DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ビタリ、楽勝

2011年09月14日 03時10分59秒 | 世界ボクシング
先週末10日土曜日、ポーランドで行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦:
王者ビタリ クリチコ(ウクライナ)TKO10回2分20秒 挑戦者トーマス アダメク(ポーランド)

*ヘビー級第4の男とされていたアダメクでさえ相手になりませんでした。

とにかく両者の対格差には驚かされました。前日軽量などで両者が並んだ姿を何度も目にしていました。しかし実際にリングで対峙した時、その差が一段と大きくなった気がします。アダメク、ビタリと比べて少なくとも二回りは小さく映りました。ビタリが腰をグイッと落としてもなお、その差が縮まることはありません。

身長差はもちろん、両者のリーチ差も圧倒的に違いました。アダメクがいくら頑張ってもそのパンチは中々届かず。逆にビタリの場合、自由自在にパンチを放っていきました。体格差はもちろん、両雄のパンチ力も桁が違っていました。アダメクのパンチはほとんど効かず(その前に当たらず)。しかしビタリは一発でアダメクの動きを止めることが出来ました。6回にダウンを奪ったビタリ(実際はロープがなかったらダウンとみなされたため)。試合は長引きましたが、狙えばいつでも試合を終わらせることが出来たでしょう。

9回までの採点も3人のジャッジ揃って90対80でビタリを支持。両者の実力差はありすぎました。

予想外の楽勝で7連続防衛に成功したビタリ。その勝利を批判するつもりはないのですが、これだけ実力差がありすぎると「つまらな」という非難が出て当然です。
コメント
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