今日の10時から2時間、県議会で館山市坂田(ばんだ)の残土問題が取り上げられるというので傍聴に行った。
質問するのは「市民ネット・社民・無所属代表」で、小宮清子議員とのこと。
県議会の傍聴は初めてなので、守衛に場所を聞いたところ、
議会棟はあれですよと教えられた方を見たら、
ずいぶん立派なビルがデ~~ンと建っていた。
議員を介しての傍聴だったので何日か前に住所と名前を提出したのだが、
控室があったのには少々驚いた。
館山からの人たちがバスで到着後、係の人から説明があった。
それによると、持ち込めるのは財布と筆記具、時計くらいで、
携帯電話やバッグなども議場への持ち込みは禁止だという。
そういうものは控室に置いて下さい、鎖錠しますから、ということだった。
一般の傍聴者は、それらをロッカーに入れたのちに金属探知機をくぐらされていた。
で、カメラもっていたので、控室での説明時に、
写真撮っていいかどうか聞いたところ、
許可をとって腕章をつければOKとのこと。
さっそく、住所、氏名、目的を書いて届け、
撮影許可の腕章を借りた。
但し、席に座ったままで、ということだった。
議場は、やはり県議会だ。市議会と比べると広いし天井も高い。
小宮議員は最初の質問者だった。
県の残土条例によれば、許可期限は3年、延長しても1年、
にもかかわらず新たな事業として県がさらに許可したのでは、県民の安全・安心を阻害するものであるという基本的な主張を行い、
混じっていてはいけないはずの産廃が混入していた問題、ダンプの過積載問題、当該箇所の安全問題等、具体的に質問された。
しかし県側の答弁は、「継続であっても申請は受け付けて審査する。その結果、安全性に問題はない」と、条例などあって無きがごとしである。
小宮議員は、「抜け穴条例ではなく、県民の安全・安心を守る県政を」と再質問したのだが、
「新たな事業として厳格に審査したので問題はない」との答弁。
その一方で、「もし土砂災害が起きた場合、県はどんな責任を取れるのか」には一切答えようとはしなかった。
要するに、許可した責任は取りませんよ、という役人一流の無責任さである。
ただ一つ、こちらの市議会より良かったのは、
議員の質問持ち時間に答弁時間は含まれないことだった。
議長の後ろの壁の上の方残り時間が表示されているが、
答弁になるとそれがとまり、質問となると動き出す。
どこぞの市議会では市長がべらべらとしゃべり続けて議員の質問時間をかなり使ってしまい、
質問権を侵害した例もあったので、
これはぜひ、市議会でも見習うべきだろうと思った。
そんな質問も終わりになったので、拍手したところ、
斜め前にいた係の人に、ダメですと、じろりと睨まれた。
注意事項には確かに書いてあったが、まァいいではないか。
終了後に県庁前の交差点でチラシ配りなどの宣伝行動を行ったが、
質問された社民党の小宮県議をはじめ、市民ネットの入江県議、同じく山本県議、無所属の藤代県議、我らの石井館山市議など、
マイクを握って道行く人々に訴えておられた。
県側の答弁はひどいものだったが、
議会の場で問題にし続けるというのはたいへんの大きな意味がある。
今後もこのような場には参加しよう、
しなければならないと思いながら帰ってきた。
質問開始。残り時間が60分だとわかる。
パネルを手に小宮県議。
森田知事さん、ずっとこんな感じが多かったけど、何やってんのかな?
再質問の小宮県議。
残り5分で「チ~~ン」と音がした。
腕章
議会棟
でっかい!!
宣伝行動の一コマ
質問するのは「市民ネット・社民・無所属代表」で、小宮清子議員とのこと。
県議会の傍聴は初めてなので、守衛に場所を聞いたところ、
議会棟はあれですよと教えられた方を見たら、
ずいぶん立派なビルがデ~~ンと建っていた。
議員を介しての傍聴だったので何日か前に住所と名前を提出したのだが、
控室があったのには少々驚いた。
館山からの人たちがバスで到着後、係の人から説明があった。
それによると、持ち込めるのは財布と筆記具、時計くらいで、
携帯電話やバッグなども議場への持ち込みは禁止だという。
そういうものは控室に置いて下さい、鎖錠しますから、ということだった。
一般の傍聴者は、それらをロッカーに入れたのちに金属探知機をくぐらされていた。
で、カメラもっていたので、控室での説明時に、
写真撮っていいかどうか聞いたところ、
許可をとって腕章をつければOKとのこと。
さっそく、住所、氏名、目的を書いて届け、
撮影許可の腕章を借りた。
但し、席に座ったままで、ということだった。
議場は、やはり県議会だ。市議会と比べると広いし天井も高い。
小宮議員は最初の質問者だった。
県の残土条例によれば、許可期限は3年、延長しても1年、
にもかかわらず新たな事業として県がさらに許可したのでは、県民の安全・安心を阻害するものであるという基本的な主張を行い、
混じっていてはいけないはずの産廃が混入していた問題、ダンプの過積載問題、当該箇所の安全問題等、具体的に質問された。
しかし県側の答弁は、「継続であっても申請は受け付けて審査する。その結果、安全性に問題はない」と、条例などあって無きがごとしである。
小宮議員は、「抜け穴条例ではなく、県民の安全・安心を守る県政を」と再質問したのだが、
「新たな事業として厳格に審査したので問題はない」との答弁。
その一方で、「もし土砂災害が起きた場合、県はどんな責任を取れるのか」には一切答えようとはしなかった。
要するに、許可した責任は取りませんよ、という役人一流の無責任さである。
ただ一つ、こちらの市議会より良かったのは、
議員の質問持ち時間に答弁時間は含まれないことだった。
議長の後ろの壁の上の方残り時間が表示されているが、
答弁になるとそれがとまり、質問となると動き出す。
どこぞの市議会では市長がべらべらとしゃべり続けて議員の質問時間をかなり使ってしまい、
質問権を侵害した例もあったので、
これはぜひ、市議会でも見習うべきだろうと思った。
そんな質問も終わりになったので、拍手したところ、
斜め前にいた係の人に、ダメですと、じろりと睨まれた。
注意事項には確かに書いてあったが、まァいいではないか。
終了後に県庁前の交差点でチラシ配りなどの宣伝行動を行ったが、
質問された社民党の小宮県議をはじめ、市民ネットの入江県議、同じく山本県議、無所属の藤代県議、我らの石井館山市議など、
マイクを握って道行く人々に訴えておられた。
県側の答弁はひどいものだったが、
議会の場で問題にし続けるというのはたいへんの大きな意味がある。
今後もこのような場には参加しよう、
しなければならないと思いながら帰ってきた。
質問開始。残り時間が60分だとわかる。
パネルを手に小宮県議。
森田知事さん、ずっとこんな感じが多かったけど、何やってんのかな?
再質問の小宮県議。
残り5分で「チ~~ン」と音がした。
腕章
議会棟
でっかい!!
宣伝行動の一コマ
で、答弁の時は下向いて原稿の丸読み。文章の切れ目で、どうだ、かっこいいだろ、みたいな顔をみせていました。
それに議員の人たちもダメだわ。小宮議員の心からの訴えに、馬鹿にした笑いを発したりで、議員がよく、国民目線でとか言いますけど、その意味がやっとわかりました。要するに、いつもは議員目線、特権目線だっちゅうことですね。
市民ネット、社民党、共産党の議員さんにはご苦労様ですと、ほんとに言いたいです。
私もこの日、県議会の傍聴にいきました。
あらかじめ、情報として聞いてはいましたが、森田知事はじめ、県執行部の答弁はひどいのを間近に見ていました。特に知事は全体の1割しか、答弁をしない。当然、坂田のことは一言も触れませんでしたね。
これで来春の知事選は、と考えてしまいます。
それにしましても、残土に混じっていてはダメな産廃も、意図的でないから問題ないとの答弁には驚きました。