新世紀のささやき

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新世紀のささやき 第二十二回

2011-10-27 20:49:57 | 日記
 今まで、色々な提案をしましたが、何故、この様な事を書いているのか?
実は、中国内に長くいると、様々な真実が見えてきます。
今回からは、栽培では、食品に関しての事を書いていこうと思っています。
「中国製は危険だ!」「中国製のここが危ない」など色々と言われています。
今回からは、これが本当のことではないと皆さんは思う様になると思います。
また、何を食べたら良いのかもわからなくなってしまうかも知れません?
少し、覚悟をして、読んでください。
 
 昔から、外国食品の非安全性を語った書籍が多くでています。
これらの本や雑誌を読むと、外国製を食べればすぐに死んでしまうように感じてしましいます。死なないまでも、体に良くない事は皆さんが思っているのでしょうか?

 この事は、日本において起きた事故です。
当然、この食品は、日系の企業が輸入した物です。
では、作ったのは、中国人でしょうか?日本人でしょうか?
毒餃子事件のとこもそうですが、パッケージは日本語です。即ち、日本人が介在していなかったとは考えにくくないのでしょうか?

現在、多くの日系食品会社が中国で、工場を作り生産をした物を日本に提供しています。
この食品を作っているのは、中国内ですが、管理は日本から来た日本人です。
現在、日系企業の原材料仕入れ担当は、日本人です。日本向けの食品を作るのに、何故、安全性を確保できないのでしょうか?
添加物が悪いのではなく、仕入れた食材に残留農薬等が含まれていたのです。
この事を良く考えてみてください。
原材料仕入れも日本人がわざわざ?現地まで出向き調査した、農産物を仕入れ、日本企業のやり方で生産しているのです。品来なら、この様な野菜を使えば、非安全食品になる事は分かっている筈です。なぜ、危ない農産物を原料にしたのでしょうか?
これは、中国が悪いのでしょうか?
中国では、日本や外国向けの原材料には、様々な基準があります。
これをクリアーしなければ輸出できないのです。また、書類も揃っていなければならないのですが・・・。
書類もあり、日本人が産地調査もし、尚且つ、中国検疫を通過した商品で事故が出るのでしょうか?   この仕組みを知ると、皆さん考えが変わってしまうのでは?!

新世紀のささやき 第二十一回

2011-10-25 17:02:39 | 日記
 有機肥料を自分で作り、品種を日本と同じにし、農薬使用基準や選果選別基準を同じにすれば、当然、産地は違いますが、味・見た目・安全性は同じに近づく事が出来ます。
では、栄養価はどうでしょうか?  ここからまた、びっくり情報となります・・。

 日本では、食品栄養価の基準は数年置きに発表をしていました。
しかし、近年では発表を控えているようです。
では、日本製と外国製ではどちらが栄養価に富んでいるのでしょうか?
例えば、日本では「かぼちゃ」を冬至に食べる習慣があります。これは、かぼちゃに含まれるベーターカロチン(ビタミンA効果)が豊富である為、年末年始忙しいときに風邪を引かないようにと食べているのです。
現在、この時期のかぼちゃはスーパーで販売される多くがメキシコやトンガ産です。国産かぼちゃは少ないのです。日本製と外国製どちらが栄養価が多いと思いますか?
 昔の分析記録を見ると日本では2000IU(ビタミンAの表示単位)含有されていました。近年では、発表されていないので、非公式の数字となりますが・・・・。
現在では、日本製は600IU位でしょうか?しかし、海外から輸入されたものはやはり2000IUなのです。即ち、安全性は別とすれば、栄養価面では外国製のほうが体に良いと言う結果となってしまいます。
何故、こんな事になってしまったのでしょう!?
 農作物は、品種ごとに含有成分が異なります。これは、それぞれ好き嫌いがあり、その為、吸収成分のバランスが違うことからだと思われます。
しかし、かぼちゃなら何処産でも同じになるはずなのですが、何故違うのでしょう?
日本は、戦後急激な高度成長を遂げました。この時、農村部は、若い労働力が都会の工場へ行ってしまい、農村部の跡継ぎがどんどん減っていってしまったのです。
そこ変わり、農村部は、世界で実例を見ないほど、農民が豊かになって行ったのです。
当然、お金があれば、大型機械を購入し、少ない労力でも生産可能となりました。
また、農作物管理も、機械や温室などと共に、農薬を多用し省力化が測られたのです。
考えてみてください、世界中の農民でこれほど豊かな農民がいる国は少ないのです。
中国では、農民が皆車を2~3台持っていると言えば信用されないのです。
日本の農民は豊かになった事から、高くても効率がよい農薬をどんどん使用したのです。その結果、世界中の農薬使用量基準の数十倍の農薬を狭い日本の農場に投入したのです。
これが、土壌を疲弊させ、更に化学肥料もあわせ、土壌そのものの荒廃を自らが作り出してしまったからなのです。  これでは、栄養価も下がることでしょう!!

新世紀のささやき 第二十回

2011-10-25 16:33:20 | 日記
 有機肥料を自分で作り、品種を日本と同じにし、農薬使用基準や選果選別基準を同じにすれば、当然、産地は違いますが、味・見た目・安全性は同じに近づく事が出来ます。
では、栄養価はどうでしょうか?  ここからまた、びっくり情報となります・・。

 日本では、食品栄養価の基準は数年置きに発表をしていました。
しかし、近年では発表を控えているようです。
では、日本製と外国製ではどちらが栄養価に富んでいるのでしょうか?
例えば、日本では「かぼちゃ」を冬至に食べる習慣があります。これは、かぼちゃに含まれるベーターカロチン(ビタミンA効果)が豊富である為、年末年始忙しいときに風邪を引かないようにと食べているのです。
現在、この時期のかぼちゃはスーパーで販売される多くがメキシコやトンガ産です。国産かぼちゃは少ないのです。日本製と外国製どちらが栄養価が多いと思いますか?
 昔の分析記録を見ると日本では2000IU(ビタミンAの表示単位)含有されていました。近年では、発表されていないので、非公式の数字となりますが・・・・。
現在では、日本製は600IU位でしょうか?しかし、海外から輸入されたものはやはり2000IUなのです。即ち、安全性は別とすれば、栄養価面では外国製のほうが体に良いと言う結果となってしまいます。
何故、こんな事になってしまったのでしょう!?
 農作物は、品種ごとに含有成分が異なります。これは、それぞれ好き嫌いがあり、その為、吸収成分のバランスが違うことからだと思われます。
しかし、かぼちゃなら何処産でも同じになるはずなのですが、何故違うのでしょう?
日本は、戦後急激な高度成長を遂げました。この時、農村部は、若い労働力が都会の工場へ行ってしまい、農村部の跡継ぎがどんどん減っていってしまったのです。
そこ変わり、農村部は、世界で実例を見ないほど、農民が豊かになって行ったのです。
当然、お金があれば、大型機械を購入し、少ない労力でも生産可能となりました。
また、農作物管理も、機械や温室などと共に、農薬を多用し省力化が測られたのです。
考えてみてください、世界中の農民でこれほど豊かな農民がいる国は少ないのです。
中国では、農民が皆車を2~3台持っていると言えば信用されないのです。
日本の農民は豊かになった事から、高くても効率がよい農薬をどんどん使用したのです。その結果、世界中の農薬使用量基準の数十倍の農薬を狭い日本の農場に投入したのです。
これが、土壌を疲弊させ、更に化学肥料もあわせ、土壌そのものの荒廃を自らが作り出してしまったからなのです。  これでは、栄養価も下がることでしょう!!

新世紀のささやき 第十九回

2011-10-25 16:20:27 | 日記
 前回で、肥料は製造できるノウハウさえあれば問題な事が解かって頂けたと思います。
では、農薬はどうしたらよいのでしょうか?
出来れば、化学農薬は使用しないに越した事はありませんが・・・・。
中国では、日本向けに栽培している農場では、畑1枚が大きいのです。よく、北海道へ行くと、広大な農地が広がり「北海道はでっかいどう」と言われていましたが・・・。
中国では、これの5~10倍大きいと思ってください。当然、個人農家は、日本のように小さな面積で栽培していますし施設栽培はあるので、これは日本式で良いでしょう。
従って、自然農薬やハエ取り紙を使うわけにはいきません!
ここで使う農薬が問題です。
当然、商品名から原材料名まで記載しているのですが、日本の農家同様、「難しい事は
わからん」と言われそうです。従って、専門知識のある人に、選定してもらうことです。
買いに来る、商社での人ではないですよ・・・・。
次に、種子となります。
すでに中国では日系の種子メーカーが多くありますので、これは問題ありません、
ただ、品種選定時、気候や土質を考慮しないと、日本と同じ物になりません。また中国では、生産物は目方売りですので、大きく作れば高く売れる事から、日本で売られているものよりサイズが大きく作りがちです。しかし、日本で加工用ならこれでよいのです。
そして、最後は選果・選別です。  これが問題なのです~~!!
中国では、選果・選別機は、穀物以外の普及は遅れています。
従って、目選果となります。そのとき、如何しても自分で作ったものはすべて売りたいと思うのは、世界中一緒だと思いますが・・・。中国では、少し基準が違うようです。
日本ですと、等階級が各品目選定されており、大きさや品質で決まります。
しかし、品質については「これくらいならいいだろう?」が人によって違うのです。
ここもやはり、MADE BY JAPANESE で行なうことです。
買う人ではなく、農業現場に携わっている人です。買いに来る人では、また、選果選別基準が変わってしまうのです。買う人は、使用時を考えて、選別します。従って、生産者にとっては、とても不利な状態となってしまいます。これば続けば、価格が上がってしまいます。これでは、本末転倒となってしまいます。
当然、良い物と悪い物、大きい物と小さい物は分けなければいけませんが、すべての農産物が規格で価格が違う事を理解し、正確に選別し、すべて販売できなければ、コストに反映してしまうのです。
ここを中国人に任せてしまい「騙された」と言う人が多いのでは・・・・?

新世紀のささやき 第十八回

2011-10-25 15:48:06 | 日記
 中国やその他の国で生産されている、日本向け野菜やその加工品を、安全で尚且つ安価で購入するにはどうしたらよいのでしょうか?
 
まずは、やはり MADE BY JAPANESEです。
その為に、必要な物をどうするかと言ったこととなります。

中国では、肥料は鶏糞が主体です。しかし、良く見ると、大豆・菜種油の絞り粕は日本でも中国から輸入していますので当然あります。また、燐鉱石は取れますし、微量元素鉱石もあります。少ないのが魚粕ですが、基本的にはN・P・Kをそろえれば、有機肥料であるのなら微量元素は十分です。特殊農産物を除けば大丈夫でしょう!
これらから、有毒なガスを除去し、作物別に配合をする事ができれば問題はありません。
日本では、有機肥料原料は買っているので、日本より高価になる事は無いのです。
農薬はどうでしょう?!   これが問題です。
化学農薬は、近年中国でも製造が行われているのですが、如何せん、日本やアメリカのような多種多様な病害虫に対応可能とまで到達していません。
しかし、中国なら、漢方薬があります。即ち、自然農薬と呼ばれる物です。
実際、日本でも多くの有機栽培農家は、虫除け剤や病気の蔓延を防ぐ為、化学農薬を使わない農法でこれらの資材を使用して行なっています。
中国土壌は、日本のような数多くの土壌所毒剤や化学肥料等の使用は少ない為、土壌そのものは痩せていますが、日本のように、肥料成分が多く残留し、土壌の塩基バランスが保てない状態とはなっていない為、足りない成分を添加すればよいのです。日本では、過剰な残留性分があるため、バランスを保つ為に更に多くいれ、これを吸着させる為に、粘土鉱物や炭などの吸着物質を投入する、無駄な経費がかかるのですから・・・・。
この様な、品質面や収穫量で日本と同等の品質や収穫量を上げるための肥料工場をまず作る事を提案します。しかし、前回も書きましたが、肥料工場は認可が降りないのが現状である為、日本式で言えば堆肥場を作ることとなります。
ここで、鶏糞を吸着物と考え、肥料製造を行なう事を考えればいいのです。
鶏糞処理施設なら、日本農家でも持っています。これに配合の仕組みと、不足成分の原材料の1次加工機を入れれば、日本での有機配合に近い物が出来ます。
同じものは出来無いのですが・・・。原材料は、有機物の廃材であったり、天然鉱物であったりすれば良いのです。
これなら、簡単に有機認証を取得できますし・・・・。