卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

不純な動機

2005年06月22日 | 卯月の雑感
松は元々、ボーカリストではなかった。楽曲を作ったり、演奏専門だった。
ところが、3年前グループの活動休止と供に、ソリストとしてやっていかなければならなくなった。

シャイで不器用な松は、一時は他のアーティストへの楽曲提供など、裏方として音楽を続けることも考えていた。
しかし、自分の音楽を自分自身で伝えたいと言う思いから、歌を歌っていくことを決めた。

ソリスト1年目、ファンとしてはハラハラドキドキだった。
ステージの上の松、緊張のあまりMCはカミカミだし、客席に視線を向けることも出来ず、見ているこっちまで緊張した物だった。

ソリスト2年目、少しずつステージで歌うことにも慣れてきた。
この年、月間松印と称して、毎月ライブをやって毎月CDをリリースした。
どんどん作ってどんどん発表、とにかくやる!!をモットーに活動した。
2年目が終わる頃には、ステージの上で楽しんでることが伝わってくるライブがやれるようになった。
ステージの上が楽しんでいれば、その楽しさは客席にも充満してくる。
もう、ハラハラドキドキなどしないでリラックスして見ていられるようになった。
今度は何をやってくれるか!?ワクワクしながらライブに行くようになった。

そして今年ソリスト3年目。
「外に出る!」が目標。1年目、2年目で足場を固め、いよいよ外に向けて発信していく。
テレビ、ラジオ、イベントへの出演など、これまでになかった活動。
今年からは結果を出していく。

「種蒔いて結果だそう!!」と松は言っている。

年に4回発行される「MATZILLCII HEADLINE」(松印新聞)で、
「皆さんも種を蒔いて、植物を育てていただいて季節後との変化を紙面で紹介して楽しもう・・・云々。」と言う企画があった。

長い前振りになってしまったが、私がズッキーニの種を蒔いたきっかけはこれだった!!

そして松印CD夏号に付いてきた新聞に、キニキニちゃんデビュー♪


動機は不純だったけど、野菜を育てる楽しさを知ることができた。
野菜育てを通して、新しい出逢いもあった。

めでたしめでたし。