沢木先生の見た景色を求めて・・・。

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香港最終日の前日の夜。日本でカンボジア好きつながりで出会った「海猿」とチョンキンマンションで再会した




本当にたまたま香港に入る予定日が一日しかずれていなくて、なおかつ同じチョンキンマンションに泊まることにしていたんだよね



このタイミングにはビックリでもやっぱり日本の友達といつもと違う環境で合えるのはすごく面白い



次の日海猿と一緒に旅しに来ていた西本くん＆野口くんと５人でバックパッカーのバイブルと言われる「深夜特急」の著者「沢木耕太郎先生」が香港から中国大陸を眺めたという国境ギリギリの丘を目指すことにした




ただ情報は深夜特急に書いてある５行ぐらいの文章だけ・・・




まぁとりあえず行って見るべ






バス停で何回も行き先を確認しながら（香港は物価が日本並みだから行き先を間違えると大変なことになる）





そしてみんな確信を持てないままようやくバスに乗り込んだと思ったらこれでもかーーーっ！！！ってぐらいのスコールが降ってきたりして





迷いながらもやっと着いたのが沢木先生の丘の近くにある



「錦田吉慶園」






ここは約１０００年前に街自体を城壁で外的から守るために囲んで出来た町。その城壁が今でも残っているのはここだけ



かなりの古い町並みを期待してきたんだけど、残っているのは城壁と突き当たりにある神様の祭られている場所ぐらいで






あとはほとんど新しく普通の家が建て直されていて、あまり昔を感じれる空気はなくてちょっと残念だったな



でも城壁の中に綺麗に整頓された街はなかなか見られないものだとは思う。






そんなことを思いながら歩いていると香港の中でもディープなこの場所で日本人と出会ったのにはビックリ



しかも話していると香港のプロのサッカー選手をしている高田さん。そして日本、香港、上海などでモデルの仕事をしていて２００８年の「Ｍｉｓｓ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ」のファイナリストにまでなったという中津　亜紀子さんという二人




すごく話しやすい二人であっという間になんだか仲良くなれたような気がした




また世界のどこかで会えたら面白いな





そこから強引に５人で一台のタクシーに乗っていよいよ沢木先生がまだ香港が中国に返還されていない時代入国できない中国大陸を見渡しただろう丘へ



ここはギリギリ国境の立ち入り禁止区域に入っていない場所





すぐそこの緑の芝生の場所は立ち入り禁止区域で向こうに見えるのが中国の町並み






同じ中国でも今だここには国境という見えない壁がある。




深夜特急には中国全土が見渡せたと書いてあったから３０年前、今ここから見渡せるビル郡はまったくといっていいほどなかったんだろうと思う



そんな場所を思い思いに見つめながら時間は過ぎていった。






最後にその場所で４台のカメラを一斉にタイマーでセットして記念撮影





この一日はとても不安定で出会いがありそれを楽しみながら前に進んで行ったまさに旅な一日だった気がする



そして、グッバイ香港！！短かったけど、楽しい思い出をありがとう




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