でりら日記

日々の雑記帳

2010年7月19日 - 2010年7月25日の読書メーター

2010年07月31日 | 読んだメモ&観たよメモ
読んだ本メモ。近頃主に漫画。

 今週はしんどかったなぁ…ちょっと無理をしすぎていろいろとキャパオーバー。こういう時は赤根監督作品で癒されるのだ!という訳でバーディーDECODE:02をみながら。ラスト2話。ああ切ない。あ、CIPHER観てない。買うか…

 某インタビュー記事を見ていろいろ切なくなった。アニメDVDが売れてないのは作画ヲタの声がでかい所為じゃないんだ、と思うんだ。でも、DECODEが作画がんばってるけど売れてないってのは本当なんだ、と思うと切なくなってしまってバーディ観たくなった。というわけ。


2010年7月19日 - 2010年7月25日の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:2407ページ

■V・Kカンパニー 3 (花とゆめCOMICS)
廉のかつてのライバル深海(ふかみ)登場。むしろ逆恨み。主人公がブレたりヒロインがうじうじしたり、というのは当時はじれったくてあまり好きになれなかったのだが、そこはやっぱり悪役がきっちり悪役をこなしていたからこそ。昔は苦手キャラだったけど、今読むと、かませ犬でも琴子はいいオンナだった。これは負けそう。
読了日:07月19日 著者:山口 美由紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6886408

■フィーメンニンは謳う 1 (花とゆめCOMICS)
かわいらしくもしっかりした人物描画でファンタジー、とくれば無敵なのでは。キラキラ美少年(でも胡散臭い)と、試験ではいつも上位を奪ってゆく眼鏡無愛想少年。さてあなたならどっち?そしてコロコロの美・幼女が誘う妖精の国。ほんわかだけどどこか切ないファンタジー。
読了日:07月21日 著者:山口 美由紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6922891

■フィーメンニンは謳う 2 (花とゆめCOMICS)
とにもかくにも妖精の姫(ミルッヒ)が可愛い。美少女と美少年にもまれているので、またもヒロインは元気印。ここまではテンポよい。悪役も魅力的、ヒロインをとりあう一人が魔物の女王に気に入られちゃうという展開もよい。まあ私はユリウス派なんだが。
読了日:07月21日 著者:山口 美由紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6922930

■フィーメンニンは謳う 3 (花とゆめCOMICS)
悪役にも悪に染まる理由がある。そして大抵それは哀しい。こんなにも配下から大事に思われているラスボスも珍しいかな。ヒロインには普通の女の子で居て欲しい気もするが、ここは「特別な女の子」設定で。チラ出のサブキャラがまたよい。
読了日:07月22日 著者:山口 美由紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6922947

■フィーメンニンは謳う 4 (花とゆめCOMICS)
ユリウスの眼鏡がなくなってしまった事が非常っっっっっっに残念である。若干性格も変わったかな?操られる云々以前に。シルヴィは後の「タッジー・マッジー」での性格の方が好きだがこちらはこちらで勿論よい。
読了日:07月22日 著者:山口 美由紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6923036

■フィーメンニンは謳う 5 (花とゆめCOMICS)
長編になってくるとどうも途中の展開が辛くなってくる。裏の仕掛けがわかってしまうにつれヒロインには益々厳しい状況になってくるのだがそこはそれ元気娘なのでOK。収録されている読み切りはうって変わって和物ダーク。こんなのも描けるんだなという驚きと、話の作りこみはああこの人だという納得。
読了日:07月22日 著者:山口 美由紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6923053

■BLOODY MONDAY Season2 絶望ノ匣(1) (少年マガジンコミックス)
続編だということを知らずにうっかり手に取ってしまった。しまった、面白い。しょっぱなから飛ばしまくっている。まず前作を読まねば!
読了日:07月23日 著者:恵 広史
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6937188

■BLOODY MONDAY Season2 絶望ノ匣(2) (少年マガジンコミックス)
前作を知らずに読んでいるのだがそれでも面白いので、これは前シリーズを読んでからなら二度楽しめるということか。また戻ってくる。
読了日:07月23日 著者:恵 広史
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6937224

■絶対可憐チルドレン 22 小冊子付き限定版 (小学館プラスワン・コミックシリーズ)
小冊子付をゲット。まあ全部持っているのだけど、描きおろしがなかなかのクリティカルヒットだったので良。本編共に萌えツボをおさえまくりの1冊。もはや本編ストーリーが進もうが進むまいが関係なくなってくる。でもそのグダグダ感が良い。油断してたら突き落とされるし(更なる萌えの深みに!!)
読了日:07月23日 著者:椎名 高志
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6971948

■影を踏まれた女 新装版 怪談コレクション (光文社文庫)
大正13年頃に描かれた怪談集。小雪のちらつく三月初旬、青蛙堂主人を名乗る風流人に招かれた各界の数寄者たちが語る怪談会の記録集という体裁。江戸期、それ以前の日本を舞台としていながら、人々の思い悩む事や日々の暮らしは変わらない。鬱やひきこもりと思しき描写も出てくる。時代を重ねても古びない、そして色あせない「恐怖」。じんわりくる日本の怪談。
読了日:07月24日 著者:岡本 綺堂
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6971956

■私の家では何も起こらない (幽BOOKS)
奇しくも、岡本綺堂の次に手に取った1冊がこの現代作家のホラー。舞台は明記されていなかったと思うが、どちらかと言えば洋風の怪談。丘の上の小さな洋館、永らく幽霊屋敷と呼ばれるそこでは、忌まわしい事件の数々が起きていた。日本人は怪異が起こる原因を強く求める。この作品では、それがひとつひとつきっちりと語られていて、洋画ホラーのような後味の悪さや意味の無い祟りなどはなく、さらりと心地良い。それゆえにあっさりしすぎの感があって、もう一押し重厚感を求めたくなる。それも贅沢か?
読了日:07月24日 著者:恩田 陸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6971962

■夏目友人帳 10 (花とゆめCOMICS)
普通のクラスメイトと普通じゃない女の子の話と月分祭の二本。あやかし人情モノとも呼べるこの漫画、ネタとしては幾らでも描けそうだけど、何処へ向かうのか、と。特に今回は「友人帳」の出番は無し。いつまでもレイコの友人ばかりではなく夏目自身の友人が増えてゆかねば成長は無いのだけれど、このままでいいのかな?となんとなく思った1冊。
読了日:07月24日 著者:緑川 ゆき
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6971971

■Are you Alice? 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
ジャケ買い。ややダーク寄りのモノトーン絵は物語の雰囲気にもあっていて綺麗だけれどちょっと平坦な感じがする。イラストとしては綺麗だけれど漫画としてはもう一押し欲しいなと贅沢を言ってしまいたくなるあれ。とりあえず次巻は読んでみようと思わせるものはある。
読了日:07月24日 著者:二宮 愛
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6971978

■Are you Alice?コミックアンソロジー VOL.1 (IDコミックス DNAメディアコミックス)
2巻が近日発売とは知らなかったのですぐに続きが読めた。いろいろキャラクターも出揃ったけれど、ハートの女王は某耀次郎、その従者は神無、帽子屋はDグレのノアの彼、主人公はデスノの月、とどこかで見たような造型。という穿った見方はさておき、雰囲気だけの漫画から脱することが出来るのか?
読了日:07月24日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6971988

■ソウルイーター 17 (ガンガンコミックス)
ちょっと間が空いたので、クロナがまた黒くなっているのを忘れていた。キッドもどんどん黒くなってゆく。でも何となくストーリーとしては王道少年漫画にありがちなパターンになってないか?
読了日:07月24日 著者:大久保 篤
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6971996

■イムリ 8 (ビームコミックス)
新章突入。相変わらず、不思議と引き込まれる絵柄・ストーリーだ。美麗な絵師はそれこそ山ほど居るのだが、ついつい新刊が出たら買っている。どこまでも残酷な世界で試練は続く。独自の世界感、かといって中二病全開というわけでもなく。ぜひこのまま突っ走って欲しい作品。
読了日:07月24日 著者:三宅 乱丈
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6972004

■魍魎の匣 (5) (怪COMIC)
各メディアで展開を見せる京極作品。そのなかでも、このコミカライズは当りだと思う。完璧とは言わないが違和感なく読めるのは珍しいし、何よりも原作の雰囲気を壊さず、且つ引き摺られること無く、原作ファンに媚びることなくよくもここまで出来たものだと。次は狂骨だそうで、こちらも楽しみ。
読了日:07月24日 著者:志水 アキ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6972010

■玲瓏館健在なりや 1巻 (ビームコミックス)
ジャケ買い。これまた当り。絵柄はしっかりしているし、ちょっとレトロな洋館の雰囲気と人物が不思議とあっている。正座で続きを待ちましょう。しかし、森薫を筆頭に、ビーム・フェローズ系の作家さんが全部同じ絵柄に見えてきた…萌え絵ではなく写実要素をしっかり踏まえたうえで人物をデフォルメするとみんなこうなってしまうんだろうか。
読了日:07月24日 著者:冨明仁
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6972017

■黄昏乙女×アムネジア 3 (ガンガンコミックスJOKER)
そろそろもう少し絵柄がこなれてきたらなぁ、と思うのだがなんというかもうひとがんばりして欲しい、で止まっている。黒系冬服セーラー+ストッキング+黒髪ロングのツンデレお姉さま、と萌え要素ばかりが先走ってて、肝心のキャラクターが今ひとつ可愛く描けてない気がする。そのわりに媚びばかりが目立って、なんというか空回り。ストーリーはいいところにきているのでぜひがんばってほしい。
読了日:07月24日 著者:めいびい
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6972022

■神を見た犬 (光文社古典新訳文庫)
「タタール人の砂漠」に続き、ブッツァーティ2冊目。幻想的でありながら、そこに渦巻くのは生々しい人間の私利私欲。それを隠そうともしない潔さ、下品さを突き放して見せる。だが汚いままで終わるものもあり、そうでないものもあり。実にシュール。
読了日:07月24日 著者:ブッツァーティ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6972031


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