box観戦記録

100%自分用のリストです

ナサン・クレバリー対ビリー・ボイル(2009/05/22)

2009-05-25 17:33:00 | ボクシング
英連邦ライトヘビー級タイトルマッチ

先週末の試合です。22歳のウェールズ人英連邦王者ナサン・クレバリー選手(Nathan Cleverly)がビリー・ボイル選手(Billy Boyle)に2回ストップ勝ちして保持する王座の3度目の防衛に成功した一戦でした。(体格比較)

引退したジョー・カルザギ選手の後継者との声もあるウェールズの新鋭クレバリー選手の圧勝でした。長身から打ち下ろす長い右ストレートや接近戦で力強く叩きつける左フックのボディブロー、顔面を突き上げる右アッパーなどで立ち上がりからペースを支配。2回に入って強烈なボディブローでボイル選手の動きを鈍らせた後に強い攻撃を連続で見舞った場面でボイル選手コーナーがギブアップの意思を示して試合は終わっています。
ちょっとバタバタしたボクシングというのか、まだまだ未熟な面も感じられたクレバリー選手ではありましたが、サイズを生かしたスケールの大きなボクシングに可能性を感じさせます。今後の成長に期待したいです。

クレバリー選手は16勝(6KO)。ボイル選手は12勝(7KO)2敗。




Cleverly, Mitchell victorious!(Alexey Sukachev/Fight News)
Nathan Cleverly Continues To Impress, Stops Billy Boyle In Second-Round(James Slater/EastsideBoxing)


●ライト級8回戦
ケビン・ミッチェル対ランキー・ウィルソン(2009/05/22)

WBO1位にランクされるスーパーフェザー級、ケビン・ミッチェル選手(Kevin Mitchell)がランキー・ウィルソン選手(Lanquaye Wilson)との8回戦に3回ストップ勝ちしています。

24歳の新鋭ミッチェル選手がシャープで力強いコンビネーションで立ち上がりからガーナ人を圧倒。鋭い左のジャブ、上下へ打ち分ける左フックのリード、伸びのある右ストレートなどの1発1発に力がこもっていてかつスピードあるパンチ、それを3発4発のコンビで放つミッチェル選手の攻撃はなかなかの高いレベルにあると感じます。
約1年前の米国初登場となった前戦(+それ以前)ではディフェンス面での甘さがとにかく目に付いたミッチェル選手ですが、この日はそういった危ない場面は皆無な快勝でした。
ステーブルメイトのニッキー・クック選手からタイトルを強奪していったWBO王者のローマン・マルチネス選手への挑戦が年内にも実現見込みだというミッチェル選手。チャンスあると思います。期待してその日を待ちたいと思います。

ミッチェル選手は28勝(21KO)。ウィルソン選手は12勝(7KO)4敗。(boxrecでは1勝3敗となっています)



ケビン・ミッチェル対ウォルター・エストラーダ(2008/06/07)
ケビン・ミッチェル対カール・ヨハンセン(2008/03/08)
ケビン・ミッチェル対エディソン・トーレス(2008/01/12)

ニッキー・クック対ローマン・マルチネス(2009/03/14)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿