聖地巡礼!ビートルズ誕生の物語 リバプールを訪ねて The birth place of the Beatles

The Beatlesゆかりの地を旅すれば、そこには驚きの連続が! マニアックなマジカル・ビートルズ・ツアーです、

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⑤リンゴの生家は取り壊されるところだった!

2016年09月17日 | 音楽

リンゴの生家は取り壊しを免れた!



リンゴスターの生家はディングルと呼ばれる、リバプールでも最も貧しい地域にあります。ディングルはリバプールの港から近く、当時も今も、荒廃した印象を与える、貧しい労働者階級の人々が住む場所です。
生家の住所はマドリン通り9番地(9 Madryn street)。ここをリンゴの父親はわずか週0.5ポンドで借りています。
リンゴはまさにこの家で1940年の7月7日に生まれました。ちなみにリンゴの本名はリチャード・スターキー。父親も同じリチャードです。
しかも、愛称も同じ「リチー」。ややこしいったらありゃしませんね。


この通りに立つ家々、つまり長屋は地区の再開発計画により、取り壊しが決まり、住民もすべて退去していましたが、2012年、リンゴの生家としての価値が見直され
元の住居群として1400万ポンド(およそ19億円!)をかけて再建されることが決まりました。


実際に訪れてみると、生家のドアはビートルズファンの落書きでいっぱい。人が住んでいない通りは、ミニゴーストタウンといった感じで少し不気味な感じもします。
リバプールは、実際に行ってみると、日本人には相当きれいな街に映りますが、リンゴの生まれ育ったディングルや後述するアドミナルグローブが属するリバプール8
(Liverpool Eight)と呼ばれる地区はすさんでいる印象を強く受けます。朽ち果てつつある建物や、スプレーによる落書きもあちこちに目立ちます。




リンゴが3歳のときに両親が離婚し、1944年、リンゴは母親エルシーとともにさらに家賃の安いアドミラルグローブ10番地(10 Admiral Grove)に引っ越します。
1階と2階にそれぞれ2つずつ部屋があります。ハンター・デイビス著「ビートルズ」(草想社)によれば、リンゴはこの家に引っ越したときのことを覚えているそうです。
それから、デビューした後ロンドンに移るまでリンゴは、大病で2度期入院した時期を除いてずっとこの家で暮らしました。
前と同様、非常に貧しいエリアですが、ここはリンゴの幼少から青春時代まで、数々の良き思い出がつまった家なのです。

デビュー直後に家の前でBBCによって撮影された有名なフィルムがあります。ファンで埋め尽くされた通りにジョージがオープンカーでリンゴを迎えにくる、というもの。
かなり、やらせ臭いですが、当時の雰囲気を今に伝えています。

ぼくが2004年にはじめてここを訪れたときも、そして現在(2016年)も、家は、質素な家々が並ぶ小さな裏通りでひときわ異彩を放つ、白とピンクに塗られていました。
車も入れない狭く、そして短い通りをはさんで、小さな家々がひしめいています。日本で言えば、豊かではないけれど人情豊かな下町の小さな路地裏、といった感じでしょうか。

リンゴたちが去ったあと、ここに40年間住み続けたのはマーガレット・グロースさん。彼女は、リンゴファンをこの家の中に案内することで稼いだお金をすべてチャリティのために寄付しています。
彼女は最近91歳でなくなり、この家は今年(2016年)3月にオークションにかけられました。7万ポンド(およそ1000万円 安い!!と思うのはぼくだけでしょうか?)で落札したのは
過去にジョージのスピークの家も競り落とした、ロンドンに住むビートルズファンの女性でした。彼女は他にもシンシアの家や、ジョンの母親ジュリアの家も所有しています。うらやましい限り・・・。



家のすぐそばにそびえ立つのは、リンゴのソロアルバムのジャケットの写真に使われたことでビートルズファンにはおなじみのパブ「エンプレス」。
写真の右側に見えるのがアドミラルグローブ。
さて、ぼくもパブの中に入ってみました。
地元の人たちが昼間から飲んでいます。中には目がすわった老人も。ちょっと萎縮しちゃう雰囲気。近所の人たちの憩いの場であることは確かなようで・・・。

建物の外壁には、John, Paul, George, Ringoの大きな文字や4人が描かれた絵が。いずれも2004年に訪れたときにはなかったもの。
なるべく原型をとどめておいてほしいファン心理をわかっていないなあ。

〜行き方〜
この2つの家には
タクシーによるビートルズツアーが立ち寄ってくれます。
市内中心部からそう遠くはないので普通のタクシーを利用するのもいいかもしれません。ぼくはレンタカーで行きました。
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