (2011年4月)

2011年04月02日 | 日々雑感

 
先月3月の末、亡父の1周忌法要で実家に帰省した折、おっ家内の実家にも、もうすぐ92歳になる母親のご機嫌伺いに立ち寄りました。 その際、おっ家内の弟が、昨年4月末に設置した太陽光発電システムを見せてくれ、色々話を聞くことができました。
 
 
設置面積36m2弱(←普通の住宅の屋根ではちょっと無理っぽい、結構な広さ)。 公称最大出力5.16kW。 メーカー希望システム小売価格300万円弱(→実際の価格も教えてくれましたが、差障りが出る可能性があるので、ここでは非公表とします)。 国の補助金は公称最大出力1kW当り7万円ゆえ、計35万円。  市の補助金が10万円。 太陽光発電システムは10年保証で、余裕というかリスクを加味して8年間で設置費用を賄える計算で仕様を決めた由。 
 
設置以来約1年間の電力自給率(売買電力の総収支)は94% (←システムモニターに表示される)。  
夏場は最高発電効率時期ですが、エアコン等の電力消費も大きいので、電力自給率という観点では年間を通じて大きな変動はない、むしろ冬場が自給率は良くなる傾向にある、というのが義弟の弁でした。 
 
普通の個人住宅の屋根(切妻でも寄棟でも)では3kW前後、システム価格200万円弱だそうです。 200万円を10年償却すると毎月約1.7万円の電気料金削減が必要ですが、実際は月1万円前後だそうです。  今の技術では、太陽光発電パネルを設置できる広さの屋根がある前提で、個人住宅レベルでは5kW前後が10年でペイできる費用対効果のバランスが一番良い所だそうです。 
 
私めは初期投資できる余裕資金がありませんので、太陽光発電を設置するのは無理です。 
しかし、私めの住む団地でも太陽光発電パネルを設置した家をチラホラ見かけるようになりました。 先月も極くご近所さんが太陽光発電パネルを設置しました。 
 
太陽光発電にかかわらず「エコ」に関心があり、実際に行動に移している(且つ、資金力のある、否、エコに投資する)人が確実に増えて来ているという実感があります。  世の中、少しずつでしょうが、確実に変わって行っていますね。 
 
 
全くの余談ですが、おっ家内の弟(←長男)はトマト栽培農家ですので、所得の捕捉率でよく言われる「クロヨン」のヨン、「トーゴーサンピン」のサンに相当しますので、いわゆる経費で落とせる範囲や額が桁違いに広く大きく、太陽光発電システムもトマト栽培用ハウスの10年償却の設備投資扱いです。 3年前にトマト栽培用ハウスのローンを完済し、一昨年&昨年とトマトが高値で売れ 莫大な儲け(!)を出したので、税金に持って行かれるよりはまし、と色々な設備を設置し(→例えば、納屋2棟を一挙に建替えた) ローンを作っては経費処理している有様です。 羨ましいもんですわ…。 
 
先日書きましたように、確定申告で47,300円の追徴になった身としては、愚痴の一つも言いたくなりますわな…。  分かりますでしょ!  
 
 

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