Que sera,sera ~しゃべって・笑って・10番の一日~

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痛ましい事

2006-03-31 12:41:44 | おしゃべり日記
おとといの新聞やニュースを賑わせたのが、「姉歯氏の妻が自殺」というニュースだ。
自宅近くのマンションから、飛び降り自殺をしてしまった。
体調が悪くて入退院を繰り返していたらしいのだが、最近退院したそうだ。
その矢先の事だ。何ともやりきれないというか痛ましい事件である。

姉歯さんは加害者であるかもしれないが、奥さんに罪はない。
闇の深いこういうたぐいの事件には、いつも関係ない人が犠牲になる。
まったく悪い癖である。
被害者への支援はもちろんなのだが、
ある意味加害者サイドの支援も必要なのではないか。
加害者の家族などへの支援は、反発を買う見方もあるだろうが、
このような痛ましい犠牲をなくすためには、あっても良いと思う。
踏まえた上で、敢えて言わせて頂いた。不適切ならば申し訳ございません。

証人喚問で姉歯さんはこう言っていた事を覚えている。
「病気がちの妻がいて、収入がゼロになると大変だから、仕方なく(偽装を)やった。弱い自分がいた」と。
同情してはいけないのかもしれない。気持ちがわかってはいけないのかもしれない。
でも、あの証言に嘘はなかった。
双方に対して、可哀想だなあ…と思ってしまう私がいる。

姉歯さんは今、知人のホテルを転々として暮らしているらしい。
妻の自殺を知って何を感じているか。
一目会いたいだろうに、会いにも行けないもどかしさ。
やっぱり可哀想である。悲しい出来事である。
私のような気持ちを抱いている方々が、ほんの少しかもしれないが、いると思う。

だからこそ、支援というかバックアップは必要だと思う。
しかしながら、それよりなによりも大事な事は、早く偽装事件が解決の方向を向く事。
こんな犠牲を払わずとも、早期解決へ向かえば良い話なのだ。
責任を逃れようと頑張っているアホや、破産して逃げようと考えている戯け者。
こんなヤツらがいる限り、犠牲が止まらないのかもしれない。
早く解決・もしくは和解へ向かってほしいと、切に切に祈るばかりだ。



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