フィリピン国の盆栽

　12月26日　（日）　朝6時　霧　気温22℃　湿度88%


朝6時に起きる、部屋も暗いが外を眺めるも一面の霧、何も見えない、帰国以来一番の濃霧、小雨も降っている。暗い夜明の朝、サボンも啼いているのだが、
景色を何回か撮るですが、真っ黒です。〔笑〕

写真は、今朝8時に撮ったものです。





　本日がクリスマス、この日は、世話になった親戚、叔父、叔母等、

自分より目上の立場の家に訪問する習慣なのです。勿論ご挨拶に伺うのですが、

その家で歓待を受けるのです。普段でも、食事など歓待する国民性、

出来るだけ喜んで貰える料理を、ご馳走するのです。そして、訪問された側は、

食事をご馳走するのです。食事以外は目下の人には、おこ使いも差し上げます。

日本のお正月に年始の廻りと同じですね、御挨拶に伺い、お年玉を頂くの、

も子供達にとっては喜びの一つです。タガイタイに、親戚の無い、

出稼ぎ労働者は、雇用主や知り合いの家に、大勢の子供を引き連れ、

一族郎党で、歓待を、受けるのです。子供達の顔も、この日だけは、笑顔一杯です。

　でも子供達に上げたお金を集金し、生活の足しにする、親御さんも大勢いるのです。

　私の目を掛けている子供は、父親に巻き上げられ、飲み代になってしまうと、

泣いていました。


　この国は一部のお金持ちと、大部分の貧困層に、分れるのです。

　日本人の私から見ると、可愛そうですが、仕方の無い事ですね、







　本日、斜め向かいに住む、亡き義父の妹の、叔母さんの家に、

クリスマスの御挨拶に、お伺いしました。名前はちょこっと忘れても、

オウム真理教を思い出せば、ピンと来る〔サリン〕叔母さんです。


そして子供には、この間のアパテルでの、長男ジュニア、その隣に住んでいるのです

　名前はエプレと云い、ちょっと山っ気の有る人物、30年以上前、知り合った時は、

ミミズの養殖を、していたのです。大昔伺うと、裏庭のクボ（小さな掘っ立て小屋）

『日本人はミミズを食べるのか？』と、仰天する私に、日本に輸出する仕事とか、

〔笑〕その後訪問した時は、もう止めていました。いっぱい増やしたのに、

バイヤーが買いに来ないとか、？投資話だったのです。








　何年か前から、盆栽屋を始めたのです。盆栽の手ほどきを受け、転身です。

　山から樹木を伐採、鉢に植えて、根が張り芽が出たら出来上がりです。

　私にはそう見えるのです。〔笑〕







　たまに売れるのです。年間3鉢位でしょうか？、でも此れは内緒ですよ、

　この国に一番多い、ブ－ゲンビリアが一番多いですね、花に見えるのは、

アジサイと同じ花の萼（がく）なんですね、花は内側に小さく咲いています。







フィリピン国の盆栽


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