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今年もやってるやってる~

興毅、安易な挑戦者に圧勝

2013年07月30日 04時42分58秒 | 世界ボクシング
先週23日火曜日、東京ビックサイトで行われた試合結果です。
WBAバンタム級戦(レギュラー王座):
王者亀田 興毅(亀田)判定3対0(117-109、119-107、118-108)挑戦者ジョン マーク アポリナリオ(比)

*画面の右上(だったと思います)に、「世界3位の強豪と対戦」とありました。これって真っ赤の大嘘ですよね。挑戦者アポリナリオのこの試合を含めての過去5戦の戦績は1勝3引き分け1敗と散々なもの。よくもまあ今回の世界戦に出場できたものです。サイトによっては「国内王者レベル」と書かれていましたが、この比国人の実力はそのぐらいでしょう。

好コンディションで試合に臨むことが出来た興毅。バランスはいいのですが、スタンスが広すぎるため、攻防分離の傾向がまだまだ残っています。色々試そうとしているのは分かるのですが、そろそろ自分のスタイルを身に着けるべきです。個人的にはプレッシャーをガンガンかけるも、カウンターも取れるスタイルが合っているように思います。

10回、きれいに右フックを当てダウンを奪った興毅。しかしこの回はダウンがなければアポリナリオのラウンドだったでしょう。最終回、左ストレートとそれに続く連打でダウンを追加した興毅。この階級で強打者ではありませんが、パンチを当てる感はいいようです。

試合後、4階級制覇を目論んでいると公言した勝者。興毅云々ではなく、安易な複数階級が主流の今日。身のある防衛回数更新を目指してもらいたいものです。まずは4月に苦戦を強いられたパノムルンレック カイヤンハーダオジム(タイ)との再戦を行うべきでしょう。

   

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