2011年4月29日、いよいよ
岳温泉復興桜まつりの開催です!
まずはこの復興桜まつりについての簡単なご説明を。
この岳温泉の桜祭りは今回が初めてです。
今まで桜の季節はとても賑わう時期ではありましたが、特にイベントは企画していませんでした。
(桜の時期が毎年予測が難しいことや、お店の皆さんが忙しくてイベントに時間を割けなかったこともあるでしょうね)
しかし、この震災で日本全体が沈みきっている様子を見続けていて、岳温泉の人達はそれぞれに「何かしたい!」という思いを募らせました。
私も岳温泉や二本松の霞が城の桜が大好きで、岳の人達や避難してきている浪江などの皆さんや、福島を訪れてくれた人達に見て頂きたいと強く感じました。
この桜の花の下でみんなで集まったなら、必ず笑顔になれる。
疲れも不安も笑顔で吹き飛ばして、未来に向かっての一歩を踏み出せる。
そう感じたのは私だけではないようです。
とはいえ岳温泉の旅館もやはりほとんどが大きな被害を受けました。
施設の改修に追われ、また同時に避難してきた方の受入れも始まっていてイベントを立ち上げる余裕はない。そんな状況でもあります。
仕方なく一人でも何かしようかとあれこれ考えていた時、岳温泉観光協会の山谷(やまや)さんからお電話を頂いたのです。
「岳の若手のみんなも同じような企画を考えているので良かったら参加しませんか」というお誘いでした。
文字通り飛び上るほど喜び、参加させてもらったのがこのイベントのはじまりです。
予算もない、人手もない、時間もない。
それでも情熱だけは溢れていました。
こんないきさつで開催までこぎつけたのは本当に大きなご支援、ご協力があったからこそです

ご協力下さった皆様に関してまずは深く御礼申し上げます。
お名前やプロフィールなどは後で改めてご紹介したいと思います。
長い前振りを致しました。
そろそろイベントのご紹介をしたいと思います。
震災の後、生まれ変わる岳温泉のきっかけとなるのか否か。
乞うご期待!!
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さて、前日の強風に不安を感じながら目覚めた29日の朝。
恐る恐る外に出ると……。

やった!
これ以上ない快晴です!

きっと私以外のメンバーの日頃の行いが良かったのですね!
それと皆様の応援のおかげでしょう♪
うきうきと会場の鏡ヶ池公園へと向かいます。

桜坂を下りながら花が散っていないかチェック。
幸い満開直前だったおかげでしっかりと花は残っていました

池の周りの桜も今日が見ごろ。
イベントの初日としては最高です!

おお!
いつのまにこんな案内看板が!
何だか一気に気分も盛り上がってきました♪

朝の光を浴びる桜の花がまぶしい〜

昨日は波立って少し暗かった池の水面も輝いています

青く空を映す鏡ヶ池。まさに名前に恥じない美しさですね。
自慢の人力車を引いて下さる「新風亭」の遠藤良一さんも準備万端です。

衣装が良く似合っていますね!
沢山の取材が来ていて対応に追われていました。
ニュースなどでご覧になった方も多いのではないでしょうか?

人力車に乗っていたのは福島テレビの関口アナウンサー。
本物はもっと華奢で可愛いのです!
あまりに顔が小さくて可愛いので気が付くのに時間がかかってしまいました

人力車も人を乗せる前はしっかりとタイヤに空気を入れなおします♪
このあと私もしっかり乗せて頂きました

とっても乗り心地が良くて感動!
そうこうしているうちにいよいよ「岳温泉復興桜まつり」のスタートです!
最初のステージは「福島おやじバンド」さんです。
本来のメンバーの中に自衛隊員さんがいて、今救援活動中だとか。
メンバーが足りないために他のバンドの方々がヘルプに駆け付けたそうですよ。

音楽はベンチャーズ系です。
ベンチャーズど真ん中世代、ではない私でもなじみのある曲ばかりでワクワクしました♪
演奏中の皆さん、とっても素敵でしたよ!!
後で動画をアップしたらまた改めてその様子をご紹介したいと思います。
次は二本松出身の演歌歌手、新道明里(しんどうあかり)さん。

最初に「さすけねぇ音頭」という曲を歌われたのだと思うのですが、残念ながらこの時は交通整理をしていて見ることができませんでした

ちなみに今回の復興桜まつりのサブタイトルでもあります
「さすけねぇ」はこの辺の方言で
「大丈夫だ、問題ない」という意味です。
色々な場面で皆様も是非お使いくださいね
さて、ここで問題発生。
この日の午後一番のステージを予定していた「わらび座」さんが高速道路で渋滞にハマってしまったとの連絡が。
今年は震災の影響もあってGW渋滞はあまり想定していなかったのですが、休日を利用してボランティアに来られる方々の車が大変な数だったそうですね。
とっても早く出発してくださったにもかかわらず、どうやら予定の時間には着かないとか。
そこで予定を変更して二本松のちょうちん祭りのお囃子が午後一番に決定しました。
とはいえ急に時間を繰り上げるのも難しいので皆様にはゆっくりお昼を楽しんでいただくことに。
「まあ、渋滞は不可抗力だし、しょうがないっしょ」とサラリと言ってテキパキと動く木村さん他みなさま。
おおお、なんと頼もしい……

そして二本松JCさんのご好意で避難されている皆様へ支援物資が支給されることに。

二本松JCさんは今回の企画にいち早く声をかけてくださって、この後の安達高校吹奏楽部さんの演奏も実現させて下さいました。
有難うございました!!
そして2時過ぎると思われていたわらび座さんが無事到着!
6時間もかかってしまったそうです。
本当にお疲れ様です!!!
しかしちょうちん祭りのお囃子はもう始まるところで、その後の吹奏楽部の演奏も時間の変更ができません。
申し訳ないながらもわらび座さんにはこの日のラストを締めくくって頂くことになりました。
そして二本松のちょうちん祭りのお囃子。

7つの字(町)がある中で今回は本町若連さんに来て頂きました。
これもとっても楽しみにしていたのですが、ここでまた再び交通整理などなどが。
スタッフですから仕方がありません

ちょうちん祭りは見応えのある伝統的なお祭りです。
今年も10月4,5、6日に開催されますので、是非皆様お出かけ下さいね!
この後は安達高校吹奏楽部さんの演奏です。

元気が出るような曲、お子さんにも馴染みのある曲など選曲も非常に考え抜かれています。
挨拶の途中で生徒代表の方が感極まって涙を見せる場面もあり、聞いているこちらも胸を打たれました。
非常に多感な時にこのような震災に遭って、さぞ多くの想いが日々体の中を駆け回っていることでしょう。
でも、このように笑顔で立派なパフォーマンスができた彼らはきっとこれからもこの体験を糧としてくれるだろう、と感じました。
最後の「ふるさと」の演奏には思わず皆涙を浮かべながら聴き入っていました。
かく言う私もじーんとして涙が出てしまいました。
一度は安全面から野外での活動ができないとされた所を、生徒の皆さんと二本松JCさんの熱意で実現することができました。
演奏が終わる頃ににわか雨がパラつき始め、楽器が濡れないように大急ぎでの撤収となりました。
そして最後にすっかりお待たせしてしまったわらび座さんのお囃子と踊りです。

急に雨と冷たい風に見舞われて、準備の間非常に寒そうで申し訳なかったです

でも「舞台に上がると寒さは感じないから大丈夫です」
と笑顔で答えて下さいました。
歌に笛に太鼓に踊り。
とっても楽しいステージでした!!
本当に長い渋滞の中の移動、お疲れさまでした!!
実はこの後扇やにも来て頂き、浪江の皆さんのお食事会場である広間の舞台の上でまた踊り、そして手品を披露して下さいました
さて、これで初日のステージは終了。
駐車場が分かりにくい、遠いというご意見や途中で変わる天候など、色々と対応に追われたりご迷惑をおかけしたりすることもありました。
それでも皆さんの暖かいご協力のおかげで初日はとても良いスタートとなりました
夕方、撤収が始まった鏡ヶ池公園はまた静かな憩いの場に戻りました。

夕暮れを映す池の水面と桜が収まってきた風に揺られていて、なんだか感無量に。
私はわらび座さんと一緒に先に旅館へ戻ってしまったので初日の撤収はお任せしてしまいました

相変わらず何もしないスタッフですみません
さて、夕方のお天気はちょっと微妙。
明日の空模様が気になりつつ初日の終了です。
……ということで、2日目のレポートに続きます。
今夜か明日にはアップしたいです。
どうぞお楽しみに!!
