日々是楽!(Enjoy it every day!)

アウトドア親父の徒然日記・・・。親父がその平凡な日々の中で楽しい美味しいと思ったものを気ままにメモ。
By だいりん

「四月になれば彼女は」川村元気!

2017-06-07 22:00:04 | Book
2016年11月発刊の川村元気さんの「四月になれば彼女は」。
自分が想像していたよりも、かなり美しい恋愛ストーリー?元カノから送られてくる手紙を元に話が展開していくが、途中何となく結末を想像できちゃったのは自分だけ?でも、この手の設定って多いよね。どうも、爽やかな恋愛小説なんだろうが新鮮さがまるでない?この手の設定ってメジャー級?
もうちょっと、ひねりが欲しかったというのが本音だ。典型的なお涙頂戴恋愛小説と命名だ。
でも、川村氏の作品はどれもジャケデザインがいいよね。何となく手にしたくなる。この青い空も爽やかでタイトルとあっている。典型的なラブストーリー欲している方にお薦めだ。
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決戦 川中島!

2017-03-28 00:22:05 | Book
複数の作家がタイトルになっている合戦に関わった異なる人物を描くオムニバス歴史小説「決戦シリーズ」はどれも面白い。
そんな中、とうとう「決戦 川中島」が登場だ。そりゃ〜関ヶ原や大阪冬夏の陣、本能寺ときたらこの川中島は外せないだろう。

実は、自分は若き頃結構な歴史好きだったのだ。歴史好きがこうして、社会だけは中学生の時は3年間1度もテストで間違えたことがなく、要は3年間全てのテストで100点。偏差値もほとんど70以上。全国順位も全て1位。今や自慢話(社会だけってのが悲しいが・・・)だが、それほど実は歴史が好きだったんだよねぇ〜。そんな自分が1番好きな武将が断トツで「上杉謙信」!もう数えきれない程の歴史本読んだが、謙信に勝る武将は見当たらない。
人気の決戦シリーズだが、この川中島は断トツで秀作だ。これは誰もが思うのでは?とにかく読ませるし、面白い。川中島と言えば「甲斐の武田信玄vs越後の上杉謙信」の対決だが、実際に勝ったのはどっち?・・・実は答えがない。

一般的には午前中は謙信、午後は信玄の勝利っと言われるが、個人的には相手の策を見抜いた上に、武田軍の飛車格レベルの重要武将たちを討ちとった上杉軍。やはり実質的な勝者は越後勢と考える。うん、やはりこの川中島の決戦だけで言えば勝者は謙信だよ。

話変わるが、もし上杉謙信にもっと私利私欲があれば、歴史はかわっていたかもね?もし、信玄&謙信や毛利元就等々の名将たちがもっと長生きしていたら?ホントに信長、秀吉、家康は生き抜いていただろうか?逆にもし伊達政宗があと10年早く産まれていれば・・・?などこの時代の微妙な時間差?すれ違いってホント面白いよね。

謙信は「敵に塩をおくる」ということわざ通り「」の人だ。正義のために戦った人だけに、もし天下統一の欲がもっとあれば、個人的にはこの上杉謙信が天下をとっていたと思う。やはり謙信はすごい。

少々脱線してしまったが、この決戦・川中島は読み応えあって面白い。お薦めだ。
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「バベル九朔」万城目 学!

2017-03-09 23:59:52 | Book
2016年3月発刊の万城目氏の「バベル九朔」。
あれっ、今までの万城目作品とはちょっと違う?っと言うか全然雰囲気が違ってまさに新生万城目?・・・っと期待して読み進めたが、途中から更に???
だって、面白くないのだ。何んなのこれっ?

簡単に言えば謎のファンタジー作なのだろうが、とにかく暗いし、どうも理屈もわからないし、テーマもよくわからない?何を描きたいの?これっ万城目氏の自伝?さて???
帯にも万城目ワールド10周年とはかかれているし、確かに最強の「奇書」とも書かれているが・・・?どうなのよ?

結局のところ、面白ければいいんだけど、それもイマイチ?もっと面白可笑しい方が万城目ワールドと言えるのでは?まるでカバーの色のような作品といえるのは自分だけ?う〜ん、イマイチな読後感だ。
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「水やりはいつも深夜だけど」 窪 美澄!

2017-02-09 00:01:51 | Book
「ふがいない僕は空を見た」の窪 美澄さんの2014年11月発行の「水やりはいつも深夜だけど」。
窪さんと言えば、過激な性描写も含めリアルな恋愛心情を描くことで人気だが、本作はいつもとはちょっと違う。今回はどこにでもある子供のいる家族の何気ない悩みを描く。ホントどこにでもありそうな家族の短編5作だ。

ママ友の前でセレブママに成り済ましたブロガーの悩み、育児にからみ微妙にすれ違う夫婦問題、障害児の妹をもったことで自分の子供へも過度に心配してしまう妻、親になった妻から逃げ浮気の誘惑にゆらぐ父親、再婚したことで義母、義妹との関係に悩む娘・・・など、一見どこにでもある話だ。

やはり窪さんはホント上手い!でも、ちょっと気になるのがどれもラストがいい形で終わる。なんて言うんだろう?ひと言で言えばどれも良い話になっている。それはそれでいいんだろうが、個人的には天の邪鬼なのか?窪さんであればもう少しブラックっぽい話の方が面白いのでは?まぁ〜全体的には面白かったんだけどねぇ〜。

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「カエルの楽園」百田 尚樹!

2017-01-08 17:40:29 | Book
話題の百田尚樹氏の最新作の「カエルの楽園」!
その本人が最高傑作と評していることから発売前から話題となっていたので期待大だ。
表題通り本作はカエルたちの話だ。百田氏が描いたスズメバチたちの熾烈な話の「風の中のマリア」も秀作だっただけに今度はカエルたちをどう描くのか?興味津々。

なるほど、厳しい生死をかけながら楽園を探すアマガエル2匹が、ある平和な楽園にたどり着く。何故、このエリアだけ平和が保たれているのか?その謎を解き進めていくとある教えがキーワードとなっていることに気付く。さて、その教えの謎は?
文章は何となく童話を読んでいるようなのだが、実は内容はすごく深い。先も読めちゃうし、大して珍しい話でもないし、決して奇抜なストーリーではない。だけど面白いのだ。まさにあっという間に読破。娯楽作としてなるほどお奨めだ。

しかし、百田氏はこの生き物ネタも面白いし、歴史&時代劇ものもあったり、ブラックユーモアありととにかく幅広い。最近、読書から離れているなぁ〜という方にぜひ手にしてもらい1冊だ。2017年最初の1冊目は大満足。
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「サブマリン」伊坂幸太郎!

2016-12-19 15:14:23 | Book
伊坂幸太郎氏の代表作の1つチルドレン」の続編となる「サブマリン」だ。
おいおい、チルドレンと言えば充実している初期作の中でも代表作の1つ。その続編が12年ぶりに登場とくれば期待しないはずがない。主人公は、個性のかたまりのような陣内さん。あの陣内さんももういい歳なんだろうけど、雰囲気はかわらず12年前と同じ。
「チルドレン」は、始めは何だかバラバラだったものが、読み進めるうちのパズルのように組み合わさっていって、あぁ〜あの時の・・・おぉ〜こうくるかぁ〜・・・など、読破後はなるほど幸太郎氏上手いなぁ〜っと納得させられたものだ。

ところが、本作はそのような幸太郎氏得意の時間差攻撃などヒネリはちょっと不発?確かに終わってみれば、あの時の〜ということにはなるのだが、今回は上手さは全然感じない。結局は、陣内さんのキャラクターが全てというレベルに終わってしまっている。まぁ〜内容は面白くないということではないのだが、何か期待が大きかっただけに、ちょっと不発。
あの頃の、幸太郎作品はどれも細かな計算の上になりたっていたが、最近はどうも軽い作品に終わってしまっているのが残念でならない。

本作は、まずまずという出来?次回作に期待しよう。
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「真実の10メートル手前」米澤 穂信!

2016-12-13 22:24:26 | Book
2015年12月発刊の米澤 穂信氏の「真実の10メートル手前」。
話題となった「王とサーカス」には個人的にはちょっとがっかりさせられた?自分的にはどうも面白さが全然わからなかった?さて、その次回作は王とサーカスの続編となるがどうなのか?
簡単に言えば、女性フリージャーナリスト太刀洗さんの事件簿って感じだ。短編6編となっていて決してミステリー作という訳ではない。まさに事件簿なのだ。各事件の謎解きではなく、真相を探っていくという流れだ。
う〜ん、なんだろう?自分的にはえらく単調っていうか?やはり面白がわからない。無理矢理的やえぇっ〜っていう点が多い。人気となった「満願」は確かに面白かったが、その後の米澤作はう〜ん???自分的には思いっきり凡作。もう〜今後はいいかなぁ〜?と思わせる。2作続けて期待を裏切ったもんね。でも、この太刀洗シリーズ面白いって方もいるんだよなぁ〜?不思議。
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「また、同じ夢を見ていた」住野よる!

2016-12-01 00:35:25 | Book
デビュー作にして25万部を超える大ベストセラーとなった「君の膵臓をたべたい」の住野よるさんの第2作の「また、同じ夢を見ていた」。
とにかくあれだけ話題となったデビュー作だっただけに、誰もが思いっきり次回作に注目してしまう。前作は余命いくばくかの元気な女子高生の話だったが、今回はうってかわって学校に友達を必要としない女子小学生の話だ。
とりあえず、デビュー作以上に難しいテーマにチェレンジしている。読み始めは主人公が女子小学生なだけに、どうも軽いなぁ〜っと感じたが、実はそうではない。哲学書ばりに「幸福」とは何か?を追い求める。テーマだけで言えば、ホント重くて難しいのだが、それを実にファンタジーっぽく描いているからすごいのだ。

そうだっ、誰もがジブリ作をイメージしたのではないだろうか?少女、猫、老婆、リストカット経験のある理解者ら・・・等々、登場人物がまさにジブリなのだ。なるほど、ジブリが作成したらきっと良い映画ができるはずだ。
本作は予想通りの出来と言っていいのだろう。しかし、この歳のオヤジにとっては、流石に女子小学生の物語は少々きつい?完成度も高いとは思うし、その才能も疑う余地はないと思う。でも、オヤジにはちょっと・・・というのも理解してもらって、次回更に期待したいと思う。
しかし、この著者の住野よるさん、性別から年齢まで謎だらけ????どんなカタなんだろうね〜?
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「火花」又吉直樹!

2016-11-19 15:45:54 | Book
今更ですが、2015年上半期芥川賞受賞作、あのピースの又吉直樹氏の「火花」をようやく読み終えた。
話題になっていたので初版本でゲットしていたが、予想以上の評判にどうも勝手に冷めてしまって今までずーっと手にしてこなかったのだが、何となく話題性もおさまってきたということで読破だ。俺って天の邪鬼?

結論から言うと、買わなければ良かった!っと即断だ。おいおい、これが直木賞?それどころか、これを面白いという方がいるってホント?正直言って予想通りなのだが、ずばりどこが面白かったのか?教えて欲しいほどだ。確かに、ぱっと見、一生懸命に玄人っぽく書こうという心構えは伝わってくる。でも、それがモロに素人が色々難しい言葉や言い回しを使い回しています!っていうレベルでどうも入ってこない。

更に、自分には内容も全然面白い点が見つからなかった。何より漫才師が書いた漫才ネタが全く、いやっホント全く面白くないってどういうこと?もう耐え難いほど面白くないネタだったけど?今回、自分は下らなくてもネタが面白いものだと期待した。ところが、面白さがまるでない。
そして、漫才にとっては最重要のオチががもう我慢できない程、自分の嫌いなパターン。何なの、あの〆は?くだらないというか?プチ怒りに近いような思いまで沸き上がってきた。ネタバレはしたくないので、詳細には触れないが、好きとは言えない芥川賞だが、それでもあんな下品な下ネタで締めくくった作品が選ばれるようでは終わっている。

ならば読むな!っという方もいるかもしれないが、自分は借りてきた訳ではくしっかりと金払って読んだのだ。自由に講評する権利がある。又吉さん、このレベルでは作家というより、もっと基本の漫才ネタから見直した方がいいのではないだろうか?かなりのガッカリ評価。買うんじゃなかったぁ〜。
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「陸王」 池井戸 潤!

2016-11-12 15:43:59 | Book
半沢直樹」や「下町ロケット」などTVドラマの大ヒットにより、今や超売れっ子作家の1人となった池井戸 潤氏。
そんな池井戸氏の最新作「陸王」は、老舗足袋メーカーが、会社存亡をかけてランニングシューズの開発に打って出るという、何となく下町ロケット等につながる中小企業の挑戦物語だ。
スポーツ好きの自分にとって池井戸氏がスポーツシューズ開発をどう書くか?すごく楽しみにしていたが、読み始めてすぐに何となくストーリーが読めてしまって・・・・それも残念ながら予想通りすすむ展開。おいおい、ネタバレしてしまうので詳しくは語らないが、面白いんだけどワンパターンと言われても仕方ないレベル。
う〜ん、なんだろう、すご〜く面白いんだけどなぁ〜。でも、この手の話書かせたらホント上手い。特に銀行がからむと流石元銀行マンだけに奥が深くなる。今回も味方と適役の銀行マンがいいポイントになっているもんねぇ〜。
しかし、池井戸作品はどれもあっという間に読破してしまう。内容がよどみないんだよね〜。次回作も期待大だ。
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