勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

スカイツリーフィーバー

2012-05-27 02:44:49 | Weblog
 東京スカイツリーの開業に伴い、浅草界隈はスカイツリーフィーバーでにぎわいを見せている。浅草雷門通りでは26日、「東京スカイツリー開業記念in台東」と銘打って「たいとうにぎわいフェスティバル」が開催された。


 浅草のイベントのひとつにサンバカーニバルがあるが、そのサンバカーニバルを中心に活動しているサンバチームの「仲見世バルバロス」をはじめとするパフォーマーたちが、雷門通りをにぎわした。


 雷門通りからは隅田川の向こうにスカイツリーがよく見え、パフォーマーたちの演技もスカイツリーの高さに負けじと、その妙技を披露していた。




このジャグラーは世界大会で優勝経験があるという



台東区で活躍するゆるキャラたちも勢揃いし、子供たちとの記念撮影など、フェスティバルのムードを盛り上げる。



メインステージでは、特別ゲストとして招かれた少女演歌歌手のさくらまやちゃんも美声を披露。


 ステージを降りての握手のサービスに僕も手を伸ばすと、ミーハー親父の我が手を軽く握り、カメラ目線でニッコリ笑ってくれた。




台東区の公式音頭「たいとう音頭」のお披露目もあり、一般参加者も共に楽しんでいた。




サンバの踊子が現れるとカメラを手にしたスタッフが、突然観客の前に陣取り撮影に夢中。



スタッフも、この時ばかりは仕事も忘れてただの人。カメラの向きが気になるが。。。



スカイツリーフィーバーに沸く浅草のにぎわいは、これからもしばらくは続きそうである。
  
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弥彦山

2012-05-25 22:31:13 | Weblog
 平均年齢74歳、合わせて667歳、スカイツリーより高い高齢者軍団の弥彦詣では、決して怪しげな宗教団体ではない。ちょっとだけ好奇心旺盛な老人パワー溢れる、もの好き兄弟姉妹たちである。前夜の盛り上がりにも関わらず、朝の目覚めが早いのは、いわずと知れた歳のせいか。午前5時には、まだ夢から覚めない僕の頭上で会話が飛び交う。眠い眼を擦りながらの朝風呂のあと、末弟の提案で近くの弥彦公園のもみじ谷へ二人で朝の散歩に出かける。もうひとりの弟の「金髪」は、再度弥彦神社への参拝に行った。


 紅葉の季節ではないが、眼の覚めるような新緑に、このもみじ谷が真っ赤に染まった時のことを思い浮かべると、再び訪れたい気持ちになる。


 散歩の後は、これから登る予定の634mの弥彦山への準備に足湯でリラックス。山頂の360°のパノラマを期待するも天気は不安定。回復傾向にあるものの、山の上はガスで覆われている。9合目までは車を使うが、残りは歩かなくてはならず、平均年齢を超える誰かが言った。「弥彦山へは若い人だけで行けばいいよ」。すかさず僕は聞いた、「えっ、若い人って誰?」。


 というわけで若者(?)6人で車に乗ったが、9合目までの曲がりくねった山道は、ガスで数メートル先も見えないほど。弟の「金髪」の安全運転を頼りに着いた9合目も霧の中。山頂へは徒歩で上らなければならず、そこで年上の2人が脱落し、結果として4人の若者(?)になった。


 この道は山裾からのハイキングコースでもあり、行き交う人との挨拶や会話を楽しみながらも、スカイツリーの高さと同じ634mを目指す。


 山頂では霧が晴れるのを期待するが望み薄。霧に煙る緑を恨めしげに眺めながら、それでもただひたすら頂上に歩を進める。



晴れていればこの先には、日本海に浮かぶ佐渡島が一望できるはずだった。



山頂の奥社にたどり着いたが、そこはやはり霧の中。


 634mの山頂に立つも、ここから見えるはずの越後平野も、日本海も、佐渡ヶ島も、すべてが五里霧中。スカイツリーと同じ高さの体感は、霧の中へと消えたのだった。


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弥彦神社

2012-05-24 23:58:37 | Weblog
 世界一の電波塔東京スカイツリーが開業し、墨田区界隈は大賑わいである。その開業の日、東京を後にして向かった先は、スカイツリーと同じ634mの高さを誇る弥彦山。この山は新潟県の弥彦村にあり、日本海や佐渡まで一望でき、山頂公園には360°の大パノラマが楽しめる100mの高さの回転展望塔があるという。


 そもそもこの弥彦村に来た一番の目的は、弥彦神社にお参りをすることであった。きっかけは、この春のお彼岸の墓参りで兄弟が集まった時、弟の金髪が洩らした一言からである。「偶々お参りする機会があり、商売繁盛の祈願をしたところ、仕事が忙しくなった」と話したことが長姉の心を動かしたようだ。

 両親が健在の頃、約20年間に亘り毎年兄弟が集まって、両親と共に車での温泉旅行を欠かしたことがなかったが、両親が他界してからは、その機会も少なくなっていた。そんな折、突然決まった旅行の話に、これが最後になるかもしれないと集まったのは、亡くなった長兄を除く6人兄弟とその連れ合いと義姉を含む、全員が60歳を過ぎた9人の高齢者団体。

 2台の車に分乗しての旅行は、高齢化社会の象徴でもあるかのような年寄り軍団。「まるで老人ホームの旅行みたいだね」と末の弟の耳元で囁くと、返ってきた応えは「もっとひどいかも・・・」。最年少の末弟が60歳、最高齢は86歳であり、平均年齢74歳、全員の合計年齢はなんとスカイツリーより高い年齢の667歳である。といっても何の自慢にもならないが。。。 


 途中で昼食や休憩をとりながら、関越自動車道を走ること約5時間、目の前に大鳥居が聳える弥彦村に着く。スカイツリーが世界一の電波塔なら、この弥彦村にある大鳥居は日本一の大鳥居と、弥彦神社の案内にある。


 無神論者ではあるが、苦しいときには神頼みをするご都合主義者でもある僕は、自分に都合のいいことは否定しない。何をお願いしようかと迷っていると、「縁結びでもお願いすれば」と誰かが言った。


 それは神様が困るだろうと、お願いしたのは商売繁盛。それとて、ちょっと手遅れの感は否めないが、それはそれ、ご利益を期待しよう。


 記念撮影後の夕食は遠慮のない会話が飛び交い、笑い声に包まれる。楽しい時間が過ぎるのは早く、男女に分かれての部屋でのお喋りにも花が咲く。 


 こうして小雨がぱらついた肌寒い一日目の夜は更けて行き、我ら年寄り軍団は、明日の天気の回復を祈りながら、眠りに就いたのだった。
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プレオープン

2012-05-22 23:50:24 | Weblog
 いよいよ東京スカイツリーがオープンの運びとなった。それに先駆けて「すみだ観光まちびらき」と題し、区民祝賀イベントが、19(土)・20(日)の両日、東京スカイツリー街区内の3つの会場で行われた。

 この日は浅草三社祭と重なったが、去る4月2日に行われた桜橋はなまつりで、東日本大震災復興支援イベントに出演した、雷連の阿波踊りのチームの代表(訂正「すみだ支部長」)の方とブログを通じての縁があり、そのチームの可愛い坊やの大ファンになったことから、この日のイベント出演を知り、三社祭と掛け持ちで出かけた次第である。このイベントは事前報道をせず、地元の墨田区民中心の催し物として、2日間だけの営業を新聞の折込チラシだけで告知したという。



エントランスへの階段を上ると、目の前に聳えるスカイツリーが、その威容を誇っている。



階段途中で振り返ると、そこにあるのは見事に変貌した憩いと癒しの空間が広がる。



お世辞にもきれいとはいえなかった、あの北十間川も整備されて、川のほとりの遊歩道と共におしゃれな川に生まれ変わっていた。



4階のイベント会場に着くと、阿波踊りの雷連の坊やとの対面も実現し、ご両親とお兄ちゃんとの記念撮影にポーズまでとってくれたのだ。



徳島県出身の友人に阿波踊りの魅力も教わり、また実際に見たことで興味も増してきた。



何よりもこの可愛い兄弟の魅力には、どんな上手い踊り手も敵わないだろう。






この日の目的の雷連の皆さんの阿波踊りを見て、会場を後にしたが、空腹を満たそうと、ソラマチのスパゲッティのお店に立ち寄る。



貝柱のパスタの南高梅のさっぱり味に舌鼓を打った後、再び浅草三社祭にとんぼ返りをした、多忙な一日だった。

☆  ☆  ☆

 今日22日は兄弟とその連れ合いを含む9人での旅行のため、この記事は予約投稿であり、皆さんのブログへの訪問ができませんので、改めてコメントさせていただきます。
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世紀の野外劇

2012-05-21 20:00:54 | Weblog
 目覚ましの音で目醒めた午前5時半、眠い目を擦りながら、事前に買い揃えた日食グラスと、太陽撮影用フィルターを取り付けたカメラと三脚を手に、隅田川テラスに急ぐ。天気が危ぶまれた世紀の天体ショーは、日食が始まる直前まで雲が広がる怪しげな雲行き。


 天体ショーが始まる午前6時20分が近づくにつれ、徐々に雲は南へ流れ、太陽が顔を出す。欠けはじめた太陽は、時には雲間に隠れながらも、午前7時32分頃から約5分間、見事な金の輪を初夏の空に描き出したのだった。


 その時間になると気温も下がったのか、冷たい空気が肌を刺す。突然ヘリコプターが轟音を轟かせながら低空飛行をするのは、スカイツリーを通した金環日食を撮影でもしているのだろうか。


 2時間半を超える大空を舞台に繰り広げられた、僕にとって二度と見ることのできない野外劇は、眠気もどこかへ追いやって、宇宙で繰り広げられた神秘のショーを無料で届けてくれたのだ。


 ショーの開幕時はまばらだった隅田川テラスの観覧席は、大パノラマ劇が佳境に入る頃には、日食グラスとカメラを覗く人・人・人。


 天体ショーがクライマックスを過ぎ、太陽が再び顔を覗かせはじめた頃からひとりふたりと人影が散り、観客席はやがて誰もいなくなった。午前9時02分過ぎ、月と太陽が織りなす野外劇は終わりを告げたのだった。
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三社祭

2012-05-21 01:56:57 | Weblog
 浅草の夏は三社と共にやってくる、などといわれる下町の初夏の風物詩・三社祭が金曜日からの三日間に亘って開催され、浅草の街は祭り一色に塗り替えられた。


 昨年は東日本大震災による自粛で中止になったが、快晴に恵まれた土曜日、2年ぶりに町内神輿は浅草寺の本堂前から、それぞれの町内に向かっての渡御が行われた。
 

 青空の下、神輿の上の鳳凰も、開業間近に迫った東京スカイツリーに飛び移らんばかりに羽を広げ、羽ばたこうとしているかのよう。



威勢のいい掛け声を響かせての渡御は、浅草に再び活気を取り戻す呼び声にも聞こえてくる。


 担ぎ手が神輿に乗り、担ぎ棒が毀損したこともあり、神輿に乗る行為を禁止したにも拘らず、再び乗ったことから一時中止になった本社神輿の宮出しも行われた日曜日の早朝。



多くの担ぎ手で埋まった浅草寺本堂前を出発した3基の神輿は、担ぎ手を変えながら町内に消えていく。




しかし、神輿の後には、今までは見られなかった大勢の警察官が続き、異様な光景が繰り広げられる。



それは、担ぎ手が再度神輿に乗ることを監視しているかのようでもあり、その時は再び宮出しの中止にするという。


大人の思惑など知ってか知らずか、無邪気な子供たちのかわいらしさに、思わず笑みがこぼれるお祭りの一日は過ぎて行く。





子供たちに負けじとお祭りを楽しむいなせな3兄弟も、愛嬌を振りまいていた。



お祭りというものは、人間だけではなく、動物も血が騒ぐものらしい。
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ホッピー通り

2012-05-16 23:30:29 | Weblog
 今日の東京は真夏の暑さ、そんな時、喉を潤すのがビールである。酒は飲めないわけではない僕だが、自分から進んで飲みに行くことはない。しかし、以前から飲みに行きたい場所があった。


 下町浅草は気取らない街でもある。そんな下町・浅草寺境内の西隣にホッピー通りなる、気取らないオヤジゾーンがある。といっても、オヤジ専用の区域というわけではない。土・日は近くに場外馬券場があることから、昼間からオヤジたちで賑わうが、ウィークデーは昼も夜も若いカップルも混じって賑わっている。そのホッピー通りで、通りに面して置かれたテーブルで、風に吹かれながらモツ煮込みなどを肴に、一度は飲んでみたいと、この通りを通る度に以前から思っていた。 


 そして今日、気の合う仕事仲間を誘ってここを訪れたのが、夕暮れには早い午後の4時。この通りの名にもなっている、ホッピーなるノンアルコールのビールならぬビール味の炭酸飲料で焼酎を割って飲む。グラスの2/3ほどの焼酎に、ホッピーを少しづつ注いで飲むのだが、アルコール度は高い。


 弾む話に、いつの間にか辺りは暗くなり、ほろ酔いの頬に夜風が心地よい。気取らない下町テーストは、隣に座った若いカップルの会話にも仲間入り。彼らは、久しぶりに浅草で飲む味は格別だと言っていた。


 このカップル、カメラにも快く笑顔で応じ、ブログアップも承諾してくれた。下町浅草は、老いも若きも気取らないホッピーの味がする街であり、長年の願いが叶った一夜でもあった。
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天体ショー

2012-05-14 22:37:16 | Weblog
 2012年5月21日の早朝、日本の各地で金環日食が見られるという。次の日本国内での金環日食は、18年後の2030年6月1日に北海道で見ることができるが、非常に珍しい現象なのだそうだ。幸い東京は「中心食帯」と呼ばれる帯状の地域の中にあり、天気さえ良ければいい条件で見ることができるようだ。


 そんな好条件の金環日食は僕にとって二度とないチャンス、これを見逃すわけにはいかない。そこで日食グラスを買ってきた。さまざまな日食専用グラスが販売されているようだが、より安全を期すために、ちょっとお高いが、信頼のおける光学機器メーカー「株式会社ビクセン」のものにした。


 週間天気予報によると、当日の東京の天気は曇りのマークもあり微妙だが、この時間帯だけでも晴れて欲しいものだ。


 また、その半月後の6月6日には、金星が太陽の前を横切る「日面経過」という現象が起こるのだそうだ。これも珍しい現象らしいが、日食グラスを通せば黒い点として見ることができるらしい。


 この二度に亘る天体ショーに、日食グラスが活躍するような好天を今から願っておこう。特に金環日食などという稀有な現象は、僕が生きている間に再び見ることはできないのだから。。。
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花は咲く

2012-05-11 23:38:59 | Weblog
 初夏の陽光と緑の風に草木は萌え、じっと寒さに耐えていた花は咲く。5月という季節は明日への希望に燃え、心が躍動する季節(とき)でもある。今日、5月11日、あの東日本大震災から1年2ヶ月が経った。NHKテレビからは、《NHK東日本大震災プロジェクト》の一環としての復興応援のテーマソング「花は咲く」という曲が頻繁に流れてくる。

花は咲くプロジェクト

 我が家のベランダでは、春の先陣を切って咲いた花が終わりを告げると、また新しい花たちが微笑みはじめる。モッコウバラの最後の2輪が花開き、枝には新しい緑の葉が伸びてきた。ナニワノイバラは盛りを過ぎ、白い花びらが風に舞う。赤紫の花を散らしたシランの鉢には、覚えのない野草が芽を伸ばし小さな花を咲かせた。


初夏のベランダを彩る花に希望を見出だし、癒され、小さな感動に生きている証を見る。


咲き始めてから1ケ月になろうとする濃い江戸紫のミヤコワスレは、紫陽花の葉陰でいまだその存在を誇示する。


紫のミヤコワスレに続いて咲いた、ピンクがかった薄紫のミヤコワスレは今を盛りと咲き誇る。


真っ赤なモミジバゼラニュームは、元気を出せと老骨の我が身を鼓舞するかのよう。


いつの間にか芽を出した、名前も知らな小さな花は、大きな花に負けじと胸を張る。

 復興支援ソング『花は咲く』は「明日へ・支えあおう」との花は咲くプロジェクトにより、『♪花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に・・・わたしは何を残しただろう』と歌い、東北出身者や、東北にゆかりの深い有名人が担当しているそうだ。寒い冬を越して咲いた花は希望に満ち溢れている。そして誰かを励ましている。
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羽衣

2012-05-08 22:57:36 | Weblog
 窓を開けると若葉を吹き抜けた爽やかな初夏の風が、新緑の香りを運んでくる。そんな風薫る筈の5月、突然襲った突風は竜巻となって多くの被害を出した。自然の脅威の前に人はなす術がない。

 薫る風より少し強い5月の風を青嵐と呼ぶらしい。そんな初夏の風に吹かれながら道を歩いていると、どこからともなく漂ってくる香りに包まれる時がある。そこには、植え込みに蔓を伸ばした羽衣ジャスミンの白い花が、星のように煌いている。


 我が家のベランダに吊るした羽衣ジャスミンが数日前に花開き、5月の風に揺れながら、馥郁(ふくいく)たる香を放っている。朝、窓を開けてベランダに出るとき、夜、風呂上りの身体をベランダの風に委ねるとき、羽衣ジャスミンの香りが初夏を告げる。風よ、竜巻となって吹き荒れないで、若葉の香りを届ける羽衣のようなやさしい千の風になって、爽やかな5月の空を吹きわたってくれ。


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東京ホタル

2012-05-06 23:59:24 | Weblog
 GW最終日の5月6日(日曜日)の夜、隅田川に10万匹のホタルが生まれ、川面を青い光で埋め尽くした。『東京ホタル』と命名されたこのイベントは、『東京を世界に誇れる美しい都市へ』のスローガンの下、“隅田川ルネッサンス”の一環として、隅田川エリアを五感で楽しむための一夜限りのイベントである。


 午後6:30、下町に夜の帳が降りる頃、隅田川に放たれた『いのりの星』と名づけられた太陽光蓄電のLED、10万個の光は、開業間近の東京スカイツリーのライトアップと共に、光のページェントを繰り広げた。この光の競演に花を添えるかのように、スカイツリーの足元から昇った満月も加わり、幻想的な光のシンフォニーが奏でられ、下町の夜の隅田川テラスは溢れるほどの人の波で埋め尽くされたのだった。
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いばら

2012-05-03 23:37:25 | Weblog
◇野ばら◇

この道は
茨(いばら)の道
しかし 茨にも
ほのかにかおる
花が咲く

あの花が好きだから
この道をゆこう

−星野富弘さん−


 綺麗なバラには棘があるという。英語ではEvery rose has its thorn. There's no rose without a thorn.(どんなバラにも棘がある、棘のないバラはない)というらしい。しかし、棘のないバラがある。


 昨年我が家に嫁入りし、今年はじめて黄色い花を咲かせてくれたモッコウバラには棘がない。棘がなくても美しい花は咲くようだ。


 モッコウバラに続いて、数日前に一斉に花開いたナニワノイバラが、昨夜からの激しい雨に濡れながらベランダの片側を覆い、♪寂しかった僕のベランダにバラが咲いた♪


 しかし、このナニワノイバラには、特別に硬い棘がある。枝の剪定や枯れ葉を取り除くとき、何度この硬い棘に痛い目にあわされたことだろう。


 「イバラ」を文字変換すると茨・荊・棘などの漢字が当てられる。これらは皆、広い意味でバラなどの棘のある低木を指すらしい。イバラを二つ並べた、荊棘(けいきょく)などという言葉もあり、人を傷つけようとするとげとげしい心、という意味だそうだ。ナニワノイバラのような僕の言葉の棘は、何度人を傷つけてきたことだろう。これからは、モッコウバラのような棘のない花になりたいものだ。棘があってもなくても、バラは美しいのだから。
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ベランダ園芸

2012-05-02 23:23:50 | Weblog
 GWも後半に入るが、全国的に生憎の雨になった。こんな雨の日は外出は控えて、ベランダ園芸にいそしむのもいいかもしれない。ということで、数日前にベランダの植木の手入れをしたばかりだが、残った鉢植えの植え替えをした。


 狭いベランダでの土いじりは手順が悪いと、身動きが取れなくなることもある。ビニールシートの上に新聞紙を敷き、手の届く範囲に必要最小限のものを置く。


 日増しに葉を茂らせ、夏に白い花を咲かせる槿(むくげ)は、大きな鉢に植え替えた。芽を出して間もない半化粧(半夏生)は、その名の由来でもある夏至から11日目の「半夏至(半夏生)」の頃には葉の半分を白く化粧する。秋口に黄色い花を咲かせるキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)は、我が家のベランダでは夏の陽が強すぎて、枯らしてしまうことも度々、今年も辛うじて芽が出た株を植え替えた。今年の夏はどうなることやら。。。


 それぞれの鉢を収めるところに置き、狭いベランダが花と緑に包まれると、そこは我が家のささやかな癒しの空間になる。ブログの文章に行き詰ったとき、食後のひと休みに、これからの季節の風呂上りに、ベランダの花と緑がそっと囁いてくれる。「今年もまた逢えたね」と。。。

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オヤジの味

2012-05-01 23:12:56 | Weblog

日本人なら忘れちゃ困る
生まれ故郷と味噌汁を



 千昌夫さんは「味噌汁の詩」で、あたたかい味噌汁に隠された、お袋の味と日本人の心を歌う。朝食はパンという人も多いが、白いご飯とあったかい味噌汁と漬物は、日本人の食事の原点である。僕にとってパンは嫌いではないが、食事代わりにはならない。ある時期までは、炊き立ての白いご飯にこだわった。しかしその都度お米を砥いで炊くのが面倒になり、炊き立てを冷凍することが当たり前になっていた。一食分づつラップに包んで冷凍したご飯は、レンジで温めても固まったままでは美味さも半減する。


 そんな時スーパーで見つけたハート型のシリコンクックポット。食材を入れてレンジで加熱するだけで簡単料理を作るためのアイテムである。定価590円が190円に値下げされ、山のように積まれていた。試しにひとつ買ってご飯を冷凍してみた。ふんわりとご飯を入れるとちょうど一人前ほどの量になる。解凍してもふんわり感はそのまま、食器として使っても独り身の僕には違和感もない。


−冷凍前−

 味を占めて買ったシリコンポットは色違いで6個。3合のお米を炊いて食べた残りを、3回分に分けて冷凍した。重ねられないのが難ではあるが、炊き立ての熱いご飯の冷凍も、シリコン素材により冷凍庫内に熱が伝わりにくいようだ。500ワットで5分の解凍時間で、ちょうど食べごろになる。これなら、炊き立てと全く変わらない味で美味しいご飯が食べられる。


−解凍後−

 ご飯用の冷凍食器は数々あると聞くが、このシリコンクックポットは、他にもレンジによる、蒸す、煮る、茹でる、などの調理ができる。お袋の味は遠い昔の味になってしまったが、オヤジの味で我慢するとしようか。。。
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コンパニオンアニマル

2012-04-29 23:55:09 | Weblog
 今年はじめての夏日となったゴールデンウィークの2日目、初夏の風に誘われて出かけた、隅田川に隣接する都立汐入公園は、我が家から自転車で10数分のところにある、僕の癒しの場所でもある。芝生に座り薫風に身を委ねていると、うら若き女性に連れられた、チョコレート色の大きな動物。



こ・こ・これは・・・? 

豚? 

それとも猪?



この動物とはミスマッチな、みめうるわしき女性に聞いてみた。

これ 何ですか?

イノブタです

ペットですか?

はい そうです

どのように飼ってるの?

普通の座敷犬のように・・・

えぇ〜っ! ということは部屋で飼ってるの?

はい

僕の不躾な質問に、嫌な顔もせず平然と答えてくれた。



好奇心の塊の僕の質問は続く。

名前もあるんでしょ?

チョコです

・・・???
 

許しを得てカメラを向けていると、公園内のあちこちから人が集まってくる。



写真を撮りながら遠巻きに見ていた少年が、近づいて背中を撫でる。



このイノブタのチョコちゃん、よく見るとやさしい眼をしている。



気持ちよさそうに横になったチョコちゃん、散歩で疲れているのかな?


 そして、何事もなかったように去って行くチョコちゃんと飼い主の後姿に、不思議なものを感じたが、近年は人々の動物に対する接し方も変わり、ペットという概念から、人生の伴侶としての動物という意味で、「コンパニオンアニマル」と呼ばれることもあるのだとか。
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