- the wheel:自動車のハンドルのことですね。sit behind the wheelという表現が使われてますが、これは運転席に座っていることを意味しています。面白いと思ったのは、日本語との表現の違いです。日本語でこの表現に近い言い方をすると「ハンドルの前に座る」となると思うんですが、英語では物理的な位置関係を客観的にに表してますよね。それから、車輪の場合もwheelで、wheelsとして複数形で使われることが多いかな?
- floodlight:投光照明
- stalwart:頑丈な、丈夫な
- sentinel:番人、歩哨。センチネルで思い出すのは、コンピュータソフトウェアのプロテクトキーで、プリンタポートやUSBポートに差して使うやつ。あれはソフトウェアの正規のユーザであるかをチェックする番人みたいなのでセンチネルって呼ぶのでしょうか?それから、映画『マトリックス』シリーズに出てくるタコみたいなクモみたいなロボット、あれってセンチネルって呼んでた気がする。あれは不審者が侵入していないかの歩哨ロボットだからセンチネルって呼んでたんでしょうね?
- flank:側面、翼
- buttress:(教会などの)控え壁、支え
- jut:張り出す、突き出る
- the heathen:異教徒
- conceal:隠しておく
- legendary:伝説上の、〜で有名な
- deceit:詐欺、ペテン。策略
- the faithful:忠実な信者
- ache from:〜でうずく、痛む。痛みの原因はfromで示す
- inconsequential:重要でない、取るに足らぬ
- anguish:苦痛、非常な痛み
- haunt:出没する
- hatred:憎しみ、憎悪
- trespass:悪事を働く、罪を犯す
- undertow:(感情の)底流
- purgatory:苦難(の場所)
- tempest:あらし、大騒ぎ、騒動
- reek:悪臭
- rot:腐る
- stench:悪臭
- urine:尿
- feces:排泄物
- howling:ヒューヒューとうなる
- de Pyrenees:ピレネー山脈
- sob:むせび泣く
- Andorra:アンドラ。フランスとスペインの間にある国
- barren:不毛の、内容のない
- forsaken:見捨てられた。または、forsakeの過去分詞
- suzerain:宗主国
- cell:独房。小屋
- The light came long after the thunder.:proverbか何か?実際は順序が逆ですが、その辺がこの文の示す意味に関係してる?ちなみに雷は雷でも、雷鳴(ゴロゴロという音)の方が"thunder"で、稲光は"lightning"です。二つをあわせた総称としての"雷"という単語はないのですね。
- burly:頑丈な、たくましい
- dockworker:港湾労働者
- upwelling:湧き上がること
- hypnotically:催眠状態で
- stupor:意識朦朧
- Marseilles:マルセイユ
- outcast:浮浪者、追放された者
- runaway:出奔者、家出人
- dilapidated:荒れ果てた、老朽化した、くずれかかった
- tattered:ぼろぼろに裂けた
- drifter:放浪者。え!?もしかして"ザ・ドリフターズ"ってこの語からきてたの?
- mock:〜を欺く、ばかにする、嘲る
- pummel:=pommel、〜をげんこつで打つ
- within inches of her life:半殺しの状態
- ultimatum:最後通牒、最後通告
- Toulon:トゥーロン。フランス南部の地中海に臨む港町
- cured ham:塩漬けのハム
- shackle:足かせ、手かせ
- inmate:収容者、入所者、在監者
- redicule:嘲笑する、冷やかす
- march:〜を無理に歩かせる、行進させる
- Mira el espectro:フランス語以外にスペイン語まで出てくるのか!この本は!で、意味はよくわかりません。ただ、刑務所で囚人達が後にSilasと呼ばれる彼を指差して声を上げたのがこの言葉なので、「見ろ幽霊だ」とかそういった言葉だと思う。el espectroは英語でthe phantomの意らしい。
- withered:うすれる、しぼむ、弱まる
- Yo soy un espectro...palido como un fantasma...caminando este mundo a solas:私は世界を独り彷徨う幽霊のように陰の薄い幻影だ。みたいな感じ。これもスペイン語なのでよくわからない。単にこの文の前の記述の内容をスペイン語で繰り返しているのに近い・・・と思う。
- mighty:強大な、巨大な。マイティなんとかって古いアニメとかでよくある名前な気がするけど、そういうベタなネーミングってホントなくなったよねぇ。子供にはそういうベタなネーミングの方がいい気がするんだけどねぇ。
- mortar:モルタル
- boulder:大きな岩石、巨石
- topple:ぐらつく、よろけて倒れる、前に傾く
- the very spot:まさにその地点、まさにその場所。veryって"とても"とか"大変"の意味の副詞がよく知られてるけど、"まさに"とか"まったく"って、その通りっていう感じの意味の形容詞も結構使われるんですよね。その場合、theを伴って名詞の前にあるから、副詞のveryと混乱することは少ないと思います。
- scramble:よじ登る、這うように進む。スクランブルって、緊急出動って感じのイメージが強いけど、根本的な意味は、"困難を伴いつつ、すばやく動く"動作を言うみたい。
- expansive:広々とした。別に難しい語ではない。ただ、expensiveと読み違えて意味がわかんなかっただけだ。"a"と"e"の読み違えに気づけば何のことはない。
- vista:眺め、眺望。ビスタと聞いて思い浮かべるのは、映画の画角っていうかサイズを示す"ビスタサイズ"ってやつ、テレビのサイズは横と縦の比が4:3ですが、ビスタサイズは・・・と調べてみました。えぇー、ビスタサイズにはアメリカンビスタとヨーロピアンビスタがあるらしく、アメリカンビスタが1:1.85、ヨーロピアンビスタが1:1.66とあります。ちなみにこちらは縦:横の表記になってます。テレビより横長です。
- tumbling:転落する、転ぶ
- barren:不毛の
- delirious:ひどく興奮した、精神が錯乱した、有頂天の
- skirt:〜の境をなす、〜を囲む
- swath:一刈の。草木が刈られて帯状になっている状態を示すみたいです
- freight:貨物
- gut:胃や腸、消化器官
- outskirts:郊外、町はずれ。前出のskirtの名詞複数形も同じ意味、outがついてる分、外側であることが強調されてるかな?
- materialize:肉体を備えて現れる
- anguish:苦痛、非常な悲しみ
- startle:びっくりさせる、飛び上がらせる
- leap:飛ぶように動く、さっと立ち上がる
- hurl:〜を投げつける
- shatter:打ち砕く、粉砕する
- couch:長いす
- offertory:献金、奉献歌
- tempt:誘惑する
- taunt:なじる、責める
- gibes:嘲笑、からかい、愚弄
- missionary:宣教師
- hollow:うつろな
- Oviedo:オビエド。スペイン北西部Asturias自治州のBiscay湾に面する県
- bandage:包帯をする
- verse:節、詩の一行
- hymn:賛美歌
- Alitalia:アリタリア航空。イタリアの航空会社
- bounce:跳ね上がる
- disastrous:大災害を引き起こす、大変な不幸をもたらす
- coup:不意の首尾よい一撃、大当たり、大成功
- imvestment:投資
- Godspeed:成功の祝福・祈願
- pattance:わずかな食料・手当て・収入。寄進、施し
- renew:回復する、取り戻す、復活する
サンシュルピス教会に着いたSilas。keystoneを取り戻せばオプス・デイはどれだけ強大になるかを想う。彼の背中はその日早くに行った苦行の痛みが残っていたが、オプス・デイに救われるまでの人生を思えばそんな痛みなど取るに足らぬものであった。石の塔を見上げるうちにSilasは過去の記憶に飲み込まれていくのであった。
彼はもともとSilasという名前ではなかった。彼が7歳の時、彼の父は港湾労働者で、酒に酔ってはアルビノの子を生んだということで何かにつけて母をなじるのだった。ある夜、父と母は大喧嘩をし、母はその拍子に死んでしまう。彼は自分が原因だという思いにさいなまれ、ついには寝ている父を何度も刺して殺してしまう。
それで彼は家を飛び出した。浮浪者となったアルビノの彼は人に避けられ、廃工場の地下に住み、拾ってきたぼろぼろの雑誌が友達であった。
12歳になったとき、ある女性の浮浪者が彼の食べ物を盗ろうとしたので、彼は彼女を殴り半殺しにする。彼は役人らに取り押さえられ、マルセイユを去るか少年院に送られるかの選択を迫られる。彼は去ることを選び、トゥーロンへと落ち延びる。歳を重ねるうちに彼の容貌は人々にとって憐れみの対象だったのが恐怖の対象へと変わっていった。
18歳のとき、貨物船より一箱のハムを盗もうとした彼は二人の船員につかまる。船員たちは彼を殴りつけるが、酔った二人の姿が彼の過去の悪い記憶を呼び覚ました。彼は片方の船員の首を砕く。もう一人も同様の運命をたどろうかという際に警察が来て彼は捕まる。
その事件の2ヵ月後、Andorraの刑務所に入れられるのだった。そこでも彼の姿は嘲りの対象となった。この頃から彼は自分を幽霊であるかのように思うようになった。
刑務所でのある夜、囚人の悲鳴に目で目を覚ます彼。大きな岩がそばにあり、刑務所の壁に穴をあけているのに気づく。地面が揺れる中、そこから這い出す彼。とにかく走る彼。彼は飢えと疲労のせいでどこをどう辿っていったのかはわからないが空の貨車を見つけ、そこで眠る。彼にはもう生きているのか死んでいるかもわからなかった。途中、誰かが来て、彼は打ちのめされ、外に放り出されてしまう。彼はある村はずれに辿りつくが、そこで意識を失ってしまう。
次に目が覚めるとイエス様が微笑んで彼を見下ろしているのだった。
また次に目が覚めたのは、悲鳴がしたためだ。キッチンで小柄な男が大男に打たれているのを発見する。状況もつかめないままだが、彼は小柄な男を助ける。小さな男は宣教師でObra de Diosの教会を建設するためにここにいるのだという。ここはスペインのオビエドらしい。
ある朝、新聞を見ると山岳地帯で地震があり刑務所が潰れた。それで多くの危険な犯罪者が逃げ出したと記事にあるのを見つける。あの宣教師がこの事実を知っていると思うと、彼がこれまで知らなかった感情、『恥』だとか『罪』の意識を感じるのであった。どこに逃げようか考える彼の元に、宣教師が現れた。宣教師は微笑みながら聖書を手渡す。フランス語の聖書である章に目印をつけてあると言う。それはまさしく彼が経験した地震の状況とそっくりなことが書いてあるのであった。宣教師は彼に"Silas"という新しい名前を与える。そして教会を建設するのに彼の力が必要なのだと宣教師は言うのだった。
場面変わって、地中海の20000フィート上空、アリタリア航空1618便は乱気流で揺れていた。Aringarosaはオプス・デイの将来のことを考えると、パリの計画の進捗を確認したい気持ちに駆られていたが、機中ではそれもできずにいた。電気通信などに詳しい"先生"が携帯を機中で使わないのは懸命なことだと。また、先生は計画の準備・手配は全て済ませてあると言い、安全のためしばらくはSilasとの連絡も控えた方がよいとのことだ。代わりに先生が、安全な回線を使ってSilasとの連絡を取り合うとのことだ。先生は、Aringarosaの身分、Silasの身分、そして自分自身の資産を守るために動いているのだという。もしAringarosaが捕まれば、先生に報酬を支払う者がいなくなるということだ。
Aringarosaは先生とSilasが失敗しないことを改めて確信する。何といっても金と信仰は力強い動機となるからだ。
この章はSilasの幼少期からAringarosaに助けられるまでの回想と5章の続きになってます。Silasはアルビノという遺伝的な先天異常により不幸な生い立ちを過ごしてきます。父親にも疎まれ、行く先々で嘲り罵られ、あげくは刑務所に入れられます。ある天災をきっかけに刑務所を逃げ出したSilasはAlogarosaに救われ・・・そしてSauniereを含め四人の人間を殺害するに至るわけですが、とにかく不幸です。本人はそうは思ってなさそうですが、不幸です。苦行を毎日のように行って背中は傷だらけのようですが、その傷はきっと”不幸”という文字を描いているに違いありません。果たしてその傷が癒える日はやってくるのでしょうか?
あと、最後の部分は5章の続きになってるのだと思いますが、the Teacherって新しい?人物が登場ですが、Aringarosaが先生と呼ぶくらいだから大物なんでしょうね。とりあえず、先生の人物像は電気機器に強くて、特別注意深い(警戒心の強い)人間ってところです。あ、それからフランス語訛りの英語をしゃべる。さてこの人物、今後どう話に関わってくるでしょうか?今のところ出てきた人物の中で該当しそうなのは・・・Facheあたり・・・???とりあえず、理由は・・・単に特別注意深いっていうのと、フランス語訛りの英語をしゃべるってところから・・・。あ、もう一つ十字架のネクタイ留めの件もあるか。お、お!決め手っぽく携帯電話の件もある!Facheはセキュアな電話持ってるし!そう考えるとあながち外れてない気もする。怪しさからすると、Colletなんかなんだけど、大物とも思えないしね(笑)。でも時系列的にありえない気も。この機中の時期的な設定がよくわからんし。いや、この話って、過去の歴史的な部分などしっかりしてる割には、時系列的な部分の記述って甘い気がするのは気のせい?








