ピッカリングと輝けるか

5月13日にマサチューセッツ州ボストンのTD Banknorth Garden（旧フリート・センター、NBAセルティックスの本拠地）で行われる興行のメインは、ルイス・コラ－ゾ対リッキー・ハットンのWBAウェルター級タイトルマッチが予定されている（今月中旬に当地で正式会見の予定）が、そのアンダーカードとして、IBFフェザー級タイトルマッチ、ワルデミール・ペレイラ（ブラジル）とイシャム・ピッカリング（イングランド）の対戦が予想されています。

無敗のペレイラに挑むピカリングは1976年生まれの現在29歳、昨年10月にマイケル・ハンターに敗れ、保持していた英連邦及び欧州スーパーバンタム級王座から転落。12月には英国ノッティンガムで再起戦を飾っています。戦績は29勝4敗。

統一戦へ

フライ級王座統一戦:
WBO王者オマール ナルバレス（亜/7連続防衛）対IBF王者ビック ダルチニアン（豪/3連続防衛）
6月3日、WBCライト級戦ディエゴ コラレス（米）対ホセ ルイス カスティーリョ（メキシコ）の前座にて。
亀田 興毅（協栄）、ホルヘ アルセ（メキシコ）の介入で俄然注目度アップのフライ級。好勝負に期待。

WBAバンタム級王座統一戦:
正規王者ウラジミール シドレンコ（ウクライナ）対暫定王者ポーンサワット クラティンデーンジム（タイ）
正規王者シドレンコのホームグランド、ドイツで開催予定。

WBOミニマム級戦:
王者イバン カルデロン（プエルトリコ）対3位ミゲル テジェス（ニカラグア）
こちらは「統一戦を熱望」するカルデロンの防衛戦。標的のIBF王者モハメド ラクマン（インドネシア）の防衛戦が延期に次ぐ延期。現役最軽量級超安定王者カルデロンは、ひたすら我が道を行く。