だめぴよ♪レンズ

おかげさまで、不妊治療を経て無事出産。
治療中にわかった事・気付いた事・出会えた人…私の大切な宝物です。

プレッシャーがストレスに

2009-04-16 | タイミング~AIH(現病院に転院する前)

とりとめもなく今までの治療を振り返っています
ほとんどヒトリゴトですね

今回体外受精に進むにあたり、今までの自分の気持ちを整理するのは、私に
とって意味のあることのように思うので、しばらくは続けます。

長文ですし、愚痴などもありますので、気の進まない方はスルーしてください



産婦人科でのタイミング指導を続けていただめぴよですが、妊婦さんと一緒
の待合室は苦痛ではありませんでした。

むしろ「早く仲間入りしたいなぁ」と思い、待合室に置いてある「たまごクラブ」
等を読んで、最近の検診時の3D映像や新しい育児グッズを見て感心したり
していました。

まだ、自分に子供ができない訳がない!と信じていました。能天気ですよね(笑)

何度かエコーで確認してもらううちに、排卵検査薬と基礎体温だけでも
正確に排卵日を予想できるようになったので、せっせと(笑)タイミングを
とっていました。

しかし、妊娠の気配はなし・・・
先生も「なんでやろうな~?完璧やねんけどな~」と首をひねるばかり。


このころ、名古屋のお姑サンからの孫催促がかなり激しくなってきていました。

「病院にさえ行けば、すぐにできる」
「九州の有名な病院に行って、何百万かかけてできた人を知っている」
「お金なら、出してあげるから」
「こっちも年をとるから、早くしてもらわないと世話ができない」
「このままでは、なんの生きがいもない」
などと、電話のたびに言われるようになっていました。
いつもさんざんその話題で話した後、最後に「プレッシャーに感じないでね」と
言うのですが・・・そんなの無理です お義母さん・・・

そのたびに「私たちも本当に早く欲しいんです」「病院には行ったけど、
特に異常が見つからないんです」と伝えて、ひげぴよも「自分達もちゃんと
考えてるし、勉強も努力もしているから、もう少し待ってほしい」ときちんと
話してくれていました。

でもハネムーンベビーが自慢のお義母さんには、赤ちゃん待ちのつらさは
理解できないようでした。
息子2人のうち、長男と次男(ひげぴよは次男です)は6歳離れているので、
「一度はふたりめを諦めて、服や道具は全部人にあげたり捨てたりして
しまって。だからひげぴよは下の子なのに“おさがり”じゃなかったのよ」と
言ってたので、少しは赤ちゃん待ちの経験があるはずなのですが・・・
忘れてしまったのか、つらいとは感じていなかったのか・・・。

それでも「お義母さんも、孫の話題に入れなくてつらいんだろうな」とか
「楽しみにしてくれてて悪気はないんだから」と自分に言い聞かせて我慢して
いました。

でも催促はだんだんエスカレートしていきました。

お正月に帰省すると、知人からの「孫の写真入り年賀状」を次々に
見せられて、ほんっとにつらかったなぁ


「このままじゃ噂の九州の病院に送り込まれてしまう」
「お金は出すから・・・ってどういう気持ちで言うんだろう。私は孫作りマシン
じゃない」
「これ以上何をどう頑張ったらいいのかわからない・・・」

私はどんどん後ろ向きになっていきました・・・

努力の甲斐もなく妊娠の気配はまったくなく、通院もストレスに感じるように
なって、だんだん病院に行かなくなってしまいました。


そしてお盆の帰省中にまた孫の話題になり、ついにひげぴよがキレて
大激怒大喧嘩をして、実家を飛び出して帰ってきてしまいました。
(もちろん私も一緒に帰ることに)

お義父さんにまで「病院に行ってても“治療”をしなくちゃ、何の意味もない!」
「今持っているお金は、全部使い切って死んでやる!」などと怒鳴られ、
もう本当に悲しくてつらくて、どうしようもありませんでした。

どうして自分の息子にあんなひどい事が言えるのか・・・。
私には理解できず、ただただ悲しかった

さすがに驚いたらしいお姑サンがパニックになり、翌日「あの子(ひげぴよ)が
あんなに怒ったのは初めてで、どうしたらいいのかわからない。とにかくすぐ
そっち(大阪)に行くから、謝らせてほしい」と電話してきました。

ひげぴよは「来ても、絶対家には入れない」と言うし、私も限界でした。
いま顔をみたら、何を言ってしまうかワカラナイ・・・


この時初めて、実家の母(だめぴよ母)に、話をしました。

「心配をかけたくない」と思って、子供ができない悩みや不妊治療の事、
お姑サンの事など、母には何も話していませんでした。

母は黙って話を聞いてくれました


そして、「お義母さんもつらいだろうけど、私たちもつらい。今はお互いに
冷静には話せないだろうから、少し時間をください」とお願いして、
大阪に来るのは勘弁してもらうように断りなさい。それくらい言っても
バチはあたらないよ、とアドバイスしてくれました。

お姑サンは、一応それで納得してくれました。


この数日後、母に改めてゆっくりと話を聞いてもらいました。


その時の母の話が、私に再び頑張る勇気をくれたのでした。


・・・続く。


暗い話を最後まで読んでくださってありがとうございました

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2 コメント

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はじめまして (めぐ☆)
2009-04-16 11:31:46
ichiさんのブログからお邪魔しました。
私も同じ病院で頑張ってます。

私も、病院にさえ行けば子供が出来る!って思ってました。だめぴよさんの気持ちが痛い程分かるな~と読ませて頂きました。不妊治療されてる方、ほとんどの人が感じる胸の痛みだと思います。

また、遊びに来ますね。
一緒に頑張ってママになりましょうね
返信する
めぐ☆さんへ (だめぴよ)
2009-04-16 17:42:10
♪めぐ☆さん

ご訪問ありがとうございます
同じクリニックなんですね!なんだか心強いです。
赤ちゃん待ちは、それを意識した瞬間から、
不安とつらさがついてまわりますね・・・。
でも同じような思いをしながら頑張っている人と
こうして知り合えて、勇気をいっぱいもらえます
お互いがんばりましょう
私も遊びにいかせていただきますね。
返信する

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