勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

東京ホタル

2012-05-06 23:59:24 | Weblog
 GW最終日の5月6日(日曜日)の夜、隅田川に10万匹のホタルが生まれ、川面を青い光で埋め尽くした。『東京ホタル』と命名されたこのイベントは、『東京を世界に誇れる美しい都市へ』のスローガンの下、“隅田川ルネッサンス”の一環として、隅田川エリアを五感で楽しむための一夜限りのイベントである。


 午後6:30、下町に夜の帳が降りる頃、隅田川に放たれた『いのりの星』と名づけられた太陽光蓄電のLED、10万個の光は、開業間近の東京スカイツリーのライトアップと共に、光のページェントを繰り広げた。この光の競演に花を添えるかのように、スカイツリーの足元から昇った満月も加わり、幻想的な光のシンフォニーが奏でられ、下町の夜の隅田川テラスは溢れるほどの人の波で埋め尽くされたのだった。
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いばら

2012-05-03 23:37:25 | Weblog
◇野ばら◇

この道は
茨(いばら)の道
しかし 茨にも
ほのかにかおる
花が咲く

あの花が好きだから
この道をゆこう

−星野富弘さん−


 綺麗なバラには棘があるという。英語ではEvery rose has its thorn. There's no rose without a thorn.(どんなバラにも棘がある、棘のないバラはない)というらしい。しかし、棘のないバラがある。


 昨年我が家に嫁入りし、今年はじめて黄色い花を咲かせてくれたモッコウバラには棘がない。棘がなくても美しい花は咲くようだ。


 モッコウバラに続いて、数日前に一斉に花開いたナニワノイバラが、昨夜からの激しい雨に濡れながらベランダの片側を覆い、♪寂しかった僕のベランダにバラが咲いた♪


 しかし、このナニワノイバラには、特別に硬い棘がある。枝の剪定や枯れ葉を取り除くとき、何度この硬い棘に痛い目にあわされたことだろう。


 「イバラ」を文字変換すると茨・荊・棘などの漢字が当てられる。これらは皆、広い意味でバラなどの棘のある低木を指すらしい。イバラを二つ並べた、荊棘(けいきょく)などという言葉もあり、人を傷つけようとするとげとげしい心、という意味だそうだ。ナニワノイバラのような僕の言葉の棘は、何度人を傷つけてきたことだろう。これからは、モッコウバラのような棘のない花になりたいものだ。棘があってもなくても、バラは美しいのだから。
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ベランダ園芸

2012-05-02 23:23:50 | Weblog
 GWも後半に入るが、全国的に生憎の雨になった。こんな雨の日は外出は控えて、ベランダ園芸にいそしむのもいいかもしれない。ということで、数日前にベランダの植木の手入れをしたばかりだが、残った鉢植えの植え替えをした。


 狭いベランダでの土いじりは手順が悪いと、身動きが取れなくなることもある。ビニールシートの上に新聞紙を敷き、手の届く範囲に必要最小限のものを置く。


 日増しに葉を茂らせ、夏に白い花を咲かせる槿(むくげ)は、大きな鉢に植え替えた。芽を出して間もない半化粧(半夏生)は、その名の由来でもある夏至から11日目の「半夏至(半夏生)」の頃には葉の半分を白く化粧する。秋口に黄色い花を咲かせるキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)は、我が家のベランダでは夏の陽が強すぎて、枯らしてしまうことも度々、今年も辛うじて芽が出た株を植え替えた。今年の夏はどうなることやら。。。


 それぞれの鉢を収めるところに置き、狭いベランダが花と緑に包まれると、そこは我が家のささやかな癒しの空間になる。ブログの文章に行き詰ったとき、食後のひと休みに、これからの季節の風呂上りに、ベランダの花と緑がそっと囁いてくれる。「今年もまた逢えたね」と。。。

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オヤジの味

2012-05-01 23:12:56 | Weblog

日本人なら忘れちゃ困る
生まれ故郷と味噌汁を



 千昌夫さんは「味噌汁の詩」で、あたたかい味噌汁に隠された、お袋の味と日本人の心を歌う。朝食はパンという人も多いが、白いご飯とあったかい味噌汁と漬物は、日本人の食事の原点である。僕にとってパンは嫌いではないが、食事代わりにはならない。ある時期までは、炊き立ての白いご飯にこだわった。しかしその都度お米を砥いで炊くのが面倒になり、炊き立てを冷凍することが当たり前になっていた。一食分づつラップに包んで冷凍したご飯は、レンジで温めても固まったままでは美味さも半減する。


 そんな時スーパーで見つけたハート型のシリコンクックポット。食材を入れてレンジで加熱するだけで簡単料理を作るためのアイテムである。定価590円が190円に値下げされ、山のように積まれていた。試しにひとつ買ってご飯を冷凍してみた。ふんわりとご飯を入れるとちょうど一人前ほどの量になる。解凍してもふんわり感はそのまま、食器として使っても独り身の僕には違和感もない。


−冷凍前−

 味を占めて買ったシリコンポットは色違いで6個。3合のお米を炊いて食べた残りを、3回分に分けて冷凍した。重ねられないのが難ではあるが、炊き立ての熱いご飯の冷凍も、シリコン素材により冷凍庫内に熱が伝わりにくいようだ。500ワットで5分の解凍時間で、ちょうど食べごろになる。これなら、炊き立てと全く変わらない味で美味しいご飯が食べられる。


−解凍後−

 ご飯用の冷凍食器は数々あると聞くが、このシリコンクックポットは、他にもレンジによる、蒸す、煮る、茹でる、などの調理ができる。お袋の味は遠い昔の味になってしまったが、オヤジの味で我慢するとしようか。。。
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コンパニオンアニマル

2012-04-29 23:55:09 | Weblog
 今年はじめての夏日となったゴールデンウィークの2日目、初夏の風に誘われて出かけた、隅田川に隣接する都立汐入公園は、我が家から自転車で10数分のところにある、僕の癒しの場所でもある。芝生に座り薫風に身を委ねていると、うら若き女性に連れられた、チョコレート色の大きな動物。



こ・こ・これは・・・? 

豚? 

それとも猪?



この動物とはミスマッチな、みめうるわしき女性に聞いてみた。

これ 何ですか?

イノブタです

ペットですか?

はい そうです

どのように飼ってるの?

普通の座敷犬のように・・・

えぇ〜っ! ということは部屋で飼ってるの?

はい

僕の不躾な質問に、嫌な顔もせず平然と答えてくれた。



好奇心の塊の僕の質問は続く。

名前もあるんでしょ?

チョコです

・・・???
 

許しを得てカメラを向けていると、公園内のあちこちから人が集まってくる。



写真を撮りながら遠巻きに見ていた少年が、近づいて背中を撫でる。



このイノブタのチョコちゃん、よく見るとやさしい眼をしている。



気持ちよさそうに横になったチョコちゃん、散歩で疲れているのかな?


 そして、何事もなかったように去って行くチョコちゃんと飼い主の後姿に、不思議なものを感じたが、近年は人々の動物に対する接し方も変わり、ペットという概念から、人生の伴侶としての動物という意味で、「コンパニオンアニマル」と呼ばれることもあるのだとか。
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お掃除スリッパ

2012-04-28 22:31:22 | Weblog
 外食や店屋物があまり好きではない僕、先日取り替えたばかりのガスレンジも、はじめは戸惑った使い勝手にもやっと慣れ、以前よりキッチンに立つのが楽しくなった。しかし食洗機などなく、洗い物をした後の床は水浸しになることも度々、その都度の拭き掃除が面倒だった。


 そんな折に見つけたマイクロファイバーのお掃除スリッパが役立っている。今までも、マイクロファイバー素材のバスマットを使っていたが、吸水性と速乾性に優れ洗濯も簡単。このスリッパでキッチンに立つのが少しばかりうれしくもある。だからといって、料理の腕前が上がったわけではないが、先日は九州産の新鮮野菜も届き、野菜好きの僕にとっては料理を楽しませていただいたばかりでもある。
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五月(さつき)の鯉の吹流し

2012-04-27 21:55:58 | Weblog



小僧くん いよいよゴールデンウィークだねぇ 


あっ その声はおじちゃんだ!



あれっ 小僧くん鯉に絡まれてるねぇ


ボク 鯉に顔を塞がれて 見えないよ〜



恋は盲目っていうからね


おじちゃん それってコイ違いじゃないの?  




コイはねぇ 絡んだり 盲目になったり 厄介なものなんだよ


へぇ〜 そうなんだ ボクのコイは 風任せでフワフワ浮いてるよ


「江戸っ子は 五月(さつき)の鯉の吹き流し 口先ばかりではらわたはなし」って言ってね 

口は悪いが 腹の中はさっぱりしているという意味で使われるんだよ


おじちゃんも浅草っ子でしょ?


うん おじちゃんも 口は悪いけど 腹の中はなんにもないよ


フ〜ン ボクの電子辞書によると 口先ばかりで内容がないという意味もあるよ


ワァ〜ォ

 


そんなこと言うから コイが背中で絡んでるじゃないか


やっぱりコイは 絡んだり 盲目になったりして 厄介なものなんだね 


「及ばぬコイの滝登り」とも言って 

自分の能力が及ばず いくら努力しても目的が達成できないことのたとえにも使われるよ


それ おじちゃんのこと?


オ〜ィ ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
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粋と雅と下町文化

2012-04-20 23:20:11 | Weblog
 スカイツリーの開業に向けて、日々変貌を遂げる下町浅草は、粋と雅に彩られ賑わいをみせている。昨年の10月から試験的に部分点灯が繰り返されてきたが、昨夜は初めての本番と同じLEDの照明による全灯テストが行われた。


 午後7時30分頃、隅田川をイメージした淡い水色の粋と、江戸紫の雅が交互に我が家のベランダの向こうに浮かび上がった。とるものもとりあえず、カメラと3脚を手に隅田川に架かる桜橋へと急ぐ。


 試験点灯により、粋と雅が点いては消え、消えては点き、下町の夜空に浮かぶ世界一のタワーは、1ヶ月後の開業を待ちわびているようでもある。開業後は、この2種類が1日交代でライトアップされるという。


 そして今日、スカイツリーの開業に先立ち、浅草文化観光センターが、リニューアルオープンした。この観光センターは、以前から雷門前にあったが、老朽化のため取り壊され、8階建ての施設として、ユニークな建物にリニューアルされたのだ。


 1階ロビーのカウンターでは、4ヶ国語での観光案内や、チケットの販売、映像による観光情報の提供などを行っている。


 最上階の8階の展望テラスには喫茶室もあり、テラスからは浅草の街や、吾妻橋対岸のアサヒビールのオブジェと共に、スカイツリーが一望できる。


 特に、上から見る雷門から浅草寺へと続く仲見世通りは、はじめて見る光景でもあり、改めてその景観に驚く。開館時間は午前9時〜午後8時までというから、夜の仲見世とライトアップされた浅草寺と五重塔のコラボも見逃せないだろう。


 各階には、台東区の見どころやイベント、更には歴史や文化を紹介するフロアーがあり、訪れた人を飽きさせない工夫を凝らしている。


 2階建ての旧センターで正時に楽しませてくれた、からくり時計の神輿と金龍の舞と白鷺の舞の人形も飾られている。この人形、意外と大きいのにびっくりした。


 この文化観光センターは、当初、景観や雷門への日照問題で浅草寺側とトラブルがあったが、高さの調整などで、現在の形になったと聞く。浅草にお越しの節は、是非立ち寄ることをお勧めします。ここでの情報による、新しい発見があるかもしれません。
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寿命

2012-04-19 23:47:10 | Weblog
 「生あるものは必ず死す」。これは命あるものの避けられない道である。人の寿命は生まれながらに決まっている、と言う人がいるが、僕はそうは思わない。それでは夢がないから。。。

 先日、用事があって郵便局へ行った。用件とは関係なくそこで勧められたのが、かんぽ生命。若い頃、生命保険なるものに全く興味がなかったが、母に無理やり加入させられた、郵政の簡易保険。その後の入院回数も多く、満額入った簡保の入院特約にどれほど助けられたか知れない。そのとき母の偉大さを思い知らされた。

 その保険が満期になったとき、改めて新規に加入しようと思ったが、入院履歴の多さに再加入はできなかった。そのために入ったのが、民間のがん保険。がん以外の入院も保障される保険である。

 そのほかには、入る気持ちなど全くなかったが、勧められるままに入った今回の生命保険は、郵政民営化による新しいプランの養老保険らしい。


 今の年齢では、なかなかいい保険は見当たらないし、長生きできるとも、長生きしようとも思っていなかった。しかし、今までは薄命なタイプかと思っていたが、世にはばかるタイプと知る。そんなわけで入ったかんぽ生命だが、満期まで生きられるかどうかはわからない。もし生きてしまったときのお小遣いにでもなればいいと、入院保障のある目減りする貯蓄と考えることにした。

 窓口で急に決めたため、独り身は受取人の設定に困った。大した額でもないので、生年月日を聞こうとあちこちに電話するも、誰も応答がない。偶々弟の金髪が電話に出たので、一応弟が受取人になる。この受取人は変更可能らしいが。。。寿命とは、命を寿(ことほ)ぐ、と書くが、さて今から10年後に生きているだろうか?
 
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一葉桜まつり

2012-04-16 01:00:50 | Weblog
 ソメイヨシノが咲き終わる頃に咲き始める桜がある。淡紅色の大輪八重咲きの一葉桜(イチヨウザクラ)は、1本の葉化した緑色の雌しべを出して咲くことから「一葉桜」と名付けられたという。 


 「オクアサ」と呼ばれる浅草観音裏の各通りでは、一葉桜が見頃を迎えている。この界隈には樋口一葉のメモリアル施設、一葉記念館があり、一葉桜は街のシンボルにもなり、道行く人たちを和ませてくれる。


 観音裏の通りのひとつ、小松橋通りに植えられた200本の桜が、ひときわ華やかに輝く日がある。毎年、一葉桜が見頃を迎える、4月の第二土曜日に行われる「一葉桜まつり」は、生憎の雨となり、日曜日に順延になった。


 土曜日に降った雨も上がり、天気にも恵まれたこの日、一葉桜まつりのハイライトでもある、花魁道中が行われた。近くには花魁道中の発祥の地でもある、吉原という歓楽街があり、江戸吉原の伝統文化が受け継がれているのである。



京都の内八文字に対し、江戸の外八文字でそろりそろりと歩く姿は江戸の粋か、それは、あたかも動く絵巻物。



登場した2人の花魁は、肩貸しの男衆と傘持ちの男衆を従えた、「藤浪太夫」と「象潟太夫」。


 満開の一葉桜の下、手古舞・女木遣りや、禿(かむろ)に振袖新造、更には男衆の付き人をたちを従えての、浅草観音裏の豪華なショーは、次のステージへと舞台が変わる。


特設舞台では、ここでしか見られない、花魁ショーの幕開けである。



道中の時には、右手に金棒、左手に自分の名前を書いた提灯を持って歩く、男の扮装の女木遣りのお披露目に続き、花魁ショーの始まりである。



舞台上での花魁のお披露目が終わると、お大臣と太夫とのやりとりが始まる。そこに繰り広げられるのは、江戸の昔の郭の遊び。



浅草観音裏で繰り広げられた、花魁道中と花魁ショーは、祇園精舎の鐘の音にも似た、春の夜の夢の如きひと時でもあった。
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