聖地巡礼!ビートルズ誕生の物語 リバプールを訪ねて The birth place of the Beatles

The Beatlesゆかりの地を旅すれば、そこには驚きの連続が! マニアックなマジカル・ビートルズ・ツアーです、

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⑥ジョンとポールが出会った運命の教会

2016年09月18日 | 音楽
ポール・マッカートニーとジョン・レノンには共通の友人がいました。彼の名はアイヴァン・ボーン。
1956年の7月6日、アイヴァンはポールに「友達のバンドが教会のお祭りで演奏するから見に行かないか」と誘います。
それがビートルズ伝説のすべてのはじまりでした。
ジョンとポールが出会った運命の場所は、二人の住んでいるアラートン地区からさほど遠くないウールトン地区にある、セントピーターズ教会でした。



教会のあるエリアはとても緑豊かで閑静な住宅街。生い茂る木々を両側に抱く細長いなだらかな坂を上りきったあたりに教会はあります。
1826年に建てられた教会の外壁は長い年月とともに深い色に染められ、周囲のどこからでも目に入る荘厳なたたずまいはこの地域一帯を一層格式あるものにしています。

ジョン率いるクオリーメンが演奏していたのは教会の前の芝生の庭。しかし、庭があった場所の半分は今では墓地になっています。元々の墓地が拡張されたそうです。
ジョンたちが実際に小さなステージの上で演奏していた場所は今も庭のままですが、教会の墓地とその庭の間には大人の身長くらいの高さの垣根と柵があり、入ることができません。



クオリーメンが演奏していたのは、上の写真の真ん中あたりに写っている大きな木の下あたり。この時の録音テープが1990年代になって奇跡的に発見されています。
録音されたものを聞いてみると、意外にもバンドの音のバランスが良く、ジョンの声がちゃんと際立って聞こえます。
ジョンの声が良く通る声であったこともその一因でしょう。その日、教会の庭園に、そして、ウールトン中にこの声が鳴り響いたことが想像できます。



ジョンとポールが初めて言葉をかわしたのは、教会から出て、坂を少し下り、左手の小道を入ってすぐのところにある教会のホールでした。
昼の部の演奏を終えたバンドがここで休んでいるときに、アイヴァンがポールを連れてきたのです。





ホールの壁にはそのときの様子が描かれた絵が飾られていました。ポールは背中に裸のままでギターをしょっていたのですね。

さてさて、そこでなんとびっくり。その歴史的場面に居合わせたクオリーメンのメンバー、レン・ギャリーさんがいたのです。



その週は年に一度のビートルズウイーク。リバプールのあちこちでビートルズにまつわるイベントが行われていて、
貴重な歴史の証人としてホールに招かれていた、というわけです。
とっても気さくで、優しい小さな目をした紳士でした。満面の笑みで握手をしてくれました。
「日本から来たの?この間、日本に行ったんだよ。ハイロウズの前座としてクオリーメンが演奏したんだ。いやあ、楽しかったなあ」
そうか、そうだった、思い出しました。それにしても、クオリーメンと一緒にツアーするなんて、ハイロウズ、やるなあ。


この日行われたウールトン地区のお祭りの様子を写した数々の写真が飾られている。トラックの荷台の上に乗っているクオリーメンの写真には
「キングス通り(Kings Drive)を行進してゆくクオリーメン。午後2時15分頃だろうか。このあと、数時間のうちに教会のホールでジョンとポールが出会い、歴史は変わることになる」
と説明文が添えられています。
これらの写真を撮影したのはクオリーメンのメンバーだったロッド・デイビスの父親、ジェームズ・デイビス。写真をとることが何よりの趣味だったジェームズは
この日のウールトン地区(リバプールの人々は「村」Villege と呼んでいました)のお祭りの様子をたくさん撮影しています。
トラックに乗ったクオリーメンを写したものはそのうちの貴重な1枚。



教会の墓地には有名な「エリナー・リグビー」の墓があります。
ホールは当時、教会の”ユースクラブ”の活動場所だったため、若者の賜り場でもありました。若者たちは墓地も遊び場として、ときにはデートの場所として利用されていました。
ポールは"Eleanor"という不思議な名前の女性の墓石に目を留め、それを覚えていたのでしょう。ちなみにRigbyという姓はリバプールでは珍しくないそうです。
また、ジョンの育ての親、ジョージ・スミスの墓もここにあります。



ジョンはこの教会の聖歌隊の一員でした。意外なことに、日曜学校にも欠かさず通っていたそう。

〜参考までに もし自力で行くならば〜
ここはメンローブアベニューのジョンの家からだと、歩いてでも行ける距離にあります。ジョンの家→ストロベリーフィールズ→セント・ピーターズ教会、といったコースがおすすめ。







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