今日は、将棋界にとって注目の対局がありましたね。
そうです。渡辺 明 竜王
コンピューターソフト『Bonanza』の対局です
。
体調も、いくらか良くなった
ので、思い切って、対局をネットで観戦する事に…。
やはり注目の対局とあって、アクセスが集中し、なかなかサーバーに繋がらない…
。
十数回試みて、やっとの事でアクセスできました
。
既に、30手程度進んだ局面から観戦開始
。
ちょうど序盤の駒組みの局面で、渡辺竜王が30手目に△1二香と上がって、戦形は相穴熊に…。
穴熊は、渡辺竜王の得意戦法。
これで、ほぼ勝てるのではないか
と思いつつも、先手の『Bonanza』の穴熊の囲いは、金銀二枚ともに参加し、ある意味鉄壁。
でも、渡辺竜王なら、必ず攻略できる
と思いながら、モニターにかぶりついて観戦続行
。
中盤戦は、お互いに角を活用し、見所がありました。
でも、やっぱりさすがは渡辺竜王…64手目△8六同飛で、先手陣内への飛車の成り込みが叶い、これで、ペースを握った感じがしました
。
先手の『Bonanza』は、この代償が大きいかったのではないでしょうか。
その後、先手の『Bonanza』も69手目▲4七飛と回ったあたりは、見せ場を作ったように思います。
ですが、その直後の71手目の▲6四歩の突き捨てが、どうだったのでしょう?
後手穴熊陣からも遠いですし、この手が良かったのか…小生には、若干疑問に感じました。
その後の渡辺竜王の指し手は、素晴しいですね。
74手目の△4六香〜△2六銀の切り込みから、2筋の歩の叩き、そして88手目の△1五金で、先手の飛車を討ち取ってからは、終始渡辺竜王が攻め切った感じがします。
96手目の△3九龍からの攻めは、その最たるものでしょうね。
先手の『Bonanza』も、コンピューターらしく
最後まで頑張りましたが、渡辺竜王の112手目の△2七歩を見て投了。
注目の対局は、結局、渡辺竜王が勝ちました
。
途中、どう見ても後手の渡辺竜王が優勢なのに、『Bonanza』も、その他のコンピューターソフトも、「先手優勢」には、ビックリしました。
その辺の形勢判断に、若干甘さがあるのかもしれませんね。
(こういったソフト開発に携わる専門家の皆さんは、どうお感じなのでしょうか?興味があります。)
ですが、これで、さらにコンピューターソフトも磨きがかかるのではないでしょうか。
これからも、こういった対局が増えていくと思いますね。
棋士の先生方も、コンピューターソフトも、まだまだ進化していくのでしょうね
。
いずれにしても、とても楽しく観戦させていただきました。
渡辺竜王…本当にお疲れ様でした
。
また、良い将棋をファンに披露していただき、ありがとうございました
。
そうです。渡辺 明 竜王
コンピューターソフト『Bonanza』の対局です
。体調も、いくらか良くなった
ので、思い切って、対局をネットで観戦する事に…。やはり注目の対局とあって、アクセスが集中し、なかなかサーバーに繋がらない…
。十数回試みて、やっとの事でアクセスできました
。既に、30手程度進んだ局面から観戦開始
。ちょうど序盤の駒組みの局面で、渡辺竜王が30手目に△1二香と上がって、戦形は相穴熊に…。
穴熊は、渡辺竜王の得意戦法。
これで、ほぼ勝てるのではないか
と思いつつも、先手の『Bonanza』の穴熊の囲いは、金銀二枚ともに参加し、ある意味鉄壁。でも、渡辺竜王なら、必ず攻略できる
と思いながら、モニターにかぶりついて観戦続行
。中盤戦は、お互いに角を活用し、見所がありました。
でも、やっぱりさすがは渡辺竜王…64手目△8六同飛で、先手陣内への飛車の成り込みが叶い、これで、ペースを握った感じがしました
。先手の『Bonanza』は、この代償が大きいかったのではないでしょうか。
その後、先手の『Bonanza』も69手目▲4七飛と回ったあたりは、見せ場を作ったように思います。
ですが、その直後の71手目の▲6四歩の突き捨てが、どうだったのでしょう?
後手穴熊陣からも遠いですし、この手が良かったのか…小生には、若干疑問に感じました。
その後の渡辺竜王の指し手は、素晴しいですね。
74手目の△4六香〜△2六銀の切り込みから、2筋の歩の叩き、そして88手目の△1五金で、先手の飛車を討ち取ってからは、終始渡辺竜王が攻め切った感じがします。
96手目の△3九龍からの攻めは、その最たるものでしょうね。
先手の『Bonanza』も、コンピューターらしく
最後まで頑張りましたが、渡辺竜王の112手目の△2七歩を見て投了。注目の対局は、結局、渡辺竜王が勝ちました
。途中、どう見ても後手の渡辺竜王が優勢なのに、『Bonanza』も、その他のコンピューターソフトも、「先手優勢」には、ビックリしました。
その辺の形勢判断に、若干甘さがあるのかもしれませんね。
(こういったソフト開発に携わる専門家の皆さんは、どうお感じなのでしょうか?興味があります。)
ですが、これで、さらにコンピューターソフトも磨きがかかるのではないでしょうか。
これからも、こういった対局が増えていくと思いますね。
棋士の先生方も、コンピューターソフトも、まだまだ進化していくのでしょうね
。いずれにしても、とても楽しく観戦させていただきました。
渡辺竜王…本当にお疲れ様でした
。また、良い将棋をファンに披露していただき、ありがとうございました
。











私は、販売管理のソフトを作っているので、将棋のソフトは、なんとなくのイメージしかありませんけど。
ボナンザvs渡辺竜王は、初めから終局まで全部を見ました。
竜王の優勢の局面での、ソフトが優勢の局面ですが、中盤・終盤の評価関数に問題ありと思いました。
というより、人間よりの思考部分を数値化することはかなり大変なことなのだと思いました。
たぶん、単純に駒得で優勢だと判断していると思います。駒得でも悪い変化の場合の数値化が苦手だと思います。
開発者の保木さん自身は、アマ初段もないので将棋の流れがつかめないのですね。その流れを数値化することは、保木さんの棋力では無理だと思います。
竜王ご自身は、思ったより強かったということですが、実際どうだったのかは、この後、竜王に解説していただくしかありませんが、ぼくが観戦した感想は、最後、差が開いたような気がします。しかし、これは竜王が超一流の棋士だからで、最後のあざやかな寄せも、あきら竜王クラスだからこその技で、並みの棋士なら(アマチュア強豪も含め)、逆に負けていた可能性もあったのではないでしょうか?
距離感と言う点では、ソフトはまだまだだと、これは戦前から予想はできましたが、やっぱりそうかと思いました。例えば、竜王戦七番勝負第5局の、△6四歩みたいな手。もちろん、あの歩を突いた時点で全て読みきっているわけではありませんが、あの歩を間に合わせるような展開にもっていく展望を描いて、あの歩をじっと突き出すわけですね。ああいう手を数値化できない限り、コンピューターが、竜王、名人に勝てるとは思えませんが。しかし、竜王とて、いつも本気でコンピューター相手に対局していられないでしょうから、足元をすくわれる日は、遠からずやってくるでしょうけど、100%本気モードの竜王に勝つのは容易ではないでしょう。あの、佐藤棋聖ですら、勝ちきれなかったのですから。
しかし、竜王戦でもそうでしたが、金銀に囲まれた固い玉をあっという間に崩してしまう、あきら竜王の力量は、本当にすごいですよね。改めて、トッププロのすごさを堪能できましたし、同じ人間として、ちょっぴり誇らしげに感じました。って、そういう感情のないところがコンピューターの強みともいえるわけですけど・・・。
最後に、Danchoさん、お体には是非気をつけて下さいね。
(盤をひっくり返して、考えてしまいました)。
まあ、竜王戦史上に残る名手ですので、分かると思いますが。
追記 糸谷四段、阪大合格おめでとうございます。
今後、ボナンザが今以上強くなれるかどうかは、保木さんが、今回の敗戦で、「悔しい」と思えるかどうかですよね。悔しさを原動力として、どうしたらトッププロに勝てるのかという事を日々研究していく過程で、将棋の魅力にとりつかれたら、あるいは、「その日」は、思ったよりも早くやって来るのかもしれません。
ただ、研究と言っても、具体的にはプロ棋士への取材という形にならざるを得ず、そうすると、最初は快く引き受けていたプロ棋士(あるいは将棋連盟)も、だんだん、これはやばいと感じるようになると、開発者に対して、非協力的になってくるというジレンマが訪れるような気が・・・。
将棋と言う複雑なゲームは、「全てを読みきる」という観点からのプログラミングでは、限界があるのではないでしょうか?そうすると、早いのは、プロ棋士の持っている「感覚」というものを取り入れて、それを数値化していくということですが、今回の対戦ではまさにその感覚、特に形勢判断において、コンピューター側の弱点をさらけ出してしまったわけですよね。
ただ、ぼくの目の黒いうちは、コンピューターが名人を倒すなんてことがある筈はないと、最近まで信じきっていましたが、あきら竜王のブログを読んで、少しその自信がぐらついた事は確かです(笑)。
入門者の拙い感想に、熱いコメントを頂き、深謝です。
●Logical Spaceさんへ。
小生は、コンピューターソフト開発に関しては、全く疎いので、ご教示頂き、大変勉強になりました。
さすがのコンピューターも、人間ならではの思考の数値化までは至らないのですね…。
評価関数(ちょっと勉強してみますが…)の課題を克服しても、どうなんでしょうか?
やはり、人間の「思考」は、十人十色ですし、コンピューターがいくら発達しても、超えがたい壁なのかもしれませんね。
ご指摘の通り、開発者の保木氏は、アマ有段者ではないようですし、将棋の実際の対局の「空気」と表現しましょうか…人間でも言葉にしがたいものは、やはり開発者の経験値も、ソフトの棋力向上には必要ってことでしょうか。
将棋って、歴史を紐解いても格式高いものですし、人間同士の対局ならば、無言でも「対話」がありますよね。だから面白いし、奥深いのだと思います。
小生も、将棋に関することを色々勉強して、棋力を上げたいと思います。
●ssayさんへ。
確かに、あきら竜王が「思ったより強い」「こちらが少し悪い所もあった」といった感想を残されていますね。これは、あきら竜王しか分からない事ですし、それをご自身で丁寧に解説されると思いますので、小生も、それを楽しみに待ちたいと思っています。
Logical Spaceさんもおっしゃる様に、人間の思考を難なく数値化できない限りは、まだまだコンピューターが勝ち続けることは難しいと、小生も感じます。
たとえ数値化できたとしても、竜王戦第3局の△7九角や、ご指摘の第5局の△4六歩みたいな素晴しい手は、発見できるのでしょうか?
超えがたい高い壁は、本当に超えがたいのでは?と思いますし、また、そう思いたいです。
そうそう…ssayさん。
お心遣い、大変ありがとうございます。
今日から、何とか仕事になり始めました。
急がず、『歩』のように、業務の方は着実に行きたいと思っています(笑)。
●振られ飛車さんへ。
改めて、もう一度『将棋世界』4月号のあきら竜王と保木氏の対談を読み返してみました。
言葉尻を捕まえて、全体感に乏しいかもしれませんが、保木氏は、コンピューターソフト開発面で未開の地を拓く意味で、「将棋」に踏み込んだご様子ですね。
採用した「全幅検索」も、ある意味試行錯誤のようですし…。
その「行間」が「理解違い」ではないとすれば、小生には、振られ飛車さんのご指摘は、実に鋭いところを突いていると思えますね(笑)。
上手に言葉が出ないのですが…やはり、プロ棋士に勝てるソフトを本気で開発するなら、それ相当の覚悟も必要だと感じますが、いかがでしょうか?
それだけ将棋は、格式高いものだと…。
それと、糸谷四段…現役阪大合格ですか。
本当に、おめでとうございます!…ですね(笑)。
いずれにいたしましても、お三方には、改めまして…「ありがとうございました!」