ビクトル・ラミレス対エクトール・ソテロ(2008/12/04)

南米クルーザー級タイトルマッチ

今週末に本格派のロシア人ホープ、アレキサンダー・アレキセーエフ選手とのWBO暫定王座決定戦に臨む南米王者のアルゼンチン人ビクトル・ラミレス選手(Victor Emilio Ramirez)の昨年12月の試合です。地元アルゼンチンのブエノスアイレスで同国人のエクトール・ソテロ選手(Hector Ricardo Sotelo)との南米王座の防衛戦に2回ストップ勝ちして王座防衛に成功した一戦でした。

空位のWBO Latinoタイトルも賭けられていた一戦は、ラミレス選手の圧勝に終わっています。
初回から豪快な左フックでダウンを奪い、立ち上がってきたソテロ選手をロープに詰めてパンチを集めてスタンディングカウント(?)を追加。
続く2回開始早々に再び連打を集めた場面でストップを呼び込む圧勝でした。

ラミレス選手は13勝(11KO)1敗。ソテロ選手は18勝(6KO)10敗2分。


Abastoのタイソン(?)のニックネームを持つラミレス選手。よく発達したムキムキの上半身から放つ攻撃は力強いものでした。
ただ、ちょっとスピード感に欠ける感じで、また相手の攻撃に対する反応などを見る限り洗練された技巧みたいなものは感じませんでした。
身長のデータが無くはっきりとした事は言えないのですが、約188センチあるアレキセーエフ選手と比べると結構差がありそうな感じに見えました。(ラミレス選手が低い)
短い試合だったのでよくわからないってのが正直なところなんですが、アレキセーエフ選手との一戦は苦しいものになりそうです。サウスポーのアレキセーエフ選手のシャープなストレートパンチでビシバシ弾かれるラミレス選手、てな展開が想像されます。ラミレス選手の強打でアレキセーエフ選手が慌てる姿が見てみたいですが・・・

All set for the fighting action in Düsseldorf
Alexseev Düsseldorf Workout!

記者会見の動画があったんですが、同じ興業で行われる女子ボクシングのタイトルマッチの方が現地では注目を集めてるんでしょうか？アレクセーエフ選手は会見場の隅っこにいるのが一瞬映ってましたｗ
それにしても2人とも綺麗ですねぇ。女子ボクシングにはほとんど関心の無かったわたくしですが、この美女対決なら見てみたいかも・・とか思ってしまいましたｗ


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