WBC暫定ミドル級タイトルマッチ
WBC暫定王者のセバスチャン・ズビク選手(Sebastian Zbik)がイタリアからのエマニュエレ・デラ・ロサ選手(Emanuele Della Rosa)の挑戦を12回2-1判定で退けて7月に決定戦で獲得した暫定王座の初防衛に成功しています。
身長で12センチリードする王者が終始ペースをコントロールしていた試合。
リードで伸ばす左ジャブや右ストレートで中間距離の攻防を支配。挑戦者が思い切り良く踏み込んできて左右フックを上下へ散らしてきますが堅いブロッキングでほぼ完璧に遮断し、相手の打ち終わりに的確に左フックや右アッパーを決めていきます。ブロッキング主体のディフェンスながらも攻防分離というわけでもなく、ワイドオープンで突っ込んでくる相手の入りに的確に合わせるインサイドからの右ストレート、左フックも見事で、何をやらしてもそつなく上手いという印象。(ボディを全くと言っていいほど打たない点だけが気になりました)
2回に右のショートフックカウンター、左フックで挑戦者の足元を揺らし、6回にも右クロス、右アッパーを次々に決めて大きなチャンスを演出したズビク選手。
このチャンスでチャージを強めた王者がやや疲れたのと、デラ・ロサ選手の突進&密着戦法に無理をしなかったのもあって判定まで行った試合でしたが、王者の堅実なボクシングに対して有効な手立てを全く見出せていなかった挑戦者で、途中で試合を止めても良かったように感じたワンサイドの試合でした。
公式のスコアは2人が120-109,117-111でズビク選手勝利、1人が115-113デラ・ロサ勝利。シロート採点120-108ズビク。
ズビク選手は28勝(10KO)。デラ・ロサ選手は22勝(7KO)1敗。
ニュース動画
Tough Victory for Brähmer, easy win for Zbik!
Brähmer retains WBO title(Fightnews)
セバスチャン・ズビク対ドメニコ・スパダ(2009/07/11)
WBC暫定王者のセバスチャン・ズビク選手(Sebastian Zbik)がイタリアからのエマニュエレ・デラ・ロサ選手(Emanuele Della Rosa)の挑戦を12回2-1判定で退けて7月に決定戦で獲得した暫定王座の初防衛に成功しています。
身長で12センチリードする王者が終始ペースをコントロールしていた試合。
リードで伸ばす左ジャブや右ストレートで中間距離の攻防を支配。挑戦者が思い切り良く踏み込んできて左右フックを上下へ散らしてきますが堅いブロッキングでほぼ完璧に遮断し、相手の打ち終わりに的確に左フックや右アッパーを決めていきます。ブロッキング主体のディフェンスながらも攻防分離というわけでもなく、ワイドオープンで突っ込んでくる相手の入りに的確に合わせるインサイドからの右ストレート、左フックも見事で、何をやらしてもそつなく上手いという印象。(ボディを全くと言っていいほど打たない点だけが気になりました)
2回に右のショートフックカウンター、左フックで挑戦者の足元を揺らし、6回にも右クロス、右アッパーを次々に決めて大きなチャンスを演出したズビク選手。
このチャンスでチャージを強めた王者がやや疲れたのと、デラ・ロサ選手の突進&密着戦法に無理をしなかったのもあって判定まで行った試合でしたが、王者の堅実なボクシングに対して有効な手立てを全く見出せていなかった挑戦者で、途中で試合を止めても良かったように感じたワンサイドの試合でした。
公式のスコアは2人が120-109,117-111でズビク選手勝利、1人が115-113デラ・ロサ勝利。シロート採点120-108ズビク。
ズビク選手は28勝(10KO)。デラ・ロサ選手は22勝(7KO)1敗。
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Tough Victory for Brähmer, easy win for Zbik!
Brähmer retains WBO title(Fightnews)
セバスチャン・ズビク対ドメニコ・スパダ(2009/07/11)
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