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ミゲル・ベルチェルト対三浦隆司(2017/07/15)

2017-07-16 13:56:40 | ボクシング

WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ

WBC王者のミゲル・ベルチェルト(Miguel Berchelt)に王座奪還を目指す元王者三浦隆司選手(Takashi Miura)が挑んだ一戦は米国カリフォルニア州で行われ、初回にノックダウンも奪ったベルチェルト選手が12回大差の3-0判定を制して王座防衛に成功しています。(体格比較)

スタートの動きが固く見える三浦選手。前には出るものの手が出ません。対する王者ベルチェルト選手は三浦選手の強打に対する警戒の色がかなり見えるものの探りのパンチを伸ばしながら徐々にリズムを構築。軽く伸ばした右ショートから返した左フックをクリーンに決めて三浦選手からノックダウンを奪う上々の立ち上がりを見せます。
なかなかエンジンがかからない三浦選手に対して遠い距離から軽く当てるリードでペースをキープし続けたベルチェルト選手。「軽い」とはいうもののスナップを効かせ三浦選手の顔面を最後までビシバシ弾いていきます。
三浦選手も5回ごろから例の獣の唸り声をあげながらの強打で迫るシーンを増やし、8回には左のボディブローで王者を効かせる場面を演出。試合終盤は腹が効いてしまって完全に及び腰になったベルチェルト選手をあと一歩のところまで追い詰めます。
しかしこの効きまくって腰が引けまくっている状態からも長く正確にヒットさせる左右をコンビネーションで決める場面は見せ続けていたベルチェルト選手。タフだったものの実力、技術の差でポイント的には大差がついた12ラウンズでした。


Powerpunches

公式のスコアは120-109、119-108、116-111という大差3-0ベルチェルト。シロート採点117-110ベルチェルト。
8回に効かせてからの9,10,11あたりはかなり三浦選手にチャンスがあったように見えた流れ。しかしここで一発強振傾向がより強くなりすぎてしまったのが痛かったです。
ただ殺気をムンムンみなぎらせながらの「一発で斬って落とす。ぶっ殺す」というような攻めこそが三浦選手の真骨頂だとも言えるわけで、出せば結構効果的にヒットしていた右ジャブを多用すればとか返しの右を意識しながら左ストを打て、なんてのは三浦選手の殺人者としての凄みを削ってしまうだけなのかも。
ボディへの攻めをもう少し早い段階から見せて欲しかった、とは感じました。悔しい敗北でした。

ベルチェルト選手は32勝(28KO)1敗。三浦選手は31勝(24KO)4敗2分。


Berchelt vs. Miura: Live results, discussion, round by round coverage(Fraser Coffeen/Bloody Elbow):117-110 Berchelt
Miguel Berchelt vs. Takashi Miura - LIVE BoxingScene Scorecard(BoxingScene):118-109 Berchelt
MIGUEL BERCHELT OUTCLASSES TAKASHI MIURA TO WIN WIDE DECISION(MICHAEL ROSENTHAL/RingTV):119-108 Berchelt

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5 コメント

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Unknown (kon)
2017-07-17 01:25:18
この試合ベルチェルト選手は終始アウトボックス徹底して上手くコントロールしましたね。
三浦選手もスコア以上に追い詰めてた場面もありましたがもっと早くからボディ攻めてたらというのと、やはり観てて単発で終わらず、二発三発とまとめてほしいなと感じる部分もありました。
試合前は漠然と三浦選手が勝つものと信じてたので敗戦は残念でしたが、その持ち前の一撃で今のタレント揃いのスーパーフェザー級でもう一花咲かせてほしいです。
Unknown (Unknown)
2017-07-17 11:44:35
ベルチェルトは前戦の印象から攻撃的に来て、三浦と噛み合う打撃戦になると思っていたのですが、とにかく三浦の一発を貰わないよう終始上手く戦っていましたね。
一発を貰わないスタイルに対し一発狙いでは勝ち目はありませんね。
セコンドは何か戦略なり対応なり考えて来ていたのでしょうか?
なんか、日本人選手の海外のタイトルマッチっていつも選手以前にセコンド陣が舞い上がっちゃってダメダメに感じます。
まあ今さら三浦にバリュエーションを求めるのも何ですが。。

でも強烈なボディーでベルチェルト効かせちゃうあたり、三浦もタダでは終わらせないぞ、というのが見れて救いでした。

武骨な三浦のスタイルは大好きです。
今後のことはゆっくり考えて下さい。
お疲れ様でした。
Unknown (Unknown)
2017-07-17 12:53:17
中盤以降には三浦選手の逆転のチャンスがあったように見えましたが、、手が出ない、、足が出ない、、もどかしい試合でした。体調を崩していたのか?体力的な限界か?スッキリしないなぁ。
 (MR)
2017-07-17 15:51:55
たしかにセコンド陣営に問題はありますね 三浦も出だしが少し固かったですね大振りした後の二発めがコンパクトに打つ当てるのアイデアがあったら こんなに差は開かなかったかな ベルチェルトに負けた事でかなり厳しい状況になりましたね 他の団体のチャンピオンとやっても厳しいから引退でしょうね
Unknown (Unknown)
2017-07-17 19:15:30
予想通りの展開だった
三浦は元々手数が少ない単発型で、
回転の早い連打を打てるタイプではない

バルガス戦も三浦は単発で回転力のあるバルガスの手数にやられた感じだった

このあたりのレベルが限界かな

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